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これが、ジャッキー!?復讐の鬼と化した彼の表情に注目!『ザ・フォーリナー/復讐者』

ジャッキー・チェン主演の最新作、『ザ・フォーリナー/復讐者』を鑑賞してきました!
ジャッキーの作品は、2017年に日本でも公開された『カンフー・ヨガ』以来、2年ぶり!

65歳と、世間的にはおじいちゃんの年齢になったジャッキーですが、まだまだ現役でアクションをこなしているようです。
今作は、いつものニコニコ笑顔は封印し、終始シリアスな役柄なのだとか
個人的には「アイヤ〜」と言いながらゴリゴリに敵を倒していくジャッキーが好きですが(笑)、たまには違う雰囲気のジャッキーを堪能するのもいいですね。

ザ・フォーリナー/復讐者

 

監督 マーティン・キャンベル
脚本 デヴィッド・マルコーニ
出演者 ジャッキー・チェン
ピアース・ブロスナン
公開 2017年
製作国 アメリカ合衆国
イギリス
中国

あらすじ

怒らせてはいけない人を怒らせてはいけない。
–優しい人が、最恐。

ロンドンでレストランのオーナーとしてつつましい生活を送るクァン(ジャッキー・チェン)。
平穏無事な生活を送っていた中、突然たったひとりの高校生の娘が無差別テロに命を奪われてしまう。
クァンは復讐の怒りに煽られ、静かに爆発していく。

彼は犯人を探すうちに、北アイルランド副首相のリーアム・ヘネシー(ピアース・ブロスナン)にたどり着く。
ヘネシーは、官僚としての仕事で過去に抱えた問題に脅かされていた。
クァンの犯人を追うあくなき執念が、昔アメリカの特殊部隊出身である事を浮き彫りにしていく。
次第に明らかになっていく二人の過去。

敵か、味方か・・・孤独な男たちの戦いは、想像もしない結末へと向かっていく―。(公式サイトより)

ジャッキー・チェン主演、ピアース・ブロスナン共演の、サスペンスアクション。
監督は、『007 ゴールデンアイ』『007/カジノ・ロワイヤル』マーティン・キャンベルが務めます。

まじでシリアスなジャッキーだ!

渋い!大人のハードボイルドな作品!
ストーリーも映像も重苦しくじめっとしていて、かなり大人向け。おじさまが好みそうな雰囲気でしたね〜
予告詐欺かと思っていたけど(笑)、あのジャッキーも終始怖い顔をしながらアクションをこなしていて、ぞっとしました。

リサ

笑わないジャッキーってあんなに怖いのか・・・

 
主人公が立ち向かう話かと思いきや、三つ巴戦のストーリー展開で、複雑だけど見応え満載のストーリー
ちらばっていた点が、徐々に結びついて線となっていくので、最初から最後まで、しっかり人物関係を理解しておく必要がありますね
最近のジャッキー映画は、頭使わなくてOK〜な作品が多かったので、してやられました(笑)

無差別爆弾テロの犯人を探す、という大枠の話は難しくはないのですが、「イギリスとアイルランドの関係性」が物語の背景にあるため、その知識がないとすやや理解しづらい箇所もあったかなと思います
これから鑑賞する方は、イギリスとアイルランドの歴史をちょっとさらってから観ると、より作品への理解度が深まるかもしれません。

三つ巴戦のサスペンス

ロンドンでひっそりと暮らす主人公のクァンたった1人の大切な娘が奪われてしまったことで、彼の中にとてつもない復讐心が芽生えてしまう。
復讐の鬼となった主人公は、ものすごい執念で犯人を探し出そうと奔走するのです。

主人公が犯人を探し出すストーリーが中心かと思いきや、実はそうではありません。
作中では、犯人グループと関係があるアイルランド副大統領のヘネシーが登場するのですが、彼もまた犯人がわらかず、自身の立場や名誉のためにも犯人探しに奔走するのです。

なんとしてでも犯人を見つけ出し復讐を果たしたいクァンと、暴走し自身の手に負えなくなっている犯人グループを抑えたいヘネシー、そしてアイルランド再興という目的のために暗躍する犯人グループ。
物語は、三つ巴戦となり展開されていきます。

三つ巴戦となるとあらゆる視点から物語が描かれるので、ストーリー展開が複雑になって見応えがありますね

リサ

私は気をぬくとすぐにボーッと映画を観てしまうので、常に頭をフル回転させながら頭の中で関係図を必死にかいてついていきました(笑)

実は実行犯の一部の素性は序盤で割れているのですが、そいつらがどう繋がってくるのかは、クライマックスになるまでわかりません。
散らばっていたピースがじわじわとハマり、繋がっていく本編後半は急展開が多く引き込まれました。

また、意外な人物が裏切り者だったりと、サスペンスならではの手のひら返しがあったりと、おもしろかったです。
ハードボイルドなサスペンスが好きな方にはハマること間違いなしの作品です。

冴えないおじいちゃんかと思いきや・・・

主人公のクァンは、最初は冴えない負のオーラ全開のおじいさんだったのですが、アイルランド副大統領のヘネシーに無下にされた瞬間、クァンの中の復讐心が爆発!!
恐ろしい復讐者へと変貌を遂げます。

とにかく、クァンの急な切り替わりがすごかった!
最初はレストラン経営者がどうやって巨大な組織に立ち向かうのだろうか、と思っていたら、あっさり爆弾を用意するんですよ(笑)
我々には何の説明もないまま、クァンが黙々と爆弾を作り、ガンガンとヘネシーに犯人の名前を教えるよう脅しをかけるんですね。
実際に映画を観るとより強く感じますが、えっ、このおじいさん急にどうしたの!?と動揺してしまいました(笑)

その後もしばらく説明がないまま、クァンはあらゆる爆弾をつくり、ヘネシーの元に送り込みます。
爆弾をつくって設置するまでの、鮮やかかつ慣れた手つき、そして警備員を次々になぎ倒す姿をみて、あ、この人ただものじゃないな、と気付けるのですが、クァンの正体は本編の後半に差し掛かるまで明かされません
クァンの正体はもっと早く明かされてもよかったんじゃないかな?ちょっと遅くなかったですかね?

彼は米軍に所属していた経歴があり、その経験が今回の復讐で活かされます。
まさか米軍にいたとは!これも急展開だったよ!あれだけの爆弾を1人でつくるには、米軍にいるのもまあ納得ですね。
ただ、米軍だった経歴は、あくまで事実で処理されてしまうんですよね。復讐を行うためのキャラ設定というか、ご都合要素というか。
過去の経歴が、もっとストーリーに絡んできたらおもしろかったかもしれませんね。

リサ

例えば彼の知り合いが登場するとか・・・

多分三つ巴戦にしているというのが、クァンというキャラクターを深掘りする尺を失ってしまっているんですよね。
主人公はクァンなのですが、今回は副大統領のヘネシーにもかなりスポットライトが当たっていて、中盤はクァンが全くストーリーに絡んでこないシーンがたくさんあります。
ヘネシー視点での犯人探しのシーンが多く、正直中盤は主人公がヘネシーといってもいいんじゃないかと思ってしまうほど。

あくまで主人公がクァンなら、もっと彼のシーンがあってもよかったんじゃないかな。
難しいですね、三つ巴戦が始まる!というような宣伝文句だったらまた違った感想を抱くと思いますしね。

クァンの丁寧な言葉遣いや物腰柔らかな態度が、かえって恐ろしさを増長させていたのもよかったです。
一見内気で優しくみえる人でも、怒らせるとめちゃくちゃ怖いというキャラクターは、アジア人にぴったりだな〜

1ミリも笑わないジャッキー

今回のジャッキー、まったく笑いませんでしたね!
こんなに笑わないジャッキーもめずらしいのではないでしょうか?
最近観たジャッキーの作品は、『スキップ・トレース』、『カンフー・ヨガ』と、どちらもジャッキーが、明るい超最強のカンフーマスターみたいなキャラだったので、彼はこんなにシリアスなキャラクターも演じられるのかと、ギャップにやられました。

それに、久しぶりにお顔をみたら、なんだかシワが増えて、ものすごく老けていたんですよね。
ジャッキー、この数年でめちゃくちゃ老けたなあと思ったのですが、実は特殊メイクを施していたんだとか。びっくりしたー!
あの特殊メイクもすごかったな。老けているだけでなく、ものすごく疲れているんですよね、目の下のクマがすごい。
今にも死にそうな、死神を背負っているような、そんな表情のジャッキーにも注目です。

リサ

身体も明らかに『カンフー・ヨガ』から痩せていて、しっかり役作りしていますよ!

いつもと違うジャッキーも興味深かったのですが、先ほども書いたように出番が意外と少なかったのがなあ〜
シリアスジャッキーもっとみたかったですね!

ピアース・ブロスナンは単純に老けた気がする。あれも特殊メイクだったのかな?
マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』のときは、もっと若かった気がするんですよね。

ジャッキーのカンフーアクション健在!森の中でも大暴れ!

おまちかねのアクションシーン!今回もジャッキーのカンフーアクションが炸裂していました。
相変わらずキレがあってすごいですね。むしろキレが増していた気がします・・・

若い男衆に遠慮なしに吹っ飛ばされるのですが、ジャッキーも遠慮なくお腹に蹴りを入れる!蹴りのスピード、迫力、満点!
複数の男をボコボコにするアクションシーンよりも、1対1で対等にやり合っていたアクションシーンが好きでした。

床に寝そべっているところから一気に起き上がる、映画でよくみる技(なんていうんだろう)もバッチリ決めていてかっこよかった〜!
私ですらできないのに(当たり前)、65歳のジャッキーにとっては、お茶の子さいさいなんでしょうね。

リサ

ぶち壊しなことを言ってしまいますが、米軍に所属していたからといって、あんなにがっつりカンフーができるものなんでしょうか?(笑)

ジャッキーのカンフーアクションもよかったですが、それより興奮したのは森の中のバトルシーン
あれね・・・絶対ランボーリスペクトでしょ!!!!!!!そうでしょ!!!!!!!!
土に隠れて敵を引きずり込んだり、土の中から槍を発射したり、紐に足引っ掛けさせたり、怪我したジャッキーがナイフを熱して治療したり・・・

ランボーオマージュとしか考えられない演出に大興奮だったので、ぜひランボー好きさんも確認をお願いします(笑)

総評

評価

ストーリー
(3.0)
キャラクター
(3.5)
キャスト
(4.0)
演出
(3.5)
映像・音響
(4.0)
総合評価
(3.5)

良かった点

  • いつもと違うジャッキー
  • 森の中のランボーオマージュ(?)シーン

シリアスなジャッキーもあり。ギャップがすごい。
でもやっぱり、いつものアワアワしながら遠慮なく敵を気絶させるニコニコジャッキーが好きかな(笑)

悪かった点

  • ジャッキーのシーンが少ない

主人公のはずのジャッキーのシーンが少なく、やや物足りない。
三つ巴の展開はおもしろいですけどね。ピアース・ブロスナンの演技はよかった。

あとは日本人が観るのであれば、イギリスとアイルランドの歴史をさらっと予習しておくのがおすすめ。

まとめ

いつものニコニコジャッキーではなく、シリアスなジャッキーが堪能できる、ハードボイルドなサスペンスアクション
おじさま好みであろう、見応えあり骨太な作品です。

単純にジャッキーのシーンがもっとみたかったですが、キレッキレのアクションをみせてもらっただけでも大満足。
森でのランボーちっくなアクションシーンも楽しかったです。戦う戦士にとって森は庭同然なのだろう・・・
より作品を楽しむためにも、イギリスとアイルランドの歴史を軽くさらっておくのがおすすめです。

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