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老若男女楽しめる青春物語。特に10代の若者に観てほしい!『天気の子』

前作『君の名は。』から3年、いよいよ新海 誠監督の最新作『天気の子』が公開されました!!
ええー、『君の名は。』の公開からもう3年も経ってるのか、時の流れは早いですね・・・

意図的なものなのか、ただ自分が見逃しているだけかもしれませんが、今回は、公開前の宣伝もあまりみかけず、それどころか公開前の試写会も行われないという徹底的なネタバレ対策っぷりに驚きました。
理由としては、まだ作品の編集が完了していないからということでしたが、まあ前作があれだけ盛り上がったら、ネタバレに対しても慎重にもなりますかね。わざとでなくても、SNSやブログで遠慮なくネタバレを飛ばしてしまう人もいますからね。

注目度が高ければ高いほど、初日や公開最初の週末に観に行く人が多いはず。
私もうっかり自分のSNSアカウントでネタバレをくらってしまう前に、さっさと映画館で鑑賞してきました!
金曜日の夜に鑑賞しましたが、劇場はほとんどの席が埋まっていましたよ。

天気の子

監督 新海 誠
脚本 新海 誠
出演者 醍醐 虎汰朗
森 七菜
小栗 旬
本田 翼
倍賞 千恵子
吉柳 咲良
平泉 成
梶 裕貴
公開 2019年
製作国 日本

あらすじ

「あの光の中に、行ってみたかった」

高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。
しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。

彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。
そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。
ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らすその少女・陽菜。
彼女には、不思議な能力があった。(公式サイトより)

新海 誠監督の最新作。氏にとって本作は、7作目の作品となります。
音楽は、前作『君の名は。』同様RADWIMPSが手がけています。

主演を務めるのは、2000人のオーディションから選ばれた醍醐 虎汰朗さん、森 七菜さん。
そのほかにも小栗 旬さん、本田 翼さん、倍賞 千恵子さんなど、豪華な俳優陣が役を演じています。

かなり若者向け!?

男女の青春物語。うんうん、今作も甘酸っぱかった〜
前作以上に恋愛要素が強めで、10代の若者向けという印象があったな。
ストーリーや作品のテーマも若者向けでしたよね。

主人公の穂高と陽菜のやりとりは、甘酸っぱくてかわいいかったですが、そのほかのキャラクターの描かれ方がちぐはぐだったような気がします。
そのキャラそんなこと言うのかな?そんな行動とるのかな?と、うまくキャラクターが活かされていないかな?と思うシーンも多々ありました。

リサ

新海監督の作品は鬱エンドが多いと聞いていたので、もしかして今回は・・・と、身構えていたのですが(笑)、そんなことはなかったですね

選ばれた男女が、自分自身で道を切り開く!

異常気象の影響により、雨が続く東京。

島での暮らしが息苦しくなった穂高は、家出をし東京へやってきます。
危険な東京で、なんとか仕事をみつけ、こき使われながらも充実した日を過ごしていました。そんなある日、ひょんなことから彼は100%晴れにすることのできる女の子、陽菜に出会います。
陽菜と出会ったことで穂高の運命は大きく動かされ、それまでの人生をひっくり返されるような大きな出来事に巻き込まれていく・・・

16歳の女の子と、15歳の女の子の恋愛模様を描きながら、成長していく姿も描く、青春物語。
ストーリーは老若男女楽しめる内容でした。ファンタジー要素あり、冒険要素ありの、エンタメ映画で、どの層でも楽しめるように意識して作られているのではないでしょうか。
ストーリー展開はまあハッピーエンドにするのであれば予想通りの展開かなと。上映後に友人にいわれて気づいたのですが、終盤はかなりエヴァの破の展開に似てましたよね

天に選ばれてしまった子どもたちは、天の声に従い生きるのか、それとも自分の力で自分の未来を切り開くのか、穂高と陽菜は、いくつもの選択を繰り返し、自分の未来を変えていくのです。
まだ自分の運命がわからない、人生が定まっていない純粋な若者だからこそ、大人や世間に影響されず、自分の未来は自分たちで決めていい、決めることができるんだ、ということを監督は伝えたかったのかなと思います。

リサ

テーマから考えると、今作のターゲットはがっつり10代の若者に絞っていたんじゃないかな。前作の方がもう少し大人向けな作品でした。

今回、新海監督は『君の名は。』のような一般受けしやすい作品でくるか、はたまたご自身の趣味全開でくるか、監督の選択にわくわくしていましたが、結果はごりごりに一般受けしやすい作品を持ってきましたね!

まあおそらくスポンサーの影響もあるかと思います。というのも、劇中に登場するあらゆるものが、正式名称で使われていたんですよ。
チキンラーメン、ポテトチップス、カップヌードル、ポカリ、ほろよいにプレモル、さらには食べ物にとどまらず、Yahoo!知恵袋、iPhone、iPhoneの着信音、カラ館、バーニラバニラ(笑)などなど・・・
そこまでこだわる!?ってくらい、世界観の描写はリアルを意識されていましたね。
あれだけスポンサーついていたら、ビジネスのことを考えると挑戦しずらかったんじゃないでしょうか。

リサ

いろんなものが正式名称だったから、逆にスポンサーじゃないドン・キホーテが「デン・キホーテ」になっていたのが、かえって気になりました(笑)

キャラ設定に穴あり?

あくまで穂高と陽菜の恋愛、成長物語がメインなので、2人が心を通わせていく描写はおもしろかったです。
私が一番よかったなと思ったのは、穂高、陽菜、陽菜の弟の凪の3人で家出して、ラブホで一晩過ごすシーンかな。
状況的にはひっ迫しているけれど、3人(特に穂高と陽菜)が年相応の子どもらしく楽しんでいてほっこりしました。守りたい、その笑顔。

穂高はなよっとしている系の主人公で、今風って感じでしたね〜
瀧くんもなよっと系だし、新海監督の好みなんでしょうね(笑)
感情の幅が大きくて、ちょっと情緒不安定要素が多かったけど、まあそれも思春期の男の子らしいっちゃらしいですよね。私はしっかりしろ!と喝を入れたくなることもありましたが(笑)

今回は推しが生まれなかったな〜
そういや前作も特にこれといった推しは生まれなかったし、新海監督のキャラはあまり私の好みに合わないのかも。
あとキャラクターの立ち位置が前作と似てたのがやや新鮮味に欠けました。男女の主人公、お姉ちゃんを支える下の兄弟、キーパーソンとなる大人、物語を支えるおじいちゃんおばあちゃん、ってほぼいっしょだな!?

キャラクターたちの設定もいくつか気になる点が。
穂高の、なんとなく息苦しくなって島を出た、というのはまあわかります。島で何があったかをあえて描かないのもいいと思います。

一方、陽菜のお母さんが病死する設定って必要だったのかな・・・
お母さんの死が、劇中のどこかで活きてくるなら意味もあると思うんですよ。ところがお母さんの死は、あくまで陽菜が晴れ女になるきっかけであって、それだけなんですよね。
例えば空に上がった陽菜をお母さんが助けてくれるとか、陽菜がつけていたチョーカーはお母さんにもらったものだとか、ちょっとしたことでもお母さんの死が物語において意味があるべきだと思うんですよね。

私が一番気になったのはそこでした。他にも凪のクライマックスの「お姉ちゃんを返せよ」に、凪はそんなこと言うような子だったかな?と疑問を感じたり、須賀の意志ブレブレすぎだろ、と気になったりも。
主人公2人の世界観を描くために他のキャラクターが配置されているから、キャラクターの設定が2人の選択によって書き換えられているような印象を受けました。

リサ

警察の描き方が妙に悪意あって笑いました。
過去にトラブルでもあったのかな(笑)

雨をうつくしいと感じる映像美

映像のうつくしさは事前に十分伝わっていましたが、やはり映画館の大きなスクリーンでみるべし!
特に新宿や秋葉原、代々木など東京のごみっとしたエリアが舞台なので、建物などの街の描写が細かく、かつリアルに描かれています

リサ

大きなスクリーンで堪能しながら、ここはあの場所だ、これきっとここだな、などと楽しむのもいいかもしれませんね!

もちろんリアルを追求した背景のうつくしさや、質感も相変わらず素晴らしかった!本物の世界の中にアニメのキャラクターがいるような錯覚に陥りますね。
今作で気合が入っていたのは、やはり雨や水の描写ですね。地面に落ちて跳ねる雨の雫が、まあうつくしい。雨が降っているだけの映像をずっとみていたくなりました(笑)
雨も、降り方によってタッチが異なるので、シーンに合わせて異なる雨の降り方もみてみるとおもしろいかも。

新海監督は自然の描写が素敵ですよね。
雨だけでなく、クライマックスの空のシーンの迫力、緩急などの描き方がよかった。スクリーンに引き込まれました。

そうそう、今作では前作を鑑賞した人なら全員、まじで!?となるような、ちょっとしたサプライズがありますよ。
大人になった彼の声にどっきどきでしたわ。いい声〜

総評

評価

ストーリー
(3.5)
キャラクター
(3.5)
キャスト
(3.5)
演出
(3.5)
映像・音響
(5.0)
総合評価
(3.5)

良かった点

  • 街並みの書き込み
  • 老若男女楽しめるストーリー

悪かった点

  • キャラクター設定

まとめ

テーマはかなり若者向けでしたが、ストーリーはわかりやすかったので老若男女楽しめる作品でした。
新海監督のクセあまり強くなく、大衆向けに仕上がっているところは、ライト層とファンの間で賛否両論別れそうですね。

相変わらず映像のうつくしさは突出しているので、ぜひ劇場の大きなスクリーンで堪能していただきたい!

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