ウルヴァリンの過去に迫るスピンオフ!スピード感とパワーのあるアクションにも胸熱!『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』

『X-MENシリーズ』を制覇したので、今回からは『ウルヴァリンシリーズ』を観ていこうと思います!

『X-MENシリーズ』の旧3部作は、過去にテレビでなんとな〜く観たことがあったので、思い出しながら楽しんでいたのですが、『ウルヴァリンシリーズ』は全くの未見なので楽しみです!

なんか面白そうだしキャラは知ってるしというノリで『LOGAN/ローガン』を観に行ったら思いのほか過去作の小ネタがあったようなので、その辺りもチェックしていきたいです。



ウルヴァリン:X-MEN ZERO(X-Men Origins:Wolverine)


監督ギャヴィン・フッド
脚本デイヴィッド・ベニオフ
スキップ・ウッズ
出演者ヒュー・ジャックマン
リーヴ・シュレイバー
ダニー・ヒューストン
リン・コリンズ
テイラー・キッチュ
ウィル・アイ・アム
ライアン・レイノルズ
ダニエル・ヘニー
パトリック・スチュワート
公開2009年
製作国アメリカ合衆国
ニュージーランド
オーストラリア







あらすじ



特殊な能力を持つ、ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)。かつてカナダの森で目覚めたとき、ローガンという名の兵士だったというほかに、彼は過去を記憶していなかった。そして、そこには“ウルヴァリン”と刻まれた軍の認識票が残っていたが・・・(シネマトゥデイより)


大人気マーベルコミックスが原作の『X-MENシリーズ』から、メインキャラクターであるウルヴァリンが主役のスピンオフが登場。
本作はスピンオフの第1作目。続編に『ウルヴァリン:SAMURAI』、『LOGAN/ローガン』とシリーズは続きます。

監督はギャヴィン・フッド
他の監督作品を観たことがないのですが、『ツォツィ』という作品ではアフリカ映画で初のアカデミー賞外国語
賞を獲得しています。

ウルヴァリンを演じるのは、もちろんヒュー・ジャックマン
以前の『X-MENシリーズ』からさらにパンプアップ。顔つきも精悍になってます。

ウルヴァリンかっちょいいーー!!!


あーこれはウルヴァリンが人気の理由がわかりますわ。
めちゃくちゃかっこいい!ヒュー様もかっこいい。
一気にウルヴァリンの魅力の虜になりました。

『ウルヴァリンシリーズ』は、『X-MENシリーズ』とはまた毛色の違うシリーズですね!渋くて、大人向けな雰囲気があります。
『X-MENシリーズ』では人間 vs ミュータントの戦いと並行してウルヴァリンの過去に迫るストーリーもあったのですが、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』では、さらにウルヴァリンにフォーカスしたストーリーになってました。
キャラクターをウルヴァリン1人に絞れたおかげで、よりウルヴァリンの性格や生い立ちを楽しめる濃密な2時間になってました。

ウルヴァリンの能力が超能力系じゃないからか、あんまり『X-MENシリーズ』ぽくないんですよね。それがより作品の渋さを引き立てているのかな。
ロードムービーのような作品で、この作風を『LOGAN/ローガン』がオマージュしてるんですね。
他のシリーズもそんな感じなのかな?続編を観るのが楽しみです。

デッドプールがいるとは噂で聞いていたのですが、思っていた以上に万能キャラでびっくりしました。
2016年に公開されたあの素晴らしい作品をみてしまうともはやあのキャラはデッドプールではないものと思ってしまいますね(笑)

アクションも、ウルヴァリンだと映えますね。爪を振り回して周囲に攻撃するあの動きがかっこいい!
真似したくなっちゃいます。
原作を読んだことがないのですが、ヒュー・ジャックマンがウルヴァリンによくハマっていて、今更ながら妙な感動を覚えました。

ウルヴァリンの誕生に迫る


ストーリーは『X-MENシリーズ』から遡った過去。
ウルヴァリンが、X-MENたちと出会う前の物語です。なぜウルヴァリンがその日暮らしのような生活をしていたのか、なぜ彼には記憶がないのか判明します。

シリーズ物のスピンオフでしかもシリーズよりも過去の話って結構当たり外れ激しいと思うのですが、とてもうまく作り込まれてましたね!
きちんと『X-MENシリーズ』との整合性も取れてます。

始まりは100年以上前。ウルヴァリンとなる前のジェームズ少年の登場です。
かわいすぎて全くウルヴァリンだと気づかなかった(笑)
突然能力が目覚めてしまうところから物語は始まります。
ウルヴァリンの爪がまだ骨でハッとしました。アダマンチウムを打ち込まれる前は骨なのか〜

自分の出生の秘密を知ってしまったジェームズは、同じ能力を持つ兄ビクターとともに兵士として100年以上活躍し続けます。
なるほど、治癒能力のせいで歳をとるスピードが遅いんですね。

舞台は時を超えて現代
ジェームズとビクターはベトナム戦争の最中で処刑に遭いますが、もちろん治癒能力のせいで死ねません。
そこでストライカーと運命?悲劇?の出会いを果たすのです。
ストライカーは『X-MEN2』に登場した敵ですね!『X-MENシリーズ』をみているとキャラクター同士がリンクして面白味が増しますね。

ストライカーに拾われた2人はミュータントを集めた「チームX」という特殊部隊に入り様々な任務を遂行します。
ところがこれがなかなかに酷い。
チームの暴力的な行動に嫌気がさしたウルヴァリンは1人チームを脱退してしまいます。
そしてまた月日は流れ、ウルヴァリンは恋人のケイラと平和に暮らしていました。

束の間の平和シーンでケイラが月と妖精の話をするんですが、なんともまあロマンチック。
そしてその後を暗示させるような切ない物語の終わり。
ウルヴァリンの名前の由来がこんなに可愛らしいものだったとは!(笑)

ケイラと平和に暮らしていたのもつかの間。ビクターが再びジェームズの前に現れます。
そしてケイラを殺されてしまった怒りに燃えたローガンは、自らを強くしてほしいとストライカーの元へ戻ります。
ここでジェームズは自らの名をウルヴァリンと名付けるのです。

『X-MENシリーズ』だと無理やり実験に参加させられたような雰囲気を感じていたのですが、自ら志願した形だったんですね~
ここでストライカーの目論見が発覚。色々なミュータントの能力を集め、最強のミュータントを作ろうとしていました。
実験台にされていたことを知ったウルヴァリンは、手術の途中で逃げ出します。
ここのアダマンチウムを打ち込まれるシーン、みていてめちゃくちゃ痛そうでした。

逃げた先は見知らぬ老夫婦の家。親切にも2人は素っ裸のウルヴァリンを助けてあげますが・・・
『LOGAN/ローガン』を先に観ていると、ああこれがオマージュ元なのか!と変な感動の仕方をしてしまいます(笑)
ここで『X-MENシリーズ』で着ていたジャケットをもらうんですね。細かい演出にテンションが上がりました。

今作のラスボスは、ストライカーでもなく、ビクターでもなく、まさかのウェイド!
噂には聞いていましたが、口が縫われている!!(笑)
ウェイドはストライカーの実験台とされてしまい、ウェポンⅪとして生まれ変わっていました。もはやデッドプールのかけらもない。
様々なミュータントの能力が使える万能兵士。本人の意識もなく、ストライカーがコンピューターで操作をして動かすというまさに殺戮マシーンのようになっていました。

ウルヴァリンとビクターは激闘を繰り広げたのち、最終的に共闘します。
本編冒頭で背中合わせになって戦っているシーンがたくさんあったので、クライマックスにそのポーズをみたときはうおお!と声をあげたくなりましたね。
機転を利かせたウルヴァリンがなんとかウェポンⅪを倒し(?)、いよいよストライカーとの戦いだと思いきや、悲しきかな、アダマンチウムの銃弾を撃ち込まれてしまいます。

アダマンチウムの銃弾を撃ち込まれると、ウルヴァリンは今までの記憶をなくしてしまうのです。
なんで記憶をなくしてしまうんですかね?その辺は原作ネタなのかな。
こうしてウルヴァリンは記憶をなくし、1人でさまようことになってしまいます。

後半は記憶もなくしてしまうし、ケイラのこともあったし、なんだか物悲しいラストでしたね。
ケイラが裏切り者だったことがわかったときは、はー!?と思いましたが、妹が人質に取られているという事情を知ったり、最後にウルヴァリンをかばったりしている姿は切なかったです。

最後にちゃっかりプロフェッサーXが登場して笑いました。
サイクロップスの若かりし姿もみれましたし。
2人の登場は『X-MENシリーズ』をみていたからこそ盛り上がりました。
やっぱり『X-MENシリーズ』は公開順に観ていくと良さそうですね。

ごちゃごちゃせずにシンプルなストーリーでまとめ上げられていて、うまく1本の映画に収まっていました。

コワモテだけど実はいい奴


ウルヴァリンはかなり厳つい見た目してますが、案外普通の男なんだなあというのが作品を通して気付かされます。
きちんと『X-MENシリーズ』をみるまでは、ウルヴァリンは一匹狼で協調性ゼロ、みたいなイメージを抱いていたのですが、割と常識的な考え方をしていますよね。
いやまあ身体能力は全くもって普通ではないんだけどね(笑)

兄であるビクターは能力を過信していて、すぐに暴走してしまうところが問題。
そんなビクターを事あるごとに諌めているウルヴァリン。
ビクターを落ち着かせているシーンをみる度にどっちが兄なんだかわからないなと思っちゃいました。

『X-MENシリーズ』でジーンに片思いしている時にも可愛いとこあるなあと思いましたが、今作でも恋人にメロメロ
出かけるウルヴァリンにケイラがキスをしていちゃついてたシーンはなんなんですか!めっちゃ幸せそうだった!(笑)

ウルヴァリンが割とまともなのに対し、周りの人間は異常な奴ばかりそろっちゃいました。
ビクターもそうですが、やっぱりウェイドのヤバさは飛び抜けてますね。
どんな過程でストライカーの実験台にされてしまったのかわかりませんが、爪は出るわ目からビームは出るわ傷は治るわやりたい放題でしたね(笑)
ちなみに、ビームを出したときは目元がちょっぴりデッドプール仕様になってます。本当に申し訳程度って感じで最初気づきませんでした。

まともなのはケイラとガンビットくらいかな?
ガンビットイケメンだしいい奴だし、またどこかでお目にかかりたいです。

ヒュー様渾身の演技!あの人も・・・


ヒュー・ジャックマンの代表キャラクターとなったウルヴァリン。
ヒュー様の熱い演技がウルヴァリンにぴったりですね。

特に雄叫びをあげるシーンはすごい。ケイラが死んだと思ってあげる悲しみの叫び声と、爪をむき出しにして敵に向かっていく時の雄叫びの迫力に圧倒されました。
あれ相当カロリー消費しちゃうんだろうなあ。

さらにすごいのが筋肉。本作くらいまでくると、かなり身体が完成されているのがわかります。
『X-MENシリーズ』第1作目の『X-メン』の時もかなりムッキムキしてるな~と思ったのですが、いやはや失礼いたしました。
格段にムッキムキ度が上がってます!(笑)
胸筋や上腕二頭筋をみて下さい!なんですあのパンッパンに張った筋肉は!肌も程よく黒いので陰影がセクシー。

そして今だからこそ注目したい、ライアン・レイノルズ
ちょっぴり若い!ちょい役かなと思っていたら、想像していたより活躍してました。
筋肉はまだまだ成長途中ですね(笑)
頭もまだまともなキャラクターを演じてましたね。

ミュータント能力を活かしたアクション全開!


アクションシーンはやっぱりテンションが上がりますね!!

特にウルヴァリンの能力は1対1のアクションになるとかっこよさ全開。アクションシーンが始まるたびに上がるヒュー・ジャックマンの雄叫びも最高です。
爪を駆使しつつの立ち回りは夢中になってみてしまいます。
ウルヴァリンがヘリに追われるときにバイクで逃げるシーンで、自分の爪を使って激しいターンをみせるシーンのかっこいこと!
うおおお!とガッツポーズせずに入られません。

ビクターと何度かあるタイマン勝負も興奮しまくりのシーンばかりで楽しいですね。
2人の能力がアクションと合わせやすいから、尚更かっこいい。至近距離での爪のぶつかり合いやアクロバティックなファイトシーンについ口が開いてしまいます。
遠慮なくお互いに身体中に爪を刺しまくってるシーンも2人の能力ならではですよね。
肩やらお腹やらに爪が刺さるたびに、うわあいたい〜と思ってしまいました(笑)

ビクターの獣みたいな動きも好きです。コートの裾を翻した構えに謎の中二心が揺さぶられます(笑)
それに対してやや人間寄りなウルヴァリン。研究施設でのビクターとの一騎打ちでの構えが印象に残ってます。
あの足なんでちょっと曲がってんだろう。なにかのオマージュなのかな?

散々2人で戦ってからの共闘というベタな展開もいいですね。
崖の上での攻防戦はいつ落ちるんじゃないかとハラハラしちゃいます。
共闘シーンでは序盤でやってた背中合わせを再びやってくれたのが1番盛り上がりました。
ベタにベタを重ねた演出もアメコミ原作のアクション映画だからこそいいんですよね。

そのまえのウルヴァリン vs ウェポンⅪもいいですよね〜素早い足技に目が奪われます。
なんでもありなウェポンⅪが、アメリカンでクールな刀の使い方も披露してくれます(笑)

ウルヴァリンたちだけでなく、ケイラやケイラの妹エマ、そしてサイクロップスたちのミュータントらしい能力が発揮されるシーンもたくさんあります。

良かった点


・ウルヴァリンがかっこいい
・接近戦のアクション


ウルヴァリンがメインの物語なのでこれでもかってくらいウルヴァリンが活躍してます。
アクションはどのシーンみても興奮すること間違いなしです。

悪かった点


・特になし

ストーリーもうまくまとめられてましたし、全体的にバランスのとれたスピンオフでした。

まとめ


ウルヴァリン好きにはたまらない濃密なスピンオフ作品でした!
丁寧に、かつバランスよくウルヴァリンがどんな男なのかこの作品で描かれています。
ミュータント能力を活かした、スピードとパワーの溢れるアクションにも魅了されます。

本作の前に公開されている『X-MENシリーズ』の過去3作をみておくと、より作品の世界観を楽しめますよ!

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