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大人というより、こじらせ男女のラブコメ映画。主演の2人の会話劇を楽しもう!『おとなの恋は、まわり道』

11月後半〜12月前半は、映画業界がクリスマス・年末に向けてビッグタイトルを温存するので、こじんまりとした小規模な映画が並びますね。
どれを観ようかラインナップを確認したら、キアヌが主演の映画があるではないですか!!

ということで、キアヌ・リーブス主演の『おとなの恋は、まわり道』を鑑賞してきました。

おとなの恋は、まわり道(Destination Wedding)

監督 ヴィクター・レヴィン
脚本 ヴィクター・レヴィン
出演者 キアヌ・リーブス
ウィノナ・ライダー
公開 2018年
製作国 アメリカ合衆国

あらすじ

イケメンだけどヘンクツなフランク。美人なのにドクゼツが止まらないリンジー。
気が付けば、“おひとり様”記録を更新中のふたりが、豪華でロマンティックなリゾート・ウエディングに招待された。

楽しいはずのお祝いの旅だが、ふたりにとっては悪夢だった。
花婿は、フランクと絶縁中の異父兄弟で、リンジーを捨てた元婚約者なのだ。
出会った瞬間から、互いに感じ悪さ爆発のふたりだったが、飛行機もディナーの席も、ホテルの部屋まで隣に!
口を開けば意見は対立、バトルを繰り広げるふたりだったが、思いがけないときめきが舞い降りる。

果たして、まわり道を続けるふたりの恋の終着点は──?(公式サイトより)

監督は、いくつかのTVシリーズを手がけ、『5時から7時の恋人カンケイ』で映画監督デビューを果たしたヴィクター・レヴィン
主演にはキアヌ・リーブスウィノナ・ライダーが9年ぶりに再共演を果たしています。

こじらせ男女のこじらせラブコメディ

こじらせてますね〜〜〜〜!!
この男女、こじらせにこじらせています。

恋愛ものは久々でしたが、独り身同士の傷の舐め合いが、独り身の私にグサグサ刺さりました(笑)
性格にやや難ありの二人が運命の出会いを果たし、恋に落ちるのか?落ちないのか?
歳を重ねて素直に恋愛に踏み出せない男女の行方を見守る、ラブコメでした。

ただ、起承転結が弱いせいか、なんか大きな動きもなくてこれといった感想が浮かばないんですよね。
ふーん、という感じで・・・

印象的だったのが、全てのシーンがキアヌとウィノナの2人の会話劇で繰り広げられていたこと
二人の他に誰も喋らないんですよ、すごいですよね。でも違和感が全くない。
キアヌとウィノナの演技力が高くて、2人のやり取りだけでシーンが進んでもどんどん引き込まれていきました。

キアヌとウィノナはよかったよ!!
キアヌはやっぱり髪の毛ふっさふさでもヒゲもっさもさでも素敵・・・好き・・・
ウィノナも久しぶりにみましたが、やっぱり美人ですね〜

リサ

いやあ私もキアヌと運命の出会いを果たしたい・・・でも顔のパーツは黄金比じゃないからなあ〜〜

リゾート・ウエディングの舞台となった、セントラルコーストの風景が素敵でした!
ゆったりと時の流れる田舎町のような独特な風景と、それに重なる音楽が心地よくて癒されました。

こじらせ男女のこじらせラブストーリー

リゾート・ウエディングに招待された、一癖ある男女がぶつかり合いながらも、やがてお互いに気になる存在になっていくラブコメ

女性は招待された新郎の元婚約者。
男性は新郎の異父兄弟。
もうこの時点でかなりこじらせている雰囲気を感じますね〜(笑)

初対面で第一印象は互いに最悪だった2人ですが、現地のホテルやレストランのテーブルなど、ありとあらゆる場所で一緒に過ごすことに。
互いの意固地な考え方をぶつけ合っているうちに、お互いが相手の存在に影響されていくんですね。
そして結末は・・・まあなんとなくわかっちゃいますかね?

ストーリーにはあまり大きな波はなく、淡々と進んでいきます。
起承転結がない上に、主演の2人の会話劇のみで進んでいくので、飽きる人は飽きてしまうかもしれませんね。

リサ

90分のショートムービーでちょうどよかったと思います。

まあ歳を重ねてしまうと、なかなか新しい恋愛に踏み出すのにも躊躇してしまうものですよね。
そんなリアルな男女の心情が2人の会話の節々に感じられました。

ちょっとクセありすぎ?

リンジーはヒステリックな女性、フランクは屈折した卑屈な男性。
大人の恋というよりは、こじらせ男女の恋愛もので2人のキャラにかなりクセがあります

2人はN極とN極の存在で、なぜこの2人がうまくいったんだ!?と謎に思うくらいでしたね。
特にリンジーはかなりヒステリックというか、情緒不安定で、女性の私でもお付き合いしたくないな〜と思っちゃいました(笑)
まだフランクの方がマシかな〜

リサ

逆になんでこの2人がくっついたんだ!?というくらいお互いに合ってない感じがしますね(笑)

こじれ者同士が恋に落ちる流れもちょっとわかりづらいんですよね。
リンジーがずっと元婚約者に未練タラタラでうじうじしていて、それをなんとなーく慰めてくれていたのがフランクでした。
なかなかリンジーは心を開かなかったのですが、うっかり散歩道で(!?)2人はおセッセに励んでしまうんですね。

リサ

その前に野生のヤマライオンに出会ったことで生命の危機を感じて、生存本能が働いたのかも・・・

それがきっかけなのか、リンジーは散々執着していた元婚約者のことなんか頭からすっぱ抜けて、すっかりフランクに夢中になりもうアタックをかけ始めます。
正直、ええ??一回寝ただけで???と疑問に思っちゃいました。結局身体なんか!?

そのあともほぼリンジーのゴリ押しみたいな感じで、なんとなく2人はいい雰囲気になりますが、あれじゃあうまくいかないと思うんですよね〜
恋愛の落とし所も消化不良な部分があって、う〜ん?とモヤっとしてしまいました。

会話劇自体はテンポがよくて私はおもしろかったけど、中身というか、肝心な2人の心の交流がいまいち噛み合っていないような気がしました。

キアヌとウィノナはさすがの演技力!

本編は全部キアヌ・リーブスとウィノナ・ライダーの会話劇で繰り広げられます。
序盤であれ?と違和感を覚えて、中盤くらいで家族との会話が全くなかった時点で、あ、これはそういう演出なのか、と気づきました。

他の人のセリフは一言もないんですよ。
最初から最後まで2人の会話で進んでいきます。

2人の会話劇と気づいても違和感がなかったのは、脚本のテンポのよさや演出だけでなく、キアヌとウィノナの演技力がずば抜けているのもあると思うんですよね。
出会ったときの互いの印象から、徐々に変わっているそれぞれの心理状態を会話のみで表現しているのはさすがです。

キアヌとリンジーの息ぴったりのやり取りはさすがですね。
演技の幅の広さに感心しました。

リサ

2人とも好きな役者さんで、最近また再ブレイクしているから嬉しいんですよね〜
今後の出演作も楽しみです!

総評

評価

ストーリー
(2.5)
キャラクター
(2.5)
キャスト
(5.0)
演出
(3.0)
映像・音響
(4.0)
総合評価
(3.0)

良かった点

  • キアヌとウィノナの会話劇
  • 舞台となるセントラルコーストの風景

キアヌとウィノナの演技力はさすが。
90分の会話劇を、あそこまで息ぴったりにテンポよく繰り広げられる役者はなかなかいないですよ。

悪かった点

  • 起承転結が弱い
  • キャラの心情がよくわからない

会話劇が延々と流れるので、ストーリー展開が淡々としていましたね。
キャラクターの心情もよくわからないことが多くて、なんでそうなった!?と疑問に思うことも。ご都合主義っぽい感じがちょっと残念。

まとめ

うーん、設定はおもしろいけど、テンポのよさだけが目立って、キャラクターの心情にイマイチついていけませんでした
おそらく会話劇を楽しむものだから、字幕よりも吹き替えで観た方がもうちょっと楽しめたのかもしれません。

キアヌとウィノナの表現力と、セントラルコーストの風景はとてもよかったです!

おとなの恋は、まわり道
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