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大人の視点でも子どもの視点でも楽しめる!ウェブの世界の表現もわかりやすい!『シュガー・ラッシュ:オンライン』

年末になり、いよいよ今年の新作映画も見納めとなってきました。
ここのところあまり気になる作品がなかったのですが、『シュガー・ラッシュ:オンライン』だけは情報解禁されたときからずっとマークしていました!

まさか続編をやるとは思わなかったのでびっくり!
前作が公開されたときは続編の話はなかったと思うのですが、こうやって時間が経って自分が観た作品が続編になるというのは嬉しいですね。

まだここまで映画にハマっていなかった頃になぜか映画館に観に行った作品だったので、ちょっとした思い入れもあるんですよね。
前作の復習もできたので、今回は準備万端で初日に鑑賞しました!

リサ

思い入れがあるはずだったのですが、この前復習のために前作を鑑賞したら、肝心のクライマックスを忘れていて自分にがっかりしました(笑)

シュガー・ラッシュ:オンライン(Ralph Breaks the Internet)

監督 リッチ・ムーア
フィル・ジョンストン
脚本 フィル・ジョンストン
パメラ・リボン
出演者(日本語吹き替え) ジョン・C・ライリー(山寺 宏一)
サラ・シルバーマン(諸星 すみれ)
ジャック・マクブレイヤー(花輪 英司)
ジェーン・リンチ(田村 聖子)
ガル・ガドット(菜々緒)
タラジ・P・ヘンソン(浅野 まゆみ)
アラン・テュディック(野中 秀哲)
ビル・ヘイダー(上田 燿司)
アルフレッド・モリーナ(宝亀 克寿)
公開 2018年
製作国 アメリカ合衆国

あらすじ

好奇心旺盛でワクワクすることが大好きな天才レーサーのヴァネロペと、ゲームの悪役だけど心優しいラルフ。大親友のふたりは、アーケード・ゲームの世界に暮らすキャラクター。
そんなふたりが、レースゲーム<シュガー・ラッシュ>の危機を救うため、インターネットの世界に飛び込んだ!そこは、何でもありで何でも叶う夢のような世界――。しかし、思いもよらない危険も潜んでいて、ふたりの冒険と友情は最大の危機に!? 
果たして<シュガー・ラッシュ>と彼らを待ち受ける驚くべき運命とは・・・(公式サイトより)

2012年に公開された『シュガー・ラッシュ』の続編。
監督は前作『シュガー・ラッシュ』でも監督を務めたリッチ・ムーアと、前作で脚本を務めたフィル・ジョンストンの共同となっています。
リッチ・ムーアは『シンプソンズ』や『ズートピア』などのアニメ作品を中心に手がけている方です。

ウェブのお勉強に最高な教材だ!

鑑賞後に最初に思ったのは、「なんてウェブのお勉強にぴったりな教材なんだ!」でした。
ウェブの世界(仕組み)を、あれほどまでにわかりやすく可視化しているのは、さすがIT大国アメリカですね!
インターネットに接続して、Googleなどの検索エンジンやebay、AmazonやYouTubeなどの各ウェブサイトの世界に繋がっていく流れは感動しました。

リサ

仕事柄細かく言及すると、あれはインターネットの世界ではなくウェブの世界なのですが・・・これを機にちびっ子たちがインターネットやウェブの「仕組み」に興味を持ってくれると嬉しいですね〜

インターネットやウェブの世界を描いた作品はたくさんありますが、本作のウェブの世界の描き方が一番わかりやすくて好きです。
突き詰めれば0か1なのですが(ヴァネロペも言ってましたね)、そういう専門的な知識を学ぶ前に全体的な仕組みを学ぶというのはとてもいいですね。
もし私に子どもがいたら、速攻で知育グッズの仲間入りをさせたい作品です(笑)

作品の中身よりも世界観に気が行ってしまったのですが、ストーリーもなかなか刺激的でした。
「友達ってなんだろう?」という1本のテーマに自虐ネタや風刺ネタを詰め込んだ、『ズートピア』のような作品で、大人も子どももそれぞれの視点で楽しめますね
前作を知らなくても大丈夫だと思います。

リサ

そもそもスタジオが『ズートピア』を製作しているところな上に、監督が『ズートピア』をつくっていたので、なんとなく雰囲気が似ているのはわかる気がします。

前作同様吹き替え版で観たのですが、やっぱり山ちゃんってうまいな〜
日本の宝ですよ。

いつも一緒にいるのが友情じゃないよね

アーケードゲームのキャラクターであるラルフとヴァネロペは、6年間、毎日同じことの繰り返しを行なっていました。
ラルフはそれが当たり前だと思っていましたが、ヴァネロペは飽き飽きしていたのです。

リサ

言われてみれば、昔のアーケードゲームはアップデートとかないですもんね。

そんなある日、事件が起きてしまいます。
シュガー・ラッシュの、ひいてはヴァネロペの危機を救うために、ラルフとヴァネロペはインターネットの世界へ飛び込むのです。

新しい世界にワクワクするヴァネロペと、今までの世界に満足しているラルフはやがて距離が生まれてしまう。
長年親友だった2人の、それぞれの新たな旅立ちを描いた友情物語です。

続編にありがちな、ちょっぴり切ないストーリでしたね。
時が経てば、お互いの価値観や考え方も変わり、友情の形も変わっていく・・・
それを受け入れられるかどうかが問われています。

大切なあまりにしつこく干渉してしまうラルフと、自分の夢を見つけて踏み出していきたいヴァネロペのすれ違いは、なんとも辛いものです。
どちらの気持ちもわかりますからね・・・

前作同様、ヴァネロペを大切に思うあまり、結局ラルフが暴走してしまうのですが、ヴァネロペは身を呈してラルフを守ろうとします。
2人の切っても切れない友情には、羨ましいものがありますね。
あれほどの信頼を築ける友人に出会う確率って一生にあるかないかってレベルじゃないのかな?

リサ

え?友達少なすぎ・・・?

ライフスタイルの多様化を提示

表面的には友情物語を描いてますが、そのストーリーの中心には、ライフスタイルや価値観が多様化する現代の有様が描かれているなと感じました。

ラルフは、ヴァネロペのことを大切に思うあまり、彼女の価値観や考え方を理解しようとしません。
シュガー・ラッシュではない世界で生きていきたい、彼女の夢を応援できないんですね。

自分にとっては今までのライフスタイルが幸せで、周りにいるほとんどの人間も同じように楽しく暮らしていると、自分のライフスタイルこそが正しい、と思い込んでしまうこともあるでしょう。
しかし、その生活が幸せに感じない人もいますよね、
自分たちからみたら、危険でスリリングで全く幸せじゃないライフスタイルが、人によっては最高に幸せなのかもしれない。

ライフスタイルが多様化している現代で、固執した考え方を押し付けるのは、もう時代遅れなんでしょうね。

リサ

現代の社会のあり方をディズニーが率先して提示してくれるのはいいことですね。

ただ現実的な見方をしてしまうと、ヴァネロペは責任ある立場にいるわけですから、そこの処理まで描いてくれたら完璧だったなあと思います。
自分でもいじわるな見方してるな〜とは思いますが(笑)

一応ね、シュガー・ラッシュのプリンセスですよ?
作品の中では中心的な立場で、人気キャラなわけじゃないですか。
あの終わり方だと職務放棄ですからね、他のキャラクターはどうすんねん〜!と。

そう思えばラルフは社会的立場を重んじた選択をしていますよね。
自分の役割を理解していて、その役割を果たそうとしているわけですから。

ディズニーの多様化を大切にしていきたいという考え方には共感しますが、あの終わり方はちょっと無責任なんじゃないのかな?
どうなんだろう??

吹き替えおすすめです!

アニメ映画に限っては、吹き替えでもいいんじゃないかなって最近思うようになってきました。
そもそも画面に情報量が多いので、字幕を追っていると集中しきれないような気がしています。

一時期は話題作だと、売り出し中の若手女優さんや若手俳優さんがあてがわれて、それはそれは残念な仕上がりになっていたこともありましたが・・・
最近は声優さんをメインに使うことも増えたし、ゲスト声優の方も、吹き替えがお上手な方を選んでいるように思います。

本作でもメインのキャラクターは声優さんが担当して、キーパーソンを女優さんが担当する、といういいバランスだったと思います。

というのもですね、やっぱり山ちゃんの声って安心するんですよ。(単刀直入)
キャラクターになじんた演技をするから、作品そのものに集中して楽しめるんですよね。
あんなに顔出ししているのに、ラルフの向こう側に山ちゃんがみえないってすごいなあ。(有名キャラすぎて顔がみえちゃうこともあるけど)

諸星すみれさんは、前作を鑑賞したとき、妙にキーキーしてるなあ〜とか思っていたのですが(ごめんなさい)、8年ぶりに聞いたらなんの違和感もなく、終始かわいいという気持ちでいっぱいになっていました。

ゲスト声優の菜々緒さんもお上手でした〜
クールなキャラクターの役だったのでご本人にあっていてよかったですね。
劇中にミュージカルシーン(笑うところ)があるのですが、その歌もご本人が歌っていたそうで、後で知ってびっくりしました。
いやあ歌もお上手だった。

リサ

最初にシャンクと別れるときシーン、めちゃくちゃかっこよかった〜〜〜〜!!!
スローモーションでスッと挨拶したい・・・

クールな世界観とキャラがいっぱい!

真面目なテーマが描かれた一方で、ディズニーそこまでやるんですか!なお遊び要素もたくさんありました!

本作でラルフとヴァネロペが冒険をする「インターネット」の世界。
ラルフとヴァネロペがいる世界は本当は「ウェブ」なのですが、そういう違いに興味を持った方はぜひたくさんググってください。

私が本作で一番感動したのが、ウェブの世界を可視化していた部分でした。
やっぱり自分ってオタク気質だよなあと残念に思いながらも(笑)、やはりあそこまでわかりやすくウェブの世界を表現するというのはそうとう知識を積んでいるなあと思います。
インターネットの接続から、各ウェブサイトへうつる基本的な構造もよく考えているなと思ったし、広告やポップアップブロックの仕組み、メッセンジャーの演出などもおもしろかったですね。
とても感心しました。

ウェブの世界のトレンドは移り変わるものですよね。
作品を制作しているのってリアルタイムじゃないはずなのに、違和感がないのはどうしてだろうと疑問に思っていたんですよ。
鑑賞後になにげなく監督のインタビューを読んだら、やっぱり作品の制作時期はリアルタイムじゃないことを危惧していて、可視化するにあたって中心に描いたのは、ショッピングやゲーム、SNS、ビデオシェアなど、絶対になくならないものに絞ったんだそうです。

リサ

感心しますね・・・クリエイターってすごい・・・

というわけで、本作ではGoogleやAmazon、ebayやメッセンジャー、Gmail、Pinterest、YouTubeなど、ウェブの世界では欠かせないサービスが登場しています。
もしかしてZOZOTOWNとかあるんじゃないのと思って目を凝らしていたら、楽天を見つけました。ソフトバンクとかじゃないんだね。

さてキャラクターの小ネタですが、ディズニーだからこそできるキャラクターのオンパレードで大興奮
予告でも話題になっていたディズニープリンセスも、まじで総出演していてディズニーの本気を感じました。
しかも、みんな個性豊かで強い。たくましい。

その上ガンガンメタ発言しまくる。
「魔法の手は持ってる?」、「特別な水面を見つめていると音楽が流れてきて、自分の夢を歌うの。」、「男の人に守られている?」、「あの子はスタジオが違う」とか・・・
おいおいディズニー大丈夫か??

リサ

さらに感動したのが、プリンセスのキャストが、ほぼそのプリンセスを担当した方というね・・・気合い入りすぎ(笑)

大丈夫かついでで言えば、マーベルやらスターウォーズやら、もうキャラクターがしっちゃかめっちゃかに登場するんですよ。
例えばストームトルーパーとか、アイアンマンとかスタン・リー(これはちょっとグッときた)とか、あああとイーヨーとか。
スタジオをガンガン飛び越えて登場してきます。
ディズニー好きの方はたまらなかったかもしれませんね。私はここまでやるのか??とヒヤヒヤしましたが(笑)

すごい時代になったもんですよ!

一方で前作のキャラにあまりスポットライトが当たらなかったのがちょっとさみしかったですね。
フェリックスとかカルホーンとか、ジーンとか。
ザンギエフとソニックはそこそこ出番あってよかったね(笑)

総評

評価

ストーリー
(4.0)
キャラクター
(3.0)
キャスト
(5.0)
演出
(4.0)
映像・音響
(5.0)
総合評価
(4.0)

良かった点

  • ウェブの世界がわかりやすく描かれている
  • 大人も子どもも楽しめるストーリー・テーマ

さすが『ズートピア』のスタッフが作っただけあるといいますか、子どもも純粋に楽しめるし、大人になったら気づく風刺がもあります 。
誰が観ても楽しめるのはいいことですね。

悪かった点

  • ヴァネロペの選択ってどうなの?
  • 前のキャラクターももっとみたかった

ヴァネロペが夢を追うのはいいことですが、置いていかれた者たちがあんなに素直に元の生活を送っているのってちょっと不思議ですよね?
最後は折り合いをつけたというのを、ナレーションでもいいので示して欲しかったなあ。

まとめ

ちょっぴり切ない終わり方でしたが、前作の良さを残しつつ、さらにパワーアップした演出と世界観で、続編らしいボリューミーな作品に仕上がっていました!
子ども向けかと思いきや、大人にもささるテーマやメッセージが込められているので、冬休みに親子で観るのもいいですね!
冒頭にちょっぴり前作の説明シーンがあるので、続編を知らなくても楽しめると思いますよ。

リサ

ウェブやインターネットに興味を持つきっかけの作品としてもおすすめです!
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