毎月「ムビチケ」プレゼント企画実施中!

ヴェノムのギャップにやられたぞ!彼は果たしてヒーローなのか?それとも・・・『ヴェノム』

今やすっかり映画界を牽引する一大ジャンルの一つとなっている「マーベル(MARVEL)」
マーベル作品のキャラたちがクロスオーバーした映画プロジェクト「マーベル・シネマティック・ユニバース(通称MCU)」は、あらゆるユニバース作品を生み出すきっかけともなりました。

私もその流れを受けて、一MCUファンとして毎回新作を楽しみにしています。
特に現在(2018年11月)は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の続編『アベンジャーズ4(仮)』を待っている状態なので、もうモヤモヤそわそわが消えませんね(笑)

そんな中、ソニーが新たな「マーベル」キャラクターを主人公に据えた新作を発表!
その名も『ヴェノム』

いやー、発表を聞いた時は「ついに来たか!」という気持ちでした。
『スパイダーマン3』では一応顔だけ出しました〜みたいな登場だったヴェノムが、いよいよ主役でスクリーンに帰ってくるわけです。

気になってはいたのですが、この手の作品は原作を知っていた方が絶対に楽しめるんですよね・・・

ヴェノムの知識ゼロでも楽しめるのだろうか、という不安もありましたが、まあ他のマーベルのキャラも詳しいわけじゃないな、と思い直したので(笑)、気にせず鑑賞してきました!
一応ソニー側は、スパイダーマン:ホームカミング』の世界と繋がっているとは言っているので(これに対してマーベルがノーセンキューって感じなのがまた面白い)、まあ今後のためにもチェックしておきましょうね。

にも

私が生まれ変わったらなりたい男の一人、トム・ハーディが珍しくアメコミ映画の主演やってるし・・・

ヴェノム(Venom)

監督 ルーベン・フライシャー
脚本 スコット・ローゼンバーグ
ジェフ・ピンクナー
ケリー・マーセル
ウィル・ビール
出演者 トム・ハーディ
ミシェル・ウィリアムズ
リズ・アーメッド
スコット・ヘイズ
リード・スコット
公開 2018年
製作国 アメリカ合衆国

あらすじ

敏腕記者エディ・ブロック(トム・ハーディ)は、人体実験で死者をだしているという<ライフ財団>の真相を追う中、ある“最悪な”ものを発見し、接触してしまう。
それは<シンビオート>と呼ばれる地球外生命体だった。

この意思を持った生命体との接触により、エディの体は寄生され、その声が聞こえるようになる。
「一つになれば、俺たちはなんだってできる」とシンビオートはエディの体を蝕み、一体化し、ヴェノムとして名乗りを上げる。
ヴェノムはそのグロテスクな体で容赦なく人を襲い、そして喰らう。
相手を恐怖に陥れ、目玉、肺、そしてすい臓…体のどの部位も喰い尽くす。

エディは自分自身をコントロールできなくなる危機感を覚える一方、少しずつその力に魅了されていく――。(公式サイトより)

スパイダーマンにとって、そしてマーベルの中でも凶悪なヴィランとして存在する、「ヴェノム」の物語を映画化。
物語は、『Venom: Lethal Protector』『Planet of the Symbiotes』の2作を基に作られているそう。

監督には『ゾンビランド』『L.A.ギャングストーリー』ルーベン・フライシャー
主演は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』レヴェナント: 蘇えりし者ダンケルクでおなじみのトム・ハーディ

ヴェノムのキャラにギャップ!

ヴェ、ヴェノムかわいくない・・・?
なんか、私が思っていたヴェノムと違って、愛嬌があってびっくりしました(笑)
ヴェノムってお茶目なところもあるのかな?

物語はヴェノムの誕生ストーリーだったので、ヴェノムやマーベルに対する知識がなくても楽しめました!
MCUにも、今までのすべてのスパイダーマンシリーズにも繋がりを感じない、新しいシリーズの誕生でしたね。

宣伝ではかなりダークな雰囲気の作品感を押し出していましたが、いざ鑑賞してみると意外とコミカルなテイストも
新規層も取り込めるように作られているかな?
MCUやスパイダーマンシリーズどころか、アメコミを知らなくても楽しめる、アメコミ入門編映画です。

トムハ演じるエディとヴェノムのやりとりがなかなか面白く、バディムービーとしても楽しめました
トムハの演技がすごいって巷で噂でしたが、たしかにすごかった。彼の一人二役も見どころですね。

にも

トムハの見た目でダメ男ってたまらんです〜

ヴェノム、誕生!

スパイダーマンの最強の敵として人気のキャラクター、ヴェノムの誕生・活躍を描いた本作。
ヴェノムは、どうやって地球にやってきたのか、なぜ生まれたのか、本作を観るとその謎が明かされます。

物語のざっくりとした流れを紹介すると、前半は、のちにヴェノムと共生する主人公、エディ・ブロックの物語が描かれ、後半はエディとヴェノムが互いに共生し始めるまでが描かれています。

正直、構えていたようなダークさはなく、意外と気軽に観られるライトな雰囲気でした。
映像や画面の仕上がりはがっつりソニーだけど、中身はややマーベル寄り、みたいな。
先ほどもちょっと書きましたが、新規層やヴェノムのファンではないひとでも楽しめるように工夫しているのが伺えました。

タイトルで「ヴェノム」と言いつつも、ヴェノムは人に寄生しないと地球では生きていけないので、「箱」探しをします。
ヴェノムのターゲットになる男がエディなので、エディというキャラクターにフォーカスが当てられるのですが、ここはちょっと長ったらしかったような気も

にも

前半はトムハのころころ変わる表情や感情豊かなキャラクターを堪能しましょう(笑)

そしてエディがようやくヴェノムと出会う後半。
エディとヴェノムとのやりとりが、コミカルなバディムービーのようで意外でした。
ヴェノムがエディのことを完全に支配して、エディもヴェノムの力に魅力を感じていく・・・という流れかと思いきや、友達のような、相棒のような関係性。

人間を食い荒らそうと思っているくせに、エディの手助けをしたり、エディの恋を応援したり、なんだかヴェノムがとっても良いやつでした。

話の流れ的にはエディのパートがちょっと長くて、私としてはやっとか!と思っていたのですが、ここからラストまでのスピードが急に上がる上がる!
危機迫った状況ではありましたが、エディとヴェノムのやりとり(会話とか)もうちょっとゆっくりみたかったな〜!

ラストには「悪人は許さない」「弱者をいじめるものは許さない」という揺るぎない決意がエディとヴェノムの間に生まれていて、それが今後のシリーズに深く関わるんじゃないかなと思っています。
悪は徹底的に排除する、弱者をいじめる奴も徹底的に排除する、これが偏って凝り固まった考えになって、最終的に最恐のヴィランになるんじゃないかと個人的には考えています。

はたまた、善と悪を正しく把握する心を持ったヒーローとなるのか。続編が楽しみです。

にも

「We are VENOM.」のタイミングが最高にクールだった。

ヴェノムのイメージが変わる!?

ヴェノムというと、マーベルファンにめちゃくちゃ人気、スパイダーマンですら太刀打ちできないレベルで強い、という2つの印象がありました。

ありました。・・・が、
実際に映画を観たら、ヴェノムのイメージが180度変わってしまいました!
なんだあれ、なんかかわいくない??

にも

ヴェノムというか、ヴェノムちゃん的な愛らしさがあったよ・・・

エディに寄生した時は、多くの仲間を地球に連れてくることを目的としていたヴェノムですが、寄生したエディが自分と同じ「負け犬」だったことに共感したヴェノムは、彼と共生することを決めます
ただ、この、ヴェノムがエディに影響されて地球に残ることを決めた、というのがいまいち伝わりづらい

「お前が俺を変えた。」とか何とかっていうシーンがあるのですが、正直「え?そんなシーンあった?」とポカン
「(エディの)頭の中に入った」、「お前のことは何でも知っている」、と言っていたシーンもあったので、そこで前半のエディパートの出来事をトレースした、ということなんでしょうか。
エディも一度はヴェノムと決別したのに、結局最後は共闘しているし。
二人のやりとり面白かったし、関係性をもっと深く掘り下げて欲しかったところです。

でも私の中で確実にヴェノムへの好感度は上がりました(笑)
エディの行動で仲違いしてしまった元恋人のアンと、エディを仲直りさせてあげるなんて、超良いやつじゃん?

デザインも凝っていましたね〜
細かいところまでCGが作り込まれていてね。私は口元、歯の完成度に感動しました。
あとはエディが徐々にヴェノムになっていくシーンがかっこいい!
いやー中二病疼いちゃいますね、あんなん!

トムハの一人二役演技を堪能だ!

本作を楽しめたのは、トム・ハーディの表現力も大きく貢献していますね。
最近はぶっきらぼうな役が多いトムハですが、本作ではまるでダメなややクズ系主人公を好演。

ヴェノムに寄生されたせいで、頭がおかしくなるのですが、ころころ性格や言動が変わるヤバさが、まじでヤバい
レストランで大暴れするシーンは、あまりのイカれっぷりにみてられなくなるほど。
観客ですら目をつぶりたくなるシーンをやりきるトムハ、さすがっす・・・

トムハはエディとヴェノム両方を演じているので、二人の違和感ないやりとりにも感心。
いやあ、おどおどしたエディと、おどろおどろしたヴェノムを使い分けているのはすごいですね。

私がトムハのシーンで二大グッときたシーンは、まずアンとイチャイチャしてるときに、アンが自分のネクタイをエディの首にかけて犬のように引っ張るシーンがあるんですけど、その時にされるがままひょこひょこ着いていくトムハと、隣人のギター音がうるさくて、怒りたいのに良心で怒れなくて葛藤している時の顔です(笑)

にも

これから観る方、もう一度観る方はぜひチェックしてください(笑)

そしてエディの元恋人を演じるのは、『グレイテスト・ショーマン』の記憶も新しい、ミシェル・ウィリアムズ
彼女も最近コンスタントに話題作出てますね。
良いお歳なはずなのに、ミニスカートとブーツがあんなに似合うなんて・・・かわいい・・・

総評

評価

ストーリー
(3.0)
キャラクター
(3.0)
キャスト
(4.0)
演出
(4.0)
映像・音響
(4.0)
総合評価
(3.5)

良かった点

  • トム・ハーディの一人二役
  • ヴェノムのギャップ

ヴェノムが意外と良いやつでお茶目というのが、良い意味で衝撃でした。
本当のヴェノムのキャラクターを知らないので、ファン的にはどうなのか気になりますね(笑)

そんなヴェノムと一人二役で押し問答しているトムハも素晴らしい。

悪かった点

  • ヴェノムが地球に残ると決めた理由

なんとなくわかるんだけど、ちょっと強引な展開でヴェノムに共感しづらい。

まとめ

ヒーロー映画に欠かせない、激しいアクションも見どころ!ですが、アクションの見どころは正直予告で全部出切っちゃってるのが残念
盛り上がるシーンでも「ああこれ予告でみたな。」と思ってしまうので、宣伝ももう少し出し惜しみして欲しいですよね〜

強いて言えばヴェノム vs ライオットのバトルシーンが迫力あって興奮したかな〜
動物が激しく縄張り争いしているかのようだった・・・

近年シリーズ物が多く、なかなか新作映画を観に行く気がおきないこともありますが、本作は誰でも楽しめるアメコミ映画
ぜひアメコミ沼第一歩を踏み出すために、お気軽に映画館へ足を運んでみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です