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劇場版らしい演出やファンサービス満載!平次と和葉が大活躍!『名探偵コナン から紅の恋歌』

去年の『名探偵コナン 純黒の悪夢』に引き続き、今年も『名探偵コナン』の新作を観に行ってきました!

今年のタイトルは『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』
毎回、斜め上の読み方をするタイトルを楽しみにしているのですが、ここ数年はわりとまともですね。

ちなみに歴代でダントツにイカすタイトルは第11作目の『名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』ですね。
「棺」と書いて「ジョリー・ロジャー」って呼んじゃいますから(笑)
ちなみに私が、シリーズ歴代No.1でつまらないと思う作品もこれです。

名探偵コナン から紅の恋歌

監督 静野孔文
脚本 大倉崇裕
出演者 高山みなみ
山崎和佳奈
小山力也
堀川りょう
宮村優子
ゆきのさつき
宮川大輔
吉岡里帆
公開 2017年
製作国 日本

あらすじ

日売テレビで、爆破事件が発生!
その時百人一首会を牽引する「皐月会」が開催する会見が行われており、大パニックに!
崩壊していくビルの中、西の名探偵・服部平次とその幼馴染・遠山和葉だけが取り残されるが、間一髪の所でコナンによって救出される。
まるでテロのような事件、しかし犯人の目的もわからない不可解な状況に違和感を禁じ得ないコナンと平次。

爆破騒動の中、コナンは平次の婚約者だと言い張る女性と出会う。
その名は、大岡紅葉。紅葉はなんと競技かるたの高校生チャンピオンだった。
ひょんなことから、和葉はそんな紅葉に平次を懸けた勝負を百人一首で挑むこととなり、実力者である平次の母親・静華を師に、特訓する日々が始まった。

時を同じくして京都・嵐山の日本家屋で、皐月杯の優勝者が殺害される事件が発生。
その時、殺害現場のモニターに映し出されていたのは、紅葉の姿。そして意味深に数多のかるた札が被害者の周りに散らばっていた。
果たして紅葉と事件との関係は?

コナンと平次は大阪府警・京都府警とともに、2つの事件に関係する皐月会の捜査を始める。
やがて、次々と捜査線上に浮かび上がる謎の存在。紐解いていくと、そこには“百人一首にまつわる共通点”が隠されていた――。
大阪と京都、2つの事件が1つに繋がる時、仕掛けられた運命の歯車が加速し始める!(公式サイトより)

劇場版『名探偵コナン』シリーズ第21作目
監督は前作に引き続き、静野孔文氏。
静野監督は劇場版の15作目である『沈黙の15分』からずっと担当されていますね。
色々なアニメ作品の演出や監督をなさっていますが、最近はほぼコナンをメインに活動されているようです。

今作は京都・大阪が舞台となっており、平次和葉ラブストーリーが中心となっています。
ラブコメ全開の劇場版は久しぶりな気がしますね!

・・・それにしても、公式のあらすじを引用させていただきましたが、ネタバレ全開のストーリー紹介で笑いました。
鑑賞前に公式サイトみなくてよかった〜
これ読んだらほぼ内容わかっちゃうよ!

劇場版『名探偵コナン』らしさ満載!

これこれ!これですよ!
今作は、ちゃんと劇場版『名探偵コナン』らしい内容・演出でした!(笑)

前作の『純黒の悪夢』は、確かに面白かったけど全然『名探偵コナン』ぽさがなかったので、毎年見ているファンとしてはイマイチだったんですよね。

今作は平次と和葉のラブコメがメインで描かれていますが、きちんと推理パートもあってよかった。
おっちゃんもちゃんと眠ってたし!
私のイチオシの、佐藤刑事と高木刑事は一切出なかったけど!

ストーリーは今回は結構単純でわかりやすかったですね。
ミスリードやフェイクはいくつか入りますが、謎解きもそこまで難しくはなかったですね。
長年のファンの勘か、私は一目見てあの人が犯人だと察しました(笑)

平次と和葉のカップルファンにとってはもう、たまらない作品となったのではないでしょうか!
いや〜このお転婆カップル可愛いですよね。
最近コミックスの方でもちょっとずつ進展があったので、もしかして映画でついに・・・!?と思いましたが、そんなことはありませんでした。

あ、今回もいっぱい爆発します。
燃え上がります
コナンくんの「いっけええええええ!」いただけます。

そして来年の予告・・・おいおい、またスパイ映画になってしまうのか・・・?(笑)

平次と和葉ファンにはたまらない今作

いや〜平次と和葉カップルのファンの皆様、おめでとうございます。
本当に2人が好きな方は、もだもだしながら本編鑑賞されたのではないでしょうか!!

私が2人のシーンで一番萌えたのは最後のシーン、崖で落ちていきそうになる和葉を捕まえた平次のセリフですね。

「絶対に手ェ離すなよ・・・離したら・・・殺すぞ」

わあああああ!!!!このセリフ!!!懐かしい!!!
28巻のやつだ!!(この話、ストーリーも絵も怖くてすごく印象に残っていた)

ということで、懐かしの名シーンのオマージュもさらっと盛り込んでくれるスタッフさん、さすがです。

平次は結局「言わなアカン」ことは言いませんでしたが、それは今後の展開を楽しみにしましょう。

そして推理パート。
コナンにしてはわかりやすく、そんなに内容が難しいということはなかったですね。

大阪にある日売テレビが爆破したのを機に、例年のシリーズ同様いくつもの事件が次々に勃発する流れですね。
それは競技かるたの名門同士の、悲しいすれ違いによって起きてしまった事件でした。
全ての事件の鍵を握るのは、皐月会が保存する伝統的な「百人一首」の札一式。
この百人一首の札にはある秘密があり、それを巡って一連の事件は起きます。

百人一首を絡めた事件ではありましたが、百人一首の内容自体が推理のカギになったわけではなかったので、そこはもっと百人一首の句の意味だったり、作者の歴史だったりを絡めてくれたら推理に面白味が増したんじゃないかな〜と思いました。

ミスリードもコナンシリーズらしいベタな配置だったかと。

行方不明と言われていた名頃が犯人だという流れを作っていましたが、だいたいコナンは犯人はあらかじめ登場させておくことが多いので、本編にほとんど出てこない矢島ではないなとは薄々思っていました。

宮川大輔さんがゲスト出演で演じた関根も、隠蔽するようなシーンや、あるセリフでコナンと平次がオーバーリアクションしたりと、かなり怪しい雰囲気全開でしたが、これも外れ。

長年のファンなら、犯人はこいつや!こいつは当て馬や!と感づいたはず。ゴリ押しで(笑)
そんな真犯人の動機もまあまあ同情の余地ありというところで・・・

事件も人間模様も「恋」を軸にストーリーが展開されていましたね。

京都・大阪のキャラクターが大集合!

京都・大阪が舞台ということで、今作は関西で活躍するキャラクターが登場しました。

平次と和葉はもちろん、2人の父親も劇中に登場。

原作にはすでに登場している、平次の婚約者という「大岡紅葉」も映画にて初お目見え。
原作を読んだ限りだと、今後の展開を担うキーパーソンだと思うのですが、初登場が映画でいいのでしょうか。
ああ、でも赤井も復帰の舞台は映画が初めてだったか・・・

大岡紅葉、アニメではどんな感じで登場してくれるんですかね〜

事件の管轄が京都・大阪ということで、綾小路警部も久々に登場!
声優さんの話になってしまいますが、綾小路警部のCVは置鮎龍太郎さんで、沖矢昴と同じなんですよね(笑)
まあそこはプロなので全然違う声色で演じられてましたが。

大滝警部(CV:若本規夫)も久々に登場してたのですが、完全に若本節全開で笑いそうになりました。
若本さんキャラの中では、あまりご本人のクセがないキャラだったと思うのですが、若本さんももう諦めたのか、どこからどう聞いても若本さんでした(笑)

平次のお母さんも出てましたね!
今作では、過去に百人一首のクイーンだったということで、和葉の特訓に付き合ってくれるのですが、彼女なんでもできるんだな・・・
お母さんの声を務める勝生真沙子さんが好きなので、久々にお声を聞けて嬉しかった!

逆に、関東を拠点に活動するキャラクターはほとんど出ませんでしたね。
警視庁の面々もそうですし、博士や哀ちゃんも今回はお留守番なのでちょっぴりの出演。
園子に至っては、もうなんか完全にストーリーのために利用されてる(笑)

はあーあそれにしても、最近佐藤刑事のクールなアクションみてないな〜そろそろみたいな〜

豪華ゲストに、ベテラン声優に勢揃い!

ご長寿シリーズなので、もう全ての声優さんが有名な方ばかり。
メインキャストのの方々は21年もやってるわけですからね・・・すごいなあ〜
ちょっとしか出なくても、名前をみるとすごい大御所の方だったりすることも。

今年のゲスト声優は、宮川大輔さんと、吉岡里帆さん。

去年の天海祐希さんが結構お上手で、流石の貫禄を見せつけてくれたのが記憶に新しいですが、今年のお二人もなかなかお上手だったかと。
まあどうしても浮いて聞こえてはしまいますが、そんなにひどい棒読みでもないし、滑舌が悪いということもなかったし、特に気になる点はなかったです。

まさに「ゲスト声優」という位置付けがちょうどいい感じでした。

原作ファンが楽しい演出や小ネタがいっぱい

平次と和葉の原作オマージュなやりとりや、大岡紅葉の登場など、原作ファンにはとてもおいしいネタがたくさんあったように思います。

『名探偵コナン』のようなご長寿作品は、そもそもターゲットが長年のファンなんだと思うのですが、今作はよりその傾向が色濃かったように見受けました。

また、今までにはなかった、劇中に原作のイラストを入れるという新たな演出もありました。
これ意外とやってそうでやってなかったですね!

あとはところどころMADっぽい演出があったりして、かなり画面に動きのある映像に仕上がってました。

良かった点

・今までの劇場版らしいストーリー・演出
・平次と和葉ファンへのサービス満載

前作と比べるともっと子供向けで、ファンサービスたっぷりでコナン映画らしさが出ており良かったです。
平次と和葉ファンの方は本当に嬉しかったでしょう!

悪かった点

・あまり初見向きではない

ファン向けな内容が良かったということで、裏を返せば初見さん向きではないかな。
まあ悪かった!と言い切るほどではありませんが、全くみたことない人が誘われて鑑賞したりするとどうなんだろ?と思いました。

昔アニメみてました!というくらいなら問題なく楽しめると思います。

まとめ

ついにシリーズも21作目を迎え、ここが正念場というところですかね。
シリーズのお決まりのシーンや演出があり、コナン映画らしさプラス、新しい映像演出でうまく新鮮味も出していて、ファンとしてはとても楽しい作品でした。

ポケモンですら今年が20作品目らしいので、そう考えるとコナンってすごいなあ。

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