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真のニュータイプとは?次の宇宙世紀シリーズの方向性を明示した『機動戦士ガンダムNT』

突然ですが、今年の休日を振り返ってみたいと思います。
・・・ガンダムを観てた記憶しかないんですよ、これが・・・

4月くらいからついに一大ジャンル『機動戦士ガンダムシリーズ』を見始め、予想以上にどハマりしてしまった私。
それからおよそ7ヶ月、『機動戦士ガンダム』の世界観をベースとした「宇宙世紀シリーズ」の作品を地道に観続けていました(笑)
劇場版やアニメシリーズだけでなく、OVAまで網羅したのですが、ここまで観続けたのには単純にハマったからだけでなく、もうひとつ理由がありました。

そう、『機動戦士ガンダムNT』の公開です!

シリーズ40周年記念に、『機動戦士ガンダム』から始まった「宇宙世紀シリーズ」の新たな展開を描いていく「UC NexT 0100」プロジェクトが始まりました。
このタイミングでハマったのも何かの縁と思い、なんとか『機動戦士ガンダムNT』の公開日までにそれまでの「宇宙世紀シリーズ」を見切りました。

リサ

いやあギリギリで間に合いました〜よかった!(笑)

機動戦士ガンダムNT

監督 吉沢 俊一
脚本 福井 晴敏
出演者 榎木 淳弥
村中 知
松浦 愛弓
中井 和哉
古川 慎
梅原 裕一郎
藤村 歩
公開 2018年
製作国 日本

あらすじ

U.C.0097――。
『ラプラスの箱』が開かれて一年。
ニュータイプの存在とその権利に言及した『宇宙世紀憲章』の存在が明かされても、世界の枠組みが大きく変化することはなかった。

のちに『ラプラス事変』と呼ばれる争乱は、ネオ・ジオン残党軍『袖付き』の瓦解で終結したかに見えた。
その最後の戦闘で、2機のフル・サイコフレーム仕様のモビルスーツが、人知を超えた力を示す。 白き一角獣と黒き獅子、2機の脅威は、封印されることで人々の意識から遠ざけられ、忘れ去られるはずだった・・・

しかし、2年前に消息不明となっていたRX-0 ユニコーンガンダム3号機が、地球圏に再びその姿を見せ始めた。
金色の“不死鳥”・・・その名は、フェネクス――。(公式サイトより)

『機動戦士ガンダムUC』以降の物語を描く「UC NexT 0100」プロジェクトの第一弾
『機動戦士ガンダムF91』以来27年ぶりの劇場作品となる本作は、小説版『機動戦士ガンダムUC』で描かれたサイドストーリー「不死鳥狩り」をベースに描かれます。

宇宙世紀シリーズのこれからが楽しみ!

やっぱり大画面でモビルスーツ同士の戦闘をみると興奮しますね!
フェネクスめちゃくちゃかっこよかったんですけど!!!!!
幻のポケモンみたいで、超タイプでした。

物語は、「UC NexT 0100」を始めるにあたって、改めて「ニュータイプ」とはなんなのかを描いたお話でしたね。
それまでの宇宙世紀シリーズでは戦争や人間同士の対話の物語が中心で、その先の超越できない領域に「ニュータイプ」の存在があったと思うのですが、ここにきて一気に「ニュータイプ」に焦点をあてていて、今までの宇宙世紀シリーズとは方向性を変えていくのかなと感じました。

オカルト感全開のお話になっていて、「いよいよ宇宙世紀シリーズも世代交代か・・・」と、ファンになってたいした日にちも経っていないのにしみじみしたのでした。

今作では流石にアムロやシャアは出ないだろうなと思っていましたが、クワトロ・バジーナがちょっとゲスト出演していたのがよかったですね。
ダカール宣言の回もう一回観たくなりました。

真のニュータイプとは?

物語は『機動戦士ガンダムUC』での「ラプラス事変」の終結から1年後、「ユニコーンガンダム3号機 フェネクス」の捕獲を巡って攻防戦が繰り広げられます

主人公の過去がフェニクスと交差し、やがて「ニュータイプとはなんなのか?」と話が移っていきます。
「宇宙世紀シリーズ」は作品を重ねるごとにオカルト感が増してますが、今作はオカルト要素がとくに強かったですね〜
『機動戦士Zガンダム』や『機動戦士ガンダムUC』も好きで割とオカルト要素も楽しめますが、モビルスーツの活躍がみたい人にとっては物足りないかもしれませんね。

序盤、話の展開が早いのに回想シーンばかりで全体像がなかなかみえず、テンポが悪く感じましたが、後半からは一気に物語が動いておもしろかったです!
ちょっと情報量が多いかなとは感じましたが。
本作でいきなり宇宙世紀シリーズデビューをする方は少ないかと思いますが、おそらくこれまでの宇宙世紀シリーズ、最低でも『逆襲のシャア』、『機動戦士ガンダムUC』は観ておいたほうがいいですね。

まあ『逆襲のシャア』と『機動戦士ガンダムUC』観るなら『機動戦士ガンダム』、『機動戦士Zガンダム』、『機動戦士ガンダムZZ』も観ようねってなるので、結局「宇宙世紀シリーズ全部観ようね!」ってなっちゃうんですが(笑)

本編の後半では、本作の核である「ニュータイプ」について描かれていましたが、かなり細かく公式側で定義してきましたね。
『機動戦士ガンダムUC』でもニュータイプの存在は一段階ステップアップした解釈がされているな、と思いましたが、さらに本作では『機動戦士ガンダムシリーズ』から「ニュータイプ」という概念を抜き出して読み解いています

ニュータイプは刻を超え、人の意思を力にする高次元な存在。それは、生きているだけでなく死んだ人間の魂すらも引き込みます。
そして、その力を現実の世界で実現化させるのが「サイコフレーム」なのです。

ニュータイプの強い意思がサイコフレームと共振することで、現実にその影響が出ます。
その力は星を止めたり、刻を操ったりと、計り知れないものだったのです。

シャアはそれまで「人類がみなニュータイプへ進化すること」を人類の理想として掲げていましたが、それを100年ぽっちでこなすことは無理だ、と否定しているシーンも印象的でした。

本編では、サイコフレームの存在を危険視し、排除していこうという流れで終わります。
「UC NexT 0100」ではニュータイプというものについてより詳しく描かれるのかもしれませんね。

登場人物たちの悲しい過去が交差する

本作は3人のキャラクターが中心になります。
主人公のヨナ・バシュタミシェル・ルオリタ・ベルナル

彼らはかつてコロニー落としを予言し人々を救った「奇跡の子供」といわれていました。
しかしその後の度重なる強化人間の実験に苦しみ続けてきました。
そして厳しい現実が3人を引き剥がすのです。

強化人間として人体実験をされ続けたリタは、意思としてフェネクスに取り付き、宇宙をさまよっていました。
ミシェルはフェネクスを捕獲し、人の意思をサイコフレームに移すことで、死を克服し永遠の命を手に入れられると思っていたのです。
ミシェルにとって死の克服は、かつてヨナとミシェルを裏切ってしまったことからの罪滅ぼしでした。

3人の過去も悲しくて切なくなりましたね。
大人の都合の犠牲になり、振り回されて・・・

フェネクス捕獲にはネオ・ジオンも水面下で行動しています。
本作の悪役はネオ・ジオンの強化人間ゾルタン・アッカネン

ごりごりの悪役でしたね〜!(笑)
声優さんの演技も相まって、かなりクセの強いキャラクターになってました。
でも彼にも辛い過去があって、ちょっと同情してしまいました。

リサ

「撃っちゃうんだなあ、これが!」が最高でしたね!(笑)

ガンダムの悪役は完全に憎みきれないのもいいですよね〜あ、シロッコは憎めるか・・・

フェネクス、一目惚れしました・・・!

モビルスーツは、戦うというよりもフェネスクを捕獲するための追いかけっこシーンが多かったんですけど、それでも大画面で繰り広げられる戦闘シーンはテンションが上がりました!!

いままでズゴックが大好きだったんですが、フェネクスはそれを上回るくらい好きなデザインで一目惚れしました
機体が飛んでいるときに、しっぽみたいのがふよふよ漂っているのがたまりません。

多分フェネックスをモデルにしていると思うのですが、動物大好きなので動物モチーフのガンダムってめちゃくちゃいいですね・・・
金と水色の組み合わせもいいですね、好きですね〜

リサ

フェネクスを追いかけてるシーンは、幻のポケモンを追いかけてるみたいで、方向性違う楽しみ方をしました(笑)

特にクライマックスのⅡネオ・ジオングの暴れっぷりはすごかったですね〜!
『機動戦士ガンダムUC』ではネオ・ジオングの活躍シーンがあまりみられなかったので、序盤のⅡネオ・ジオングの無双っぷりにテンション上がりました!
めちゃくちゃじゃねえか!といいたくなるくらいのパワーに圧倒されます。

一方でナラティブガンダムはあんまり活躍シーンがみれませんでしたね。
フェネクスとⅡネオ・ジオングの影に隠れてしまったという感じ。
機体自体はシンプルでほっそりしているんですが、全体的にνガンダムっぽいデザインが印象的でした。

リサ

クライマックスのシーンはゾルタンが地球を破滅させようとしていて、『逆襲のシャア』っぽかったですね。

やっぱりCGがかなり進化していて、アニメと違和感なく動いているのもすごいですよね
しかもフェネクスが猛スピードで宇宙を駆け回る演出がすごかった!

昔はアニメ内のCGってめちゃくちゃ浮いててすごく嫌だったんですが(それもあってロボットアニメをあまり観てきませんでした)、今は全然気にならないですね。
むしろテンションが上がります。
何百回でもいいますが、このクオリティで『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』やってほしい・・・

総評

評価

ストーリー
(3.0)
キャラクター
(3.0)
キャスト
(4.0)
演出
(3.0)
映像・音響
(4.0)
総合評価
(3.5)

良かった点

  • 90分でよくまとまっていた
  • モビルスーツが動く描写のクオリティ

情報量は多かったですが、なんとかうまくまとまっていたと思います。
前編後編あっても良かったかもしれませんね。

悪かった点

  • 序盤のテンポが悪い
  • 作画が不安定

モビルスーツはめちゃくちゃよかったんですが、人間の作画をね、もうちょっと頑張って欲しかったな〜
劇場版なんだし、もうすこし安定した作画にできたのでは・・・?
アニメーターさんが今大変なの色々なところで耳にするのであんまり強くいえませんけど・・・

まとめ

あらたな宇宙世紀シリーズを描いていくということで、どんな風になるのか楽しみでしたが、一気にオカルト方面へシフトチェンジしていきましたね。
恐らくこれからの宇宙世紀シリーズは「ニュータイプ」の存在についてよりクローズアップされるのかもしれませんね。

90分という上映時間で、ストーリー展開がはしょられていたり、情報量が詰め込まれている部分もありましたが、今後の「UC NexT 0100」の方向性はしっかり提示できていたと思います

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