実は今年の春ごろから、こそこそと『ONE PIECE』を読み返しておりまして・・・
以前から友人に勧められていたのですが、なかなか読むきっかけがなく、「いいから読んでくれや!!」とゴリ押しされたのを機に(笑)、1巻から読み返し始めています。
いやー・・・、おもしろいですね!(笑)
絵の緩急や描き込みがすごいし、物語もぐいぐい引き込まれる。そりゃ世界中で読まれるだけありますわ。
隙間時間をみつけて、なんとか頂上戦争編まで読みました。
まだ連載には追いついていないのですが、ちょうどタイミングよく今年は3年ぶりに映画が公開されるということで、映画館で最新作の『ONE PIECE STAMPEDE』を観てきました!
「2年後とかわからないけど大丈夫かな?」と友人に聞いたら、「頂上戦争編まで読んでおけば大体いけるでしょ、オッケーオッケー!」といわれたので、その言葉を信じて映画館へ向かいました(笑)
Index
ONE PIECE STAMPED
監督 | 大塚 隆史 |
---|---|
脚本 | 冨岡 淳広大塚 隆史 |
出演者 | 田中 真弓 中井 和哉 岡村 明美 山口 勝平 平田 広明 大谷 育江 山口 由里子 矢尾 一樹 チョー 磯部 勉 ユースケ・サンタマリア 指原 莉乃 山里 亮太 |
公開 | 2019年 |
製作国 | 日本 |
あらすじ
海賊の、海賊による、海賊のための、世界一の祭典、海賊万博。
「祭り屋」と呼ばれる万博の主催者ブエナ・フェスタからの招待状を手にしたルフィたち麦わらの一味。
導かれるまま会場に着くと、華やかなパビリオンが所狭しと並び、世界中から海賊たちが群がる、大きな盛り上がりをみせていた。
そこには勢揃いした“最悪の世代”キッドやベッジ、ホーキンスにボニー、さらにはバルトロメオ、キャベンディッシュの姿も!全員の目的はただ一つ、万博の目玉「海賊王(ロジャー)の遺した宝探し」。
宝を手に入れ名を上げたい海賊たちによるお宝争奪戦の火蓋が切られた!しかし、海賊たちが熱狂する万博の裏では、別名「最悪の戦争仕掛け人」フェスタの凶行が張り巡らされ、海賊たちを一網打尽にしようとスモーカーたちによる 海軍の潜入捜査までもが動き始めていた一
時代の覇権を左右するお宝争奪戦が熱を帯びる中、突如、元ロジャー海賊団「”鬼”の跡目」と呼ばれた男ダグラス・バレットが乱入。
ルフィたちの前に恐るべき脅威となって立ちはだかる!事態の収束を諮る海軍は大将”藤虎”イッショウ、”黄猿”ボルサリーノ、さらには 王下七武海”海賊女帝”ハンコック、”世界最強の剣士”ミホークをも召集し、 狂乱する海賊と激突!
加速する戦乱にはさらに”元王下七武海”クロコダイル、”革命軍参謀総長”サボ、”CP-0″ロブ・ルッチまでもが其々の目的のため姿を現した!乱戦極まる様相に、遂に海軍は”バスターコール”を発動!
お宝争奪戦と海賊万博は予測不能の大混乱へと陥って行く!!(公式サイトより)
『ONE PIECE FILM GOLD』から3年ぶりとなる新作。
監督はプリキュアシリーズなどを手がける大塚 隆史氏が務めます。
これまでは原作者の尾田 栄一郎氏が総監督として製作に携わっていましたが、今作は監修として、キャラクターデザインや各キャラクターの衣装などを手がけています。
アニメ放送20周年にふさわしいお祭り映画!
祭りじゃ祭りじゃ〜〜〜〜!!わっしょいわっしょい!!
ド派手でゴージャスなお祭り映画でした。
最強のキャラたちが大集合して、これまた最強の敵に立ち向かう・・・製作陣は絶対某アベンジャーズに影響されてるよね?(笑)
まさにワンピース版アベンジャーズという言葉がぴったりの作品でした。
私は頂上戦争編までの読者ですが、ストーリーはあくまでオリジナルなので問題なくついていけました。2年後になった状況を知らなくても楽しめましたよ。
知らないキャラもちらほらいたけど、メインで活躍するキャラは頂上戦争編までに登場しているキャラクターたちだったのでテンション上がったな〜
昔アニメ観てた〜ってな人でも十分楽しめると思います。
リサ
ワンピースらしい、ド派手で熱いストーリー!
ストーリーは、「海賊万博」に招待されたルフィをはじめとした海賊たちが、最強の敵に立ち向かうというシンプルなお話。
テーマも、「努力」「友情」「勝利」が軸になっていて、少年漫画(ジャンプ)らしい、熱いものになっています。
今まで少年漫画系の映画って観たことがなかったので、いい気分転換になりますね。子ども向けのチープな内容なんじゃないかと思っていましたが、大人が観ても熱くなるシーンが多くて、見入ってしまいました。
前半は海賊万博の会場でお宝争奪戦が展開されるので、人気キャラがわいわい集まって楽しいシーンが続きます。単純に作品のファンだと、いろいろなキャラが一堂に会するのってテンション上がりますよね。
私ですら「お、懐かしい〜」と思うキャラがちらほらいたので、ファンの方はもっとテンション上がったんじゃないでしょうか。
リサ
お宝争奪戦でわちゃわちゃ大盛り上がりしたあとは、今作の真打ち、バレットが登場。
バレットの圧倒的なパワーの前に、ウソップや海賊たちだけでなく、ルフィですら苦戦をしいられながらも、果敢に立ち向かっていきます。
バレットのサイズ感といいキャラクターといい、某アベンジャーズのラスボスに近いものを感じたのですが、どうでしょうかね(笑)
クライマックスでは、普段は見られない、映画ならではのキャラクター同士の共闘が繰り広げられます。
ポスターにも書かれていた、ルフィ、ロー、サボ、スモーカー、クロコダイル、ハンコック、バギーと、個性強すぎバラッバラのキャラクターたちがそれぞれの能力を活かして戦う姿はボルテージが上がりますね!
しかも、最高のタイミングで「ウィーアー!」が流れるんですよ。ずるい!
お祭り映画らしく、いろいろなキャラクターが活躍!
今作では、麦わらの一味がメインで活躍するのではなく、お祭り映画らしくバランスよくいろいろなキャラクターが活躍していました。
たくさんのキャラクターたちがわちゃわちゃする作品って大好きなので、私がワンピースの超ファンだったら大喜びしていたと思います(笑)
ワンピースの映画は、今作を鑑賞する前に『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』を鑑賞したのですが、そのときは麦わらの一味がメインで物語が展開、活躍していました。私の中の事例が少ないのですが、他の映画に比べると今作は麦わらの一味の活躍度は少なめでしょうか?
登場シーンが少ないといっても、それぞれのシーンの見せ場はしっかりありました。
個人的にアガったのは、クライマックスでお宝を強奪しようとしているクロコダイルとルッチに気づいた、ゾロとサンジが止めに入るシーンですね。ここ最高でした。
過去にルフィがボロボロになりながらも倒したクロコダイルとルッチを、ゾロとサンジが抑えている図に、この2人も成長して強くなったんだな〜としみじみ。(お母さんかな)
今作、麦わらの一味の中でかかせないのが、ウソップ。
ウソップの根性と勇気、仲間への熱い想いが溢れるシーンは、思わず目頭が熱くなりました。勝平さんの泣き演技もよかったな〜
ルフィもそりゃ強くなりますわ。
リサ
そんでもってラストのラストでのサボとあの男の演出。たまらんな〜たまらんよ、たまらん!ウォー!
狙ってるな〜やらしいな〜とも思うんですけどね(笑)、いいんです、ありがとうございました。
リサ
力こそパワー!
ワンピースになくてはならない、バトルシーンのクオリティも最高。
バレットが繰り出す技の数々は、地面が吹っ飛ぶほどのパワーを持っていて、一撃を繰り出すごとに画面が揺れる揺れる。
ルフィですら圧倒されるパワーを持っているバレットは、さらなる強大な力を見せつけてきます。
ガシャガシャの実の能力者であるバレットは、自分とあらゆるものを合体させて、頑丈なロボットのような見た目に変化し、パワーアップ。
パワーアップしていくシーンの迫力がすごかったな。画面の動きや音の演出にぞっとさせられました。
中盤までは巨大化(ロボット化?)したバレットのパワーに圧倒されますが、ローがバレットの弱点を発見し、ルフィたちの会心の一撃によってバレットの動きが鈍くなります。
ここからのバレット vs ルフィのバトルシーンもかっこよかった〜!
巨大なバレットに対して、「今の状態で勝てないんなら・・・だったら・・・だったらこうしてやる!」とルフィもどんどん体を巨大化させていきます。
まさに、パワー vs パワー。どでかい拳同士を打ち合い続けるさまは、まさに「力こそパワー」状態でした。
リサ
総評
評価
良かった点
- 今まで登場したキャラクターたちが勢ぞろい
- 誰でも楽しめるストーリー
悪かった点
- 特になし
まとめ
ワンピース映画は初めて劇場で鑑賞しましたが、20周年のお祭り映画だったこともあり、とても楽しかったです!
今まで登場したキャラクターがたくさん登場するので、ファンの方にとっては盛り上がる作品になっているのではないでしょうか。
映画だからこそみられる、迫力満点のバトルシーンも必見。
ゲスト声優のお3方もみなさんお上手で、違和感全くなかったです。特にユースケ・サンタマリアさんは普段テレビで聞く声と違っていて、フェスタの声が彼だと知ったときは驚きました。
ゲストではない各キャラクターの声優さんたちも豪華ですよね。
本編を知らないと理解できないようなストーリーではないので、ワンピースを途中で離脱してしまった人も楽しめると思います。
私も連載に追いつけてないですし。
ぜひ20周年記念のお祭り映画をみなさんも劇場でご覧ください〜!
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