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フレディ・マーキュリーとQueenが辿った激動の日々を追う。ラストのパフォーマンスは圧倒される!『ボヘミアン・ラプソディ』

テレビやラジオ、飲食店やショッピングモール・・・音楽が流れる場所で一度は耳にしたことがあるだろう「Queen」
私が生まれた時はすでにフレディ・マーキュリーはこの世を去っており、私にとって「Queen」はすでに伝説の存在となっていました。

そんな彼の、「Queen」の、歩んできた歴史を描いた『ボヘミアン・ラプソディ』が公開されました。

私がQueenを知ったのは、キムタクの「プライド」で使われた「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」と、「学校へ行こう!」のエアボの「Don’t Stop Me Now」がきっかけでしたね〜

にも

あっ、なんとなく世代がバレてしまう・・・(笑)

その後、1年ほど前に友人の影響で、改めてQueenを聴くようになったこともあって、今回の作品もとても楽しみにしていました。

ボヘミアン・ラプソディ(Bohemian Rhapsody)

監督 ブライアン・シンガー
脚本 アンソニー・マクカーテン
出演者 ラミ・マレック
ルーシー・ボイントン
グウィリム・リー
ベン・ハーディ
ジョゼフ・マゼロ
エイダン・ギレン
トム・ホランダー
アレン・リーチ
マイク・マイヤーズ
公開 2018年
製作国 イギリス
アメリカ合衆国

あらすじ

伝説のバンド<クイーン>。その生き様が世界を変えた、感動の物語。
ワンフレーズを耳にすれば思わず心が躍りだす名曲で、世界中を魅了する伝説のバンド<クイーン>。
そのリード・ヴォーカルにして、史上最高のエンターテイナーと讃えられたフレディ・マーキュリーの生き様を映し出すミュージック・エンターテイメントが誕生!

世間の常識を打ち破る革新的な音楽を次々と生み出し、スターダムを一気に駆け上がったフレディと仲間たち。
今なお語り継がれる劇的なパフォーマンスを披露した彼らの華やかな活躍の裏には、誰も知らないストーリーがあった・・・

「これは伝記映画ではなく、硬い岩から掘り出されたような純粋なアートだ。家族や人間関係、希望に夢、悲嘆や失望、そして最後には勝利と達成感が、誰にでも共感できるような物語として描かれている」と語るのは、クイーンの現メンバーで、本作の音楽プロデューサーを務めるブライアン・メイ。
同じくメンバーのロジャー・テイラーも音楽プロデューサーを務め、劇中では、フレディ自身の歌声を使用した28もの不朽の名曲が鮮やかに甦る。

崩壊寸前だったバンドが挑む20世紀最大の音楽イベント”ライヴ・エイド”。
永遠に語り継がれるラスト21分のパフォーマンスに込められたフレディとメンバーの想いと秘められた真実が、観る者の魂を熱く震わせるー。(公式サイトより)

イギリスのロックバンド、「Queen」がバンドを結成してから、世界規模のイベント「ライブエイド」に出演するまでを描いた伝記物語。

監督は『X-MENシリーズ』『ワルキューレ』などのブライアン・シンガー
主演のフレディ・マーキュリーを見事演じ切ったのは、『ナイト・ミュージアムシリーズ』『バトルシップ』などのラミ・マレック

音楽にはQueenのメンバーでもある、ブライアン・メイと、ロジャー・テイラーが参加しています。

ストーリーも演出も、完成度が高い!

感動的だった!
Queenの歩む物語と、彼らのパフォーマンスに魅了され、2時間半があっという間でした。

Queenのことは音楽しか知らず、当時の熱狂的な人気や注目の高さなどの時代背景は全く予習しなかったのですが、楽しめました
むしろ知らなかったからこそ作品に没入できて、感動できたのかも。

そもそもフレディ・マーキュリーの人生すらもろくに知らなかったので、いろいろと衝撃を受けたりもしました。
天才というのはいつの時代も孤独なんですねえ。
自分を持っていて、大衆の色に染まらないからこそ、多くの人に注目され、憧れられ、崇拝されるのでしょう。

Queenというと、フレディ・マーキュリーの強烈な歌声、パフォーマンスが印象的でしたが、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコンと他のメンバーも個性と才能の溢れる人たちだったというのも、映画を通して知れました
Queenの曲もよくみてみると、フレディだけがつくっているというわけではないんですね。

そしてQueenを演じた4人がめちゃくちゃご本人たちに似ているのもすごかった!
フレディのパフォーマンスをしているラミ・マレックはまるで本人かと思うほどの演技力で、ラストの「ライブエイド」のシーンは圧倒されました。

フレディ、そしてQueenの物語

ストーリーは、Queenの結成〜解散危機を救ったと言われる「ライブエイド」までの日々を辿った伝記映画。
実際の史実に比べるとだいぶ削ぎ落としているようですが、フレディ・マーキュリーという人間、Queenというチーム、音楽づくり、などの重要なポイントはしっかり盛り込まれていました。

フレディが、自身の出身や、中東系の顔立ち、大きく出っ張った歯などの容姿にコンプレックスを抱きながらも、音楽に情熱を傾けていた頃。

彼はとあるライブハウスで、ギタリストのブライアン・メイとドラマーのロジャー・テイラーに出会うのです。
そうしてベーシストのジョン・ディーコンを仲間に迎え、「Queen」は誕生したのでした。

ストーリーの流れはかなりサクサク進むので飽きません
ツアーシーンと、物語のシーンがバランスよく織り込まれているので、Queenの音楽も楽しめますよ!

彗星の如く現れたQueenはどんどんとその名を世界中に知らしめていきます。
そしてストーリー後半、Queenがロックバンドとして成功していく一方で、フレディは自身の内面にあるコンプレックスや孤独に向き合うようになるのです。

バンド自体の活動が順風満帆で明るく描かれている一方で、フレディの内側を描くシーンは暗いタッチで浮き彫りにされていて、その対比が印象的でした。

フレディは、いつも自分自身と戦い続けていたのかも知れない

本編ではフレディの内面がていねいに描かれていることが、さらに作品を盛り上げています。
彼の抱えてきたコンプレックスや孤独が深くなればなるほど、物語にグイグイ引き込まれていきました。

Queenのイメージがもう「芸術は爆発だ!」的な感じだったので、感動よりも興奮を予想していたのですが、まさか泣かされるとは思いませんでした(笑)
フレディの繊細な一面に驚かされましたが、Queenの楽曲のバリエーションの豊かさや、緻密に組み立てられた楽譜を思えば、ナイーブな部分があるのもわかりますね。

もともと自分がなんなのかよくわかなくて、音楽が自分を表現する場所になったのに、うまくいけばいくほど、なぜか自分がどんどんわからなくなって、ついに何も考えなくなったフレディ。
すっかり堕落してしまったフレディは、メアリーとの再会で、「怖いんだ」とついに心の奥底にあった言葉をこぼします。
彼は世界のスターでも、本当の友達はいなくて、孤独をずっと感じていて、崖っぷちに立たされたところで初めて自分の胸中を、大切な人に話すのです。

不安げなフレディに対して、メアリーは、「みんなあなたを愛している。私も、メンバーも。」と、しっかりとした言葉で返すのです。
このメアリーの言葉でフレディは「自分は自分なのだ」とはっきり感じ、もう一度立ち上がることを決めます。

フレディが自分を見失って、そしてもう一度立ち上がった後の「ライブエイド」の楽曲は全てが感動して、ボロボロ泣いてしまいました。
彼が歩んできた人生を知った上で「ボヘミアン・ラプソディ」や「伝説のチャンピオン」の歌詞をみると、ものすごくグッときます

にも

この言葉にできない胸がいっぱいになる感覚は、ぜひみなさんも映画館で体感して欲しいです。

そういえば、劇中フレディが着物らしきものを羽織っていたり、家の玄関にお札らしきものが貼ってあったりして、なんか不思議な気持ちになったのですが、あとで調べたら彼は親日家だったんですね〜
確かに劇中でデビューするときにプロデューサーが「まずは日本でツアーだ」というようなことを言っていましたが、どうやら世界のスターになる前に日本でもものすごい人気があったようですね

日本での歓迎以降、フレディだけでなく、Queenのメンバーはみな親日家となってくれたんだとか。

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そうだったのか、それなら衣装も納得です。

ラミ・マレックの熱演に圧倒!

フレディを演じたラミ・マレック憑依っぷりがすごい!
これはオスカーいくんじゃないかというくらい、見事にフレディ・マーキュリーを演じきっていました。

先日、本作のジャパンプレミアで来日していたラミをニュースでみましたが、まっっったく同じ人物にみえない!(笑)
劇中のラミはどこからどうみてもフレディで、もし自分がファンだったら泣いてしまうんじゃないかと思うくらいソックリでした。

ラミの演技力に圧倒されたのは、やはりステージ上のシーン
もうね、完全にフレディ。これは、ファンじゃない私ですら、「こいつは本物だ」と思ってしまうほど。

1年前くらいにQueenにハマってた時期があって、彼らのライブ映像をみていたのですが、ラミの立ち姿は完全にフレディ。
背筋のそっている感じとか、爪先立ちで立っている角度とか、キビキビとした動きとか・・・
序盤のツアーも、ラストシーンも、ライブパフォーマンスの完成度の高さは素晴らしかった!

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ほかのQueenのメンバーもみんな似ていて、こんなにクオリティのたかい再現度ってなかなかないのでは、と感動しました。

レコーディングの裏側もおもしろい!

彼らの音楽づくりへのアプローチが描かれているのも興味深かったです!
フレディが突出して作品づくりをするんじゃなくて、全員がそれぞれの意見を出して作り上げている。
劇中によく「俺たちはファミリーだ。」というセリフがありましたが、まさにQueenのチームは「家族」として、音楽に向き合っていました。

私は「ボヘミアン・ラプソディ」のレコーディングの裏側を知れたのが楽しかった!
なんどもリテイクしていて大変そうでしたが、フレディのセンスに頼りながらも各々の才能を発揮しているメンバーとのチームワークがいい!

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オペラの部分の収録シーンで、なんどもリテイクされるロジャー・テイラーが終いには「ガリレオって誰だよ!」と叫んだのをみたときは、「あ、作った側もそう思うのか(笑)」と笑っちゃいました。

総評

評価

ストーリー
(5.0)
キャラクター
(5.0)
キャスト
(5.0)
演出
(5.0)
映像・音響
(5.0)
総合評価
(5.0)

良かった点

  • ストーリーのテンポの良さ
  • ていねいなキャラクター描写
  • 圧巻のライブシーン
  • キャストの熱演

こんなに良かった点をあげたのは初めてかも知れません(笑)
どのポイントもおすすめしたい出来の良さでした。

悪かった点

  • 特になし

まとめ

なんと!久々の5点満点出ました!
ストーリーだけでなく、演出やキャストの演技、どれをとっても悪いところがなく、自分の中では今年観た映画の中でもかなり高評価です。

当時の時代背景を知っている方と、私のように曲しか知らない、という人間だと、観たときに感じるものは大きく異なるかも知れませんが、とても良い映画でした。

熱狂的なファンでないにしろ、改めてQueenがもたらした影響力の大きさを感じましたね。
Queenのライブにいきたい〜!と思ってももういけないのが切ない・・・

ラストのライブパフォーマンスは、映画館の大画面で鑑賞するのがおすすめ!
これは応援上映会があったら行きたいなあ〜

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