スカイフォールから入ったニワカなので、2015年12月07日から上映予定の007シリーズ最新作、『007 スペクター』に向けてちょっとずつ予習を始めました。
今回は2006年公開のシリーズ第21作目『カジノ・ロワイヤル』の感想を。
あらすじ
英国諜報部MI6のスパイである‘00’の地位に昇格したジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、最初のミッションとして国際テロ組織のネットワークを絶つ任務を課される。
テロ組織の資金源であるル・シッフルと接触を命じられたボンドは、モンテネグロのカジノでル・シッフルと高額の掛け金のポーカー対決を開始する。(シネマトゥデイより)
感想
えっこれがあのボンド・・・?
てな訳で前情報なしにカジノ・ロワイヤルを見たのでびっくり。
ボンドがかなり感情的で若々しい。
どうやらカジノ・ロワイヤルで一度今までのシリーズ自体をリセットしたいという製作陣の意図があったらしく、007ジェームズ・ボンドが出来上がるまでが描かれているんだとか。
スカイフォールのスマートなボンドを想像していたのでん?ん?とちょっと混乱。
尾行するだけの相手を殺してしまったり、あちこち怒鳴り散らしたり、ポーカーに負けたら相手を殺そうとしたり、うっかり毒入りのカクテルを飲んで死にかけたり・・・。
ボンドってそんな感じ??
新米ボンドのような姿が印象的でした。
ただ007シリーズをまだ見きれていないので、案外彼にもおっちょこちょいな一面があったりするのかも・・・引き続き研究します。
女の人に対しては相変わらず手が早いのでこれは彼の素質なんだろうそうなんだろう。
スパイ映画には欠かせない(M:Iシリーズにだいぶ毒されている)、アクションシーンはさすがダニエル。
あの肉体美を裏切らないタフな姿が見られます。
序盤の爆弾テロリストを追いかけるシーンなんかハラハラものだったなあ。
あれは逃げる犯人役の人(登っているのはスタントマンかな?)もかなりタフで、ちょっとそっちに目がいってしまったけど(笑)
その他にも走ったり飛んだり、空港の飛行機爆破を止めるシーンなんかトラックに飛び乗って振り回されて・・・これって007?
かなり肉体派なボンド。
あとは拷問シーンね。
あれいるの?女ですが見ていて痛くて痛くて・・・(笑)
しかしほぼ全裸になっても彫刻のように美しかったわあ。
最後にはおきまりのあのセリフも聞けて、思わず「おお」と感嘆。
ストーリーも現代的で分かりやすかったですね。
個人的にはポーカーで勝つシーンがラストにねちっこくクローズアップされるのかと思っていたけど、中盤であっさり終わって笑っちゃいました。
『カジノ・ロワイヤル』っていうくらいだし。あれ?
まあタイトルなんてそんなもの・・・。
おまけにポーカーのルールがわからなくて、耐えられず途中でDVD止めてルールを検索してしまう始末。
ルールを知ってから見るとポーカーのシーンはまた面白さアップしますね。
まとめ
原点回帰しつつも007作品の良さがあり、まさに温故知新という言葉がぴったり。
次作『慰めの報酬』に続くようなので内容を忘れないうちにこちらもチェックしたいと思います。
そして12月公開の『007 スペクター』も楽しみだ〜〜!!!
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