ダダンダンダダン・・・ダダンダンダダン・・・
テレレ〜〜〜〜レ〜〜〜〜レ〜〜〜〜〜(ダダンダンダダン・・・)
『ターミネーター2』から28年。ついにターミネーターシリーズの正式な続編『ターミネーター:ニュー・フェイト』が公開されました。
28年!?信じがたいですが、まさか続編が作られるとも思わず。しかも制作にはジェームズ・キャメロンが復帰。これは嬉しいですね!
ターミネーター
監督 | ティム・ミラー |
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脚本 | デヴィッド・S・ゴイヤー ジャスティン・ローズ ビリー・レイ |
出演者 | リンダ・ハミルトン アーノルド・シュワルツェネッガー マッケンジー・デイヴィス ナタリア・レイエス ガブリエル・ルナ ディエゴ・ボネータ |
公開 | 2019年 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
あらすじ
人類滅亡の危機は、まだ終わっていなかったー。
メキシコシティの自動車工場で働く21歳の女性ダニーが弟のミゲルとともに、ターミネーター”REV-9″に襲われる。
彼らを守ったのは、同じく未来から送り込まれた強化型兵士のグレースだった。かろうじて工場から車で脱出するダニー、ミゲル、グレース。執拗に追いかけてくるREV-9を、ハイウェイで待ちかまえていたのは、サラ・コナーだ。
ターミネーターを宿敵として人生を送ってきた 彼女は、REV-9とも激しい死闘を繰り広げ、「アイルビーバック」と言って、その場を去っていった。再び合流したサラは、ターミネーター情報の謎のメールが誰かから届くと告白。
グレースはその発信元がテキサス州のエルパソだと突き止め、3人はメキシコからの国境越えを決意する。しかし、国境警備隊員になりすまし たREV-9が彼らを指名手配していた。
そしてエルパソで、サラやダニーを待っていたのは、あの男だった・・・(公式サイトより)
かつてのシリーズを彷彿とさせる物語!
昔のターミネーターシリーズがかえってきたぜ!!
なんといいますか、めちゃくちゃ資金注ぎ込んでるけどどこかB級感漂う仕上がりなのが、たまらない。
実は『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のことがあったので、ストーリーは期待していなかったのですが、意外とおもしろかった!衝撃的なシーンもいくつかありましたね。
立ち向かっても立ち向かっても倒せないターミネーターのあの感じ。いいですね〜
味方が全滅するんじゃないかと思わずにはいられない、ギリギリの攻防戦にアドレナリン全開。最後の最後までハラハラしました。
久しぶりのリンダ・ハミルトンも最高。年齢を重ねてもムキムキでかっこいい。彼女以上に、上半身のサイズがおかしなことになってるシュワちゃんも最高。
リサ
人類と機械は何度でも戦う”運命”
前作、『ターミネーター2』から数十年。サラやジョン、T-800の死闘により世界は平和になったかに思われましたが、新たな刺客が再び彼らを襲おうとしていたのです。
いやー、オープニングの若いサラ・コナーにワクワクしました!そして、次のシーン。なんてこった・・・なんてこった・・・!!!!!
開始3分くらいに唐突に起きた衝撃的な展開に驚きを隠せない私。
リサ
観賞後はあの展開は辛いな〜と思っていましたが、しばらくして偶然ジェームズ・キャメロンのインタビューを見つけ、納得することにしました。
新しい物語をつくりあげる上では最善の選択だったように思います。
再び未来から地球にやってきたターミネーターが追うのは、新たなキャラクター、ダニー。
彼女の正体は、人類を先導する未来のリーダーだったのです。そして、ダニーを守るため、未来から強化した人間・グレースがやってきます。
今作は、このふたりを中心にサラ、そしてT-800がサポートしつつ新たな敵に立ち向かっていきます。
『ターミネーターシリーズ』王道の流れはしっかり固めつつ、新たな物語のはじまりを感じさせる、いいストーリー展開でした。基本ターミネーターを倒す!という話が大筋なので、難しく考える必要もないですし。倒しても倒しても復活する新型の機械(Rev-9)にはハラハラさせられました。やばいやっちゃ!
『ターミネーター2』と同じやん!と思う部分もありましたが、ストーリー展開やキャラクターの使い方がうまかったからか、退屈はしませんでした。
出会いがあれば別れも・・・
新キャラと旧キャラのシーンがバランスよく描かれていたのもよかったな。話の中心はあくまで新キャラでも、サラやT-800の見せ場もしっかりあるし。
リサ
新たなヒロイン・ダニーを守るグレースは、未来で強化されたマシーン人間。未来では人間もマシーン化していると思うと前作から時代の変化を感じますね。
グレースは未来のダニーに託されて、今のダニーを守るため地球へやってきます。
最初はグレースに懐疑的な気持ちを抱いていたダニーも、一緒に過ごすうちに心を開き、信頼関係を築くように。女性同士のバディが今の時代の映画らしいですね。いや最高です・・・
私としてはやはりサラとT-800のやりとりをね、楽しみにしていたわけですが、序盤の展開でモヤモヤしていたので、複雑な気持ちでした(笑)
機械だが、地球で暮らすうちに良心が芽生えたT-800は、カールという名でひっそりと暮らしていました。サラはジョンの恨みとばかりにT-800を警戒し続けますが、ダニーやグレースと行動を共にするうちに、気持ちに整理をつけていきます。
後半からクライマックスにかけてのT-800の活躍は、めちゃくちゃアガりましたね〜!!もしかしてサムズアップするんじゃないか、あのセリフを言ってくれるんじゃないかと思っていましたが、ついぞ私の願いは叶いませんでした。切ない。
それにしても、歳をとってもアーノルド・シュワルツェネッガーとリンダハミルトンは、最強にかっこいい。あんなかっこいいおじいちゃんとおばあちゃん、いる!?
シリーズが続いたとしても、2人が出演する可能性は低いですが、また出てきてほしいな〜
お茶の間でも観たい、ど迫力アクション!
はちゃめちゃなアクションシーンが、ものすごく日曜洋画劇場感があってたまらなかった!!!やはりパワー全開のアクションシーンは、大きな映画館で見るに限りますね。
没入感が高まるリアルな「音」の演出も素晴らしい。
個人的にお気に入りなのは、みんながみんな銃をぶっ放しているシーン、すべてですね(笑)
絶対殺すマンと化しているキャラクターたちの銃撃戦は、興奮度もMAXに。
リサ
CGも前作に比べて圧倒的に進化しているので、ターミネーターのボディの描写も自然。いつも通り手がナイフになるのですが、そのナイフもCGっぽさがなくていいですね。
Rev-9は分離や合体をこなせるようになっており、これもCGが進化したからこそできる描写なのかなと。
総評
評価
良かった点
- 昔からのファンも新しいファンも楽しめるストーリー
- 日曜洋画劇場感のある、アクションシーン
悪かった点
- 特になし
まとめ
やっぱジェームズ・キャメロンってすげえな〜〜〜〜!彼の才能をあらためて思い知らされました。
シリーズの王道の方は崩さずに、今っぽい要素も取り入れており、昔からのファンも新規層も楽しめるような物語になっています。
ストーリーは続けることもできるし、終わることもできるし、どうにでもできる終わり方でしたね。あとは興行収入まかせといったところでしょうか。
リンダ・ハミルトンをまたこの作品でみられてよかったな。彼女は、歳をとっても最強にかっこいい。
リサ
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