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争い、憎みあう人類は、最後にどこへ向かったのか。三部作を締めくくる感動的なラストが待っている!『劇場版 機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい、宇宙編』

ひょんなことからよくわからないタイミングで見始めた『劇場版 機動戦士ガンダムシリーズ』も、いよいよ最終作となりました。

三作目の『劇場版 機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい、宇宙編』にて、シリーズ完結です!
どんなラストになるのかドキドキしますね〜

劇場版 機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい、宇宙編

総監督 富野喜幸
監督 藤原良二
出演者 古谷 徹
池田 秀一
鈴置 洋孝
鵜飼 るみ子
白石 冬美
井上 遥
古川 登志夫
鈴木 清信
戸田 恵子
潘 恵子
永井 一郎
公開 1981年
製作国 日本



あらすじ

宇宙へ出たホワイトベースは、ジオン軍のドレン大尉率いるキャメル艦隊に迎撃された。
だが、戦いに慣れてきたアムロ・レイたちは難なくこれを撃破し、ホワイトベースは中立地帯のサイド6へ針路をとる。そこには幾多の出逢いと別れが待っていた。

ミライ・ヤシマはかつての婚約者カムラン・ブルームに再会し、アムロもまた父テム・レイの姿を発見する。
だがテムは酸素欠乏症で無惨な姿を見せ、ミライもカムランを拒絶するばかりだった。
父に別れを告げるべく出かけたアムロは、湖畔で不思議な雰囲気の少女ララァ・スンと出逢い、さらに赤い彗星のシャア大佐にも生身で対面する。
そして出港を待ち伏せしていたコンスコン艦隊との戦いで、アムロは異常に高い戦闘力を発揮し始めるのだった。(公式サイトより)

1980年代にアニメ放送され社会現象ともなった『機動戦士ガンダム』を再編集・描き直しをし、三部作として劇場公開したシリーズ。
本作は最終章にあたる第三作目となります。

総監督は前作に引き続き富野喜幸(現在は由悠季)氏が勤めています。

壮大なクライマックス

いやあー、観終わったあとの感動というか、胸がいっぱいになるこの感じ、久しぶりに味わいました。
40話近く放送されていたアニメに比べたら劇場版の三部作なんてあっという間ですが、ずいぶん濃密な時間を過ごせました

にも

シリーズ物がエンディングを迎えたときの、いろんな感情が沸き立つあの瞬間がすごく好きです。たまりませんね。

相変わらず人間ドラマと戦闘シーンがていねいに描かれているのは変わらず、そこに「ニュータイプ」というあらたな存在が組み込まれた壮大な物語としてクライマックスを迎えていました。

正直ここまで話が展開されると思わなかったので、すっかり宇宙規模の話になったなあとちょっとあっけにとられたところもありましたが、うまくまとまっていてよかったです。
前の二作に比べて感動的なシーンが多く、思わずウルっときてしまうところもたくさんありました。

はあー、ガンダムってこうやって終わるんだね・・・!
名前は知っていてもストーリーはろくに知らなかったので、なんというか、今更ながらスッキリしました(笑)
特にラスト30分くらいの展開はもう胸が熱くなるどころか燃え盛るくらい
いい終わり方だったなあ〜

三部作を見終わった率直な感想は、ガンダムってこんなにおもしろかったのか!と、それに限りますね。
戦闘シーンもたしかに興奮しましたがそれ以上にストーリーやキャラクターの描写が魅力的でした。

にも

ぜひとも、まだ1stシリーズを観たことのないナウでヤングな方におすすめしたいですね!

戦いは人の革新へ・・・

本作では人間ドラマ、リアルな戦争描写は失われることなく、そこからさらに「人類の革新」という新しいテーマにも踏み込んでいてかなり壮大な話になっていましたね。

アムロやクルーたちの成長物語は前回で一区切りついたということなんですね。
わがままいったり、すねたりと年相応に拗らせていたアムロがすっかり成長していて驚きました

戦いは再び宇宙へと戻り、いよいよ連邦とジオンの戦いも佳境へとはいっていきます。
激しい戦いはますます混迷を極め、ホワイトベースの面々も休む間も無く戦い続けます。

本作もやはり人間ドラマが豊か
人の死や戦いを通じて、少年少女たちは成長していきます。

さらに本作で特徴的なのが、いままでそこまで話の中心にならなかった「ニュータイプ」というものの存在。
変わっていく環境に人間はどう適応していくのか、どう適応していくべきなのかが描かれていて、やや哲学的な面もありましたね

にも

さらに深い話になってるぞ!

相変わらず話はフルスロットルで展開されますが、前作よりはわかりやすかったような気もしますね
なんでそうなっちゃったの?みたいな疑問を感じることは少なかったです。

後半のザビ家さよならラッシュはすごかったな〜
最強の四天王みたいなイメージだったのに結局身内でやりあって潰れたって感じだったし。
それも演出の一つなんだろうな。

ガンダムって暗い話のイメージだったからどんな鬱エンドが待っているのかと思っていたら、希望のある終わり方で安心しました(笑)
今作は古谷さんの演技も大爆発していてよかったな〜

新たな出会いと別れ、そして未来へ

アムロをはじめとしたクルーたちは、前回までの激しい戦いを乗り越えてさらに強く、たくましく成長しました。
その辺の大人の軍人よりも彼らの方がずっとできる軍人ですよ・・・

アムロも完全に覚醒していてかっこよかった!!
変わらず彼は戦いの中心にい続けて葛藤し続けるのですが、冷静に戦いを分析して応戦したり、嘘をついてクルーを勇気付けたりと、今までのアムロとは思えないくらい成長していて感動しました(笑)

にも

後半のシャアの乱れっぷりと比較するとアムロは大人になりましたね〜

フラウに諦めちゃダメだと励ましたり、ハヤトを気遣ったり、アムロが周りをみるようになっていて、私は感動しっぱなしでしたよ・・・
お父さんのくだりもなあ。切なすぎますね。

ジオングに乗ったシャアがアムロを襲撃にきたときも、アムロはあえて立ち向かわず、そのときの最良の戦法をとっています。

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あのときは「アムロー!?」と声をあげてしまいました(笑)
めちゃくちゃかっこよかったぞ!

さて、本作の重要キャラというとララァですね。
ララァの「ニュータイプ」の力は、アムロだけでなく、ミライやセイラなど他のクルーに潜んでいた「ニュータイプ」の存在すらも明らかになっていきます。
「ニュータイプ」に関しては今までもさらっと触れたことがありましたが、本作で一気に話が膨らんできましたね。

概念も曖昧で、よくわからないのですが、超能力とは違うんですよね?
宇宙で暮らすようになり、人間はその環境に適した力を備えるようになります。

にも

動物の進化と同じような感覚でしょうかね。

ララァが突然現れるのはアニメ版も一緒なのかな?
やはり再編集しているので、時々突然訪れる新展開があって、そういうシーンでは戸惑いますね。

アムロはララァと運命的な出会いを果たすことで、それまで「戦争」という形を描いていた作品が、一気に戦争の枠を超えて「人類の共存」というテーマが浮き彫りになります。
アムロとララァは敵同士でしたが、お互いの「ニュータイプ」の力をもってして、互いを分かりあうのです。

これもまた難しい話ですよねえ
とても子ども向けアニメとは思えない(笑)

キャラ萌えオタクからこっそり言わせてもらうと、ブライトさんとミライさんとスレッガーの三角関係がめちゃくちゃ楽しかったですね。
各キャラクターがそれぞれどんな行動をとるのか正しく描かれていて、それがまた正確なんですわ!

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男と女を、生物的にも性格的にも的確に描いている。うーんさすが。

声優さんの演技がさらに胸を熱くさせる・・・!!

再編集したときは再録したのかな??
声優さんたちの熱演も素晴らしかった!

にも

声優さん全員、キャスティングした人こそニュータイプなのでは!?

やはり古谷さんと池田さんのやりとりはよかったですね〜
クライマックスは常に感動しっぱなしでした
ラストのアムロのセリフの話し方とかよかったなあ。

クライマックスにふさわしい激しい戦いが繰り広げられる!

いよいよ終わりを迎える三作目というだけあって、戦いの描写もすごい!
壮大で、でも細く書き込まれていて、戦闘シーンはどれ一つ見逃せません!
ヌルヌル動いているのをみると、そうとう描いたんだろうなあとスタッフさんたちに敬礼を送りたい。

本作はアニメの再編集版でありましたが、ほとんどのシーンが映画用に描き直されているそうです
スピード全開のストーリー展開はさておき、確かに一作目二作目と比べると絵の流れは違和感が少なかったように思いますね。

戦闘シーンもかっこよかったですが、やっぱりシャアとアムロの最終決戦は最高ですね。

にも

あんなにひいひい言ってたアムロが今じゃシャアと立派にやりあって・・・(泣)

ザビ家との戦いはどんなラストを迎えるのかと思っていたら、お互いに潰しあって終わったのはなんというか、ある意味リアルでしたね
大きな盾になると予想していたデギンもすっかり老いぼれていたし、あんなに演説で大立ち回りを披露したギレンですらあんなにあっけなく死んでしまうわけですからねえ。

そして残ったキシリアを始末するときのシャアのかっこよさよ
シャアの目がアップになって、無音のこと、数秒。
シャアに対してキザという印象しかなかったのに、あのシーンは震えるほどシビれました

というかラストのシャアは全部かっこいい。
セイラとの別れもキザすぎてもはやかっこいい。

にも

グッ、かっこいい・・・ッ

戦艦とモビルスーツに関してはもう覚えるのを諦めました(笑)
まあ何回も見返せばそのうち覚えるだろう・・・

にも

ビグ・ザムのデザイン個性的過ぎて逆に好きです。

主題歌の「めぐりあい」もいいですよね。
また主題歌をぶちこむタイミングが上手なんですわ。
有能なスタッフしかいないなあ。

総評

ストーリー
(4.0)
キャラクター
(5.0)
キャスト
(5.0)
演出
(4.0)
映像・音響
(5.0)
総合評価
(4.5)

良かった点

  • 迫力満点の戦闘シーン
  • キャラクター同士の人間模様
  • 感動的なラスト

ラストにふさわしいクオリティ・ボリュームです。

悪かった点

  • 前半がやや駆け足なストーリー展開

これは再編集版だから仕方ないんですけどね〜
後半はそうでもなかったように思いますが、クライマックスに重点を置くためにか前半がぎゅっと話が詰まっていたように思います。

まとめ

『劇場版 機動戦士ガンダムシリーズ』これにて完結!!!!
いやー最初はハマる気が全くしなかったのですが、思っていた以上におもしろくて、夢中になって最後まで観ちゃいました

最終作では人間ドラマやリアルな戦闘描写はもちろん、そこに加えて哲学的な思考が加わったさらに複雑で大人向きなストーリーに仕上がっていました。

大人になって観たからものすごく楽しめたような気がします
子どもの頃に観ていても別の角度で作品を観るなんてできないから、なんだか怖いアニメだな〜という印象で終わってしまったんじゃないかな。
大人になって改めて観れてよかったです。

再編集版というのもあって、ところどころ補足は必要かなと感じたところはありましたが、それは漫画、もしくはアニメ版をみることで補完できるでしょう。

にも

こうして時々懐かしい作品を見返すのもいいものですね。

単なるロボットアニメにとどまらない、深いドラマがガンダムにはありました
まだ観たことない人はぜひ一度この劇場版シリーズをご覧ください!

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