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作品への愛とリスペクトが詰まった、ハイレベルな実写版!「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」

2019年の映画収めは、『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』となりました!
いやー、どうしてもこれだけは映画館で観ておきたかったので、無事観られてよかった〜!

だってみてくださいよ、このポスター。完成度高すぎじゃない?
顔がフランス人だってところ以外は完全に本人ですよ、全員。きちんとどのキャラクターが判別できて、でもそこまでコスプレ感が強くない、絶妙な感じ。ん〜やばい。
ストーリーはオリジナルだろうから、まあ期待してもしょうがないですし(笑)、気楽に観にいってきました!

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション

監督 フィリップ・ラショー
脚本 フィリップ・ラショー
ピエール・ラショー
ジュリアン・アルッティ
ピエール・デュダン
出演者(日本語吹き替え) フィリップ・ラショー(山寺 宏一)
エロディ・フォンタン(沢城 みゆき)
カメル・ゴンフー(玄田 哲章)
ラファエル・ペルソナ(田中 秀幸)
ソフィー・モーゼル(一龍斎 春水)
タレク・ブダリ(浪川 大輔)
ジュリアン・アルッティ(多田野 曜平)
ディディエ・ブルドン(土師 孝也)
パメラ・アンダーソン(ちふゆ)
公開 2019年
製作国 フランス

あらすじ

ボディーガードや探偵を請け負う凄腕のスイーパー「シティーハンター」こと冴羽獠(山寺宏一)は、相棒の槇村香(沢城みゆき)と日々様々な仕事を受けている。

ある日、掲示板に書き込まれた「XYZ」宛の新しい依頼。
その依頼人の男ドミニク・ルテリエ(土師孝也)から獠と香は、仕事の話を聞く。
それは、ルテリエの父が開発した<香を匂った者を虜にする「キューピッドの香水」>を悪の手から守ってほしい、という依頼だった。
香水の効果を信用しない獠は、香に香水を吹きかける。香が効果を試すため歩き出した瞬間、現場を爆風が襲う!
獠が一瞬の出来事に気をとられた隙に、「キューピッドの香水」はバイクに乗った男に奪われてしまう!!
しかも、奪い去ったのは、獠の旧友であり、元傭兵の海坊主(玄田哲章)だった・・・!?

香水が悪の手に渡ってしまったら世界は大変なことに!タイムリミットは48時間。
獠と香は、時間内に香水を取り戻すことができるのか——!?

こうして、香の虜になる帽子の男・パンチョ(浪川大輔)、セレブ好きの男・スキッピー(多田野曜平)、獠と槇村秀幸(田中秀幸)の友人・美人刑事の冴子(一龍斎春水)を巻き込んだ、シティーハンターの香水奪回作戦がはじまる————。(公式サイトより)

シティーハンター愛たっぷりのフランス版

めちゃくちゃ気合入れて作り込んでいるじゃないですか・・・!!!
正直、驚きました。ストーリーや演出、美術など、どれも文化祭レベルのクオリティを想像していたのですが、結構ちゃんと作っていました。クオリティ高い。

とくに原作へのリスペクトや愛がすごい。キャラデザもそうですが、原作やアニメのお決まりの演出なんかもしっかり踏襲していますし、なによりキャラクターがちゃんと原作のキャラクター設定になっている。これはたまげた。
ストーリーは完全にオリジナルですが、日本のアニメ版で放送されてもおかしくないような違和感のないストーリーでした。

リサ

監督とスタッフの愛情が伝わってくる、シティーハンター愛に溢れた作品でしたよ!

いつものシティーハンターだ〜!

ストーリーはあらすじの通り。フランス版の獠と香が、とある依頼人からの依頼を受けたことではじまる、ドタバタコメディ。いつもの感じ(笑)
お粗末なお話だろうと構えていましたが、わりと筋が通っていて、ストーリー展開もテンポよくサクサク進むので退屈にはなりませんでした。惚れ薬を取り戻すってのがアニメオリジナルのシティーハンターっぽくて好き。
上映時間は93分と、近年の実写映画にしては短めなのですが、このくらいの短さだからこそダレずに最後まで観られたような気がします。
というか、93分に香のお兄ちゃんや海坊主、冴子などのメインキャラクターをしっかり登場させていたのか。でも詰め込みすぎ感がなくてよかったな。

あとは、舞台やキャラクターはフランス、フランス人なのですが、世界観はしっかりシティーハンターの世界観を踏襲しているというのが何よりも評価したいポイント
獠と香の職業や、2人への依頼の仕方だったり(ちゃんと駅の掲示板に「XYZ」って書いてあって感動した)、コメディとシリアスの割合、カラス、止めて引く、など・・・
本当に監督やスタッフがシティーハンターをよく研究して作ったであろうことが伝わります。原作だけでなく、おそらくアニメシリーズも端から端まで研究し尽くしているんじゃないかな?

多少のご都合主義やぶっ飛び展開は、まあシティーハンターなので、正直目を瞑っても問題なし。
本作の感想を書くにあたって、監督であるフィリップ・ラショーのインタビューをいくつか拝読したのですが、やはり監督はシティーハンターが大好きなんですね。いやわかりますよ、愛情たっぷり注がれているのが存分に伝わってきます。
さらに監督は、ドラゴンボールの実写化の大コケ具合をみて、できる限り原作に忠実であることを意識して本作の制作に取り組んだのだとか。正解でしたね!

リサ

海外実写版だしな〜と高を括っていると、してやられますよ!

キャラがこれっぽっちもブレない

監督の、できる限り原作に忠実に、という意識は、キャラクター描写にも表れています。
どのキャラも、原作からブレないブレない!すごいの!そのまんまなの!

獠は2枚目と3枚目が絶妙にブレンドされているし、香は獠のストッパーを務める元気っ子で、でも乙女な部分もあったり。メインキャラクターの2人が完全に原作の2人で感動しました。
獠のもっこりシーンとか本当にただのもっこりでおもしろかったな。原作やアニメと違って、顔は常にイケメンだから、よりリアルなすけべオヤジって感じで(笑)
体型もかなり原作の2人に近かった気がしますね。

またすごいのが、2人の関係性すらも完全に原作に忠実なんです。付かず離れず、兄妹のようだけど兄妹じゃない・・・みたいな。
香がもだもだして惚れ薬を獠にかけるシーンがあるのですが、ファンの期待通り(笑)、獠にはまったく効果がないわけです。それでラストのシーンで香が惚れ薬の持ち主に、「全然効かないわよあれ!」と文句を言うと、「そんなはずはありません。効かないと感じるのであれば、それは、惚れ薬をかけられた相手が、すでにかけた相手を愛していた、ということです」と持ち主が返すんですよ。ッッッッッッッッッカ〜〜〜〜〜、そこまで忠実にやってくれるの!?ありがとう!

リサ

もちろん忠実なのは、獠と香だけでなく、海坊主や冴子も忠実に再現。海坊主とかどっからどうみても海坊主だったな〜

ちなみに吹き替え版で観たのですが、今回はメインの獠と香はそれぞれ山寺さんと沢城さんへ変更となっています。
当初配給側の指定かと思っていたのですが、インタビューを読みあさったら、どうやら実写版だからという理由で神谷さんの方から辞退されたそうですね。そうだったのか。
神谷さんでも全然よかったと思いますけどね?もちろん山ちゃんもよかった。きちんと実写ということを意識された役作りをされていて、さすがです。シブさ強めの獠ちゃんも素敵。
山ちゃんで驚いたのですが、もっこりやってるときの声が完全に神谷さんだったんですよ!本人かと思ったわ!
沢城さんも伊倉さんの香に寄せつつも、実写の女性を吹き替えしている感じの演技でよかったな。実力のある声優さんが担当されているので安心して聞いていられました。

リサ

ちなみに神谷さんも伊倉さんも、ちょいやくでしっかり出演していますよ!

獠の銃捌きにも注目

アクションシーンがものすごく見どころ、というわけではありませんが、カーチェイスやクライマックスのバトルシーンなどもよくできています
とくにクライマックスのアクションは、やはり盛り上がる!コミカルなシーンがありつつも、決めるところでしっかり決める獠ちゃんが最高にかっこいい

獠ちゃんといえば銃を使ったガンアクション。こちらも随所随所で獠ちゃんのテクニックが披露されていますのでぜひ。
香の脚の間から銃をぶっ放す獠ちゃんという、ファンおなじみの構図もしっかり決めてくれましたし。あれは燃えた〜

リサ

カーチェイスで『トップガン』の「愛は吐息のように」が流れたのだけが謎でしたね(笑)あれなんであのタイミングで流れたんだろ。

演出で思い出しましたが、エンディングの「止めて、引く」もちゃんとやってて笑っちゃいました。しかも曲は『Get Wild』だし。
本当にどの観点からみても愛に溢れている作品だな〜

総評

評価

ストーリー
(4.0)
キャラクター
(4.0)
キャスト
(4.0)
演出
(5.0)
映像・音響
(4.0)
総合評価
(4.0)

良かった点

  • すべてが原作に超忠実

悪かった点

  • 特になし

まとめ

ここまで原作に忠実に、しかもそこそこクオリティ高く作っているとは思わず、してやられました。全然文化祭映画じゃない!
ストーリーもキャラクターもアクションも演出も、すべてがシティーハンターへの愛に溢れています。

さすがに初見の方は頭がはてなになってしまうかもしれませんが、ファンの方は観て損なし!
細かい演出なんかにも注目して欲しいですね。

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