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9年ぶりの続編は、壮大な物語が繰り広げられる!『カイジ ファイナルゲーム』

2020年最初の映画は、『カイジ ファイナルゲーム』でした!

去年は映画館での鑑賞ペースが落ちてしまったので、今年はがっつりペースを戻したいと思っていたのですが・・・
すでに1月も中旬になってしまっていますね・・・

今までカイジシリーズはノータッチだったのですが、今回公開される新作が観たいがために過去2作も予習しました。
本当は原作も呼んでおきたかったのですが、そこまでは間に合いませんでした。

カイジ ファイナルゲーム

監督 フィリップ・ラショー
脚本 フィリップ・ラショー
ピエール・ラショー
ジュリアン・アルッティ
ピエール・デュダン
出演者 藤原 竜也
福士 蒼汰
関水 渚
新田 真剣佑
吉田 鋼太郎
松尾 スズキ
生瀬 勝久
天海 祐希
山崎 育三郎
瀬戸 利樹
前田 公輝
篠田 麻里子
金田 明夫
伊武 雅刀
公開 2020年
製作国 日本

あらすじ

2020年、国を挙げて盛大に開かれた東京オリンピックの終了を機に、この国の景気は恐ろしい速さで失速していった。
今この国では、金を持つ強者だけが生き残り、金のない弱者は簡単に踏みつぶされ、身を寄せ合うことで何とか今を生きていた―。
自堕落な生活を送っていたカイジは、派遣会社からクズと罵られ、薄っぺらい給料袋を手渡される。憤りを感じながらも一缶千円に値上がりしたビールを買うかどうか迷っていた。

「久しぶりだね、カイジくん」「ハンチョウ?」
声をかけてきたのはスーツに身を包んだ大槻だった。帝愛グループ企業のひとつを任される社長に出世したという。
「カイジくん。君もこんなところでくすぶっているタマじゃないだろ?」
「何が言いたいんだ?」「実はワシと組まないかと思ってね」
大槻が見せたのは一枚のチラシだった。【第5回若者救済イベント開催!バベルの塔】金を持て余した大金持ちの老人が主催するイベントで、一攫千金のチャンスだ。
「こんなもの無理だ!運否天賦のゲームで作戦の立てようもない」
「その通りだよ。だが裏を返せば、カラクリがわかっていれば勝てる可能性があるわけだ・・・」
ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・
運命の歯車は動き出した。カイジを待ち受ける未来は天国か地獄か?日本中を奮い立たせる最後のギャンブルが今始まる―(公式サイトより)

おもしろかった!けど、これってカイジなの・・・?

過去2作がそこそこヒットしているからか、そこそこお金をかけて制作したんだろうなというのは伝わります。セットや出演者など・・・
物語もよくできていて、おもしろかった。ただ、世界観が全くカイジじゃないといいますか。カイジの世界観を借りた別の作品のようにみえてしまいました。

あくまで過去2作を観た上での感想ですが、過去2作のようなヒリつくような緊張感や泥臭さが足りない。小綺麗な大衆向け映画という感じで、やや残念。
キャラクター描写もモヤモヤ。カイジがお人好しのクズじゃなくて、ヒーローになってしまっているんですよね。

リサ

カイジ、お前そんなに爽やかでかっこいい男じゃねーだろ!?!?!?!?

役者の演技はとてもよかったです。
藤原竜也は9年ぶりにカイジを演じたのにもかかわらず、過去2作のカイジと変わらないキャラクター作りをしていました。

リサ

「キンキンに冷えてやがる〜〜!」が映画館で聞けてよかったです(笑)

シンプルだけどよくできたストーリー

2020年の東京オリンピック後、景気は急激に悪化し貧富の差は拡大している日本。カイジも、ご多分に漏れず派遣会社でヒーヒー言いながら、その日1日の金を稼ぐためにせっせと働いていました。
物価も物凄い勢いで高騰していて、ビールがなんと1本1,000円!すげ〜まるで帝愛の地下帝国のようですな・・・

金持ちが圧倒的強者、貧乏人が圧倒的弱者、という構図の中、物語は進んでいきます。
カイジがハンチョウに唆されて(笑)危険なゲームに身を投じたことで、国を相手に戦うことになります。

リサ

ハンチョウの「酢ビールとは味気ないねえ〜」で笑っちゃいました。

過去2作では、カイジ対1人敵の戦いだったのですが、今回、カイジの敵には国という大きなバックがつくことに。
ストーリーは原作にはない完全オリジナルストーリーなので、かなり壮大な戦いになっていました。
全体のストーリー展開はわりとよくできていて、カイジたちのバトルから、世の中を生き抜くための教訓が描かれていました。

勝ち組、負け組、双方の主張がきちんと盛り込まれていておもしろかったです。
勝ち組には勝ち組なりに努力してきた過去があって、プライドがある。それは同じように負け組にもある。
何もせずのうのうと生きるやつが気に食わない勝ち組、人を人と思わないことに憤りを感じる負け組。

どちらが正しくてどちらが間違っているか、答えを出すことができない戦いは、当たり前だけれど理想的な終わりかたをします。
勝ち組、負け組、それを選ぶのは自分自身だ、と。

リサ

シンプルなメッセージながら、藤原竜也の演技に熱が篭っていて非常に痺れるシーンでした。

ゲームの緊張感が物足りない

カイジといえば、命をかけた頭脳ゲームが見所。
ただ、今回はあまり命がかかっている感じがなくて、おもしろみに欠けるポイントがありました。

あとは映画の場合は、クライマックスに待っている大どんでん返しが楽しみのひとつなのですが、今回はその大どんでん返しも小綺麗といいますか、泥臭さがなくて、そこまでボルテージが上がらなかったんですよね。

リサ

カイジのドヤ顔は最高でしたが(笑)

カイジ・・・?

過去2作のカイジは本当にお人好しでダメダメなやつ、という印象でしたが、今作のカイジは、まるでヒーローのようなイカした男でした。
男気のあるいいやつで、最初から最後まで爽やかないい男だった・・・

でも・・・でも・・・なんか違う・・・!カイジじゃない・・・!!!!
カイジはどうしようもない人間じゃないといけないんだ!!!
原作を読んでいないので、あくまで映画でのカイジのキャラクターのイメージですが、こいつほんっとイライラするな〜と思わせるくらいのダメっぷりが好きだったのですが、今作はダメっぷりが物足りなかったな〜

9年ぶりとは思えない藤原竜也の名演技

藤!原!竜!也〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
9年ぶりとは思えない、カイジっぷり!
カイジのキャラクター描写はなんか違うんじゃないか?と思いましたが、藤原竜也が演じるカイジは最高でした。
仰々しい演技がいいですね。彼にしかできない演技ですよね。唯一無二。

ビールを飲んだあとの、「ッア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜キッンキンに冷えてやがるゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜悪魔的だァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」のセリフが最高でした。

脇を飾る出演者もよかったな〜
吉田鋼太郎や福士蒼汰のカイジ的な顔芸(?)も印象的でした。

リサ

福士蒼汰の「働かざる者食うべからず!死んでいただいて結構!」のシーンめちゃくちゃお気に入りです。
ハマりました(笑)

総評

評価

ストーリー
(3.0)
キャラクター
(4.0)
キャスト
(4.0)
演出
(3.0)
映像・音響
(3.0)
総合評価
(3.5)

良かった点

  • 出演者のカイジ的演技

悪かった点

  • カイジらしさがあまりない
  • ゲームの演出が物足りない

まとめ

原作者の福本先生によるオリジナルストーリーということでしたが、ちょっと大衆映画に寄ったストーリーや演出、キャラクター描写が目立ちました。
胸に刺さるメッセージもありましたが。

おもしろいんだけど、カイジじゃないかな〜
カイジの名を借りた別の映画のような印象を受けました。

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