2時間あっという間!コメディたっぷりのド迫力映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』

5月に公開された『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』からおよそ半年。
マーベル・シネマティック・ユニバースの新作、『マイティ・ソー バトルロイヤル』が公開されました!
ちょっと遅くなってしまいましたが、今作もしっかりチェックしてきましたよ〜!

MCU作品は『アントマン』から参戦の新米者なので、実は『マイティ・ソーシリーズ』を劇場で観るのは初めてでした。
でもMCU全体の流れから考えると、今作が『マイティ・ソーシリーズ』は最後になりそうですね。
予告がかなりサイケデリックな雰囲気で、前2作とは違う作品のような感じだったので、果たしてどんな風に仕上がっているのか楽しみです!



マイティ・ソー バトルロイヤル(Thor:Ragnarok)


監督タイカ・ワイティティ
脚本エリック・ピアソン
出演者クリス・ヘムズワース
トム・ヒドルストン
ケイト・ブランシェット
イドリス・エルバ
ジェフ・ゴールドブラム
テッサ・トンプソン
カール・アーバン
マーク・ラファロ
アンソニー・ホプキンス
公開2017年
製作国アメリカ合衆国





あらすじ



誰にも止められない!限界突破のバトル・アクション・エンターテイメント。今、新『アベンジャーズ』へのカウントダウンが始まる!

アベンジャーズの一員ソーの前に<死の女神・ヘラ>が現れた。
復讐と野望に燃えるヘラは、ソーの故郷へ攻撃をはじめる。
故郷を奪われたソーは、この最強の敵を倒すため盟友ハルク、宿敵ロキらと型破りのチーム“リベンジャーズ”を組み極限バトルに挑む。
果たして、ソーたちは史上最強の敵からこの世界を守ることができるのか?

死の女神・ヘラの復讐の目的は!?そこには、ソーの運命を変える秘密が隠されていたー。(公式サイトより)


アメコミを出版している「マーベル」の人気キャラクター、ソーを主人公とした実写映画第3弾。
2008年から始まった、マーベルのキャラクラーたちを1つの世界に集結させるビックプロジェクト「マーベル・シネマティック・ユニバース(通称:MCU)」は、今作『マイティ・ソー バトルロイヤル』で17作となり、いよいよプロジェクトもクライマックスへと向かっています。

今作の監督を務めるのは『シェアハウス・ウィズ・バンパイア』タイカ・ワイティティ
コメディが得意ということで、その手腕が作品にもかなり影響されていました。

主演は1作目からおなじみクリズ・ヘムズワーズ
ロキ役のトム・ヒドルストンなどのおなじみのメンバーも出演しています。

2時間ノンストップ!これぞアメコミって感じ


2時間あっという間でした!
ほんと気がついたら、本編が終盤になってたくらい体感時間が短く感じました

すごくテンポが良い上に、今までの『マイティ・ソーシリーズ』とは異なるコメディ要素も多くなっていて、ここまで雰囲気が変わるか!と驚きました。
一瞬も飽きなかったな〜
ド派手なアクションも盛りだくさんでした!

次々にストーリーが進んでいくのですが、内容も詰め込み過ぎじゃないので、置いていかれることもなく楽しめました
ただし、相変わらず今までのMCU作品ネタがてんこ盛りなので、初見さんには厳しいですね。
『アントマン』を観て、『アイアンマン』から『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』まで追いかけたのもキツかったけど、今からMCU作品を追いかけるのもなかなか大変だなあ・・・
初期の頃は暗い感じの作品が多くて、観るのも体力がいりましたが、最近のMCU作品はどれもコミカルなテンポの作品ばかりで気楽に観れるので、ぜひ今からでも追いかけて欲しい!まだクライマックスの『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』の公開まで時間ありますしね。

全作追っている側からすると、小ネタはもう面白くて面白くてたまりませんね。
次々に聞き覚えのある名前やセリフ、キャラクターが出てきて、その度にクスクス笑ってました。
今回はCパートのネタがわからなかったのですが、どうやら『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』に繋がる伏線のようですね。

主役はもちろん、マーベル3大ヒーローの一員、ソーなわけですが、まあロキ推しが激しい(笑)
ロキフューチャーは前作に引き続きサービスてんこ盛りなので、ロキファン・トムヒファンにはたまりませんね
強そうに見えて弱かったり、でもやっぱり強かったりするロキ様。ちょい三枚目っぽい扱いなのがまた憎いね。でも彼のシーンで一番笑ったかも。
いやー、人気なのがわかります・・・私はソー派ですけど!
長髪のソーは神様っぽさがあって好きだけど、短髪のソーもスッキリしててかっこよかったっす

アスガルドに最強の死神あらわる


今回は『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』から2年後が舞台。
時系列を細かく把握できていないのですが、『キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー』と同時進行か、ちょうど終わったあたりでいいのかな・・・?

アスガルドを追放されていたオーディンが死に、それを知った死の女神・ヘラが、アスガルドを征服しようとソーとロキの元を訪れます
2人はヘラの攻撃に全く歯が立たず、ソーはトレードマークでもあるムジョルニア(あのハンマー)を壊されてしまいます。アスガルドへ戻ろうとしますが、ヘラに追いつかれ、ソーとロキは宇宙の彼方へ放り出され、ヘラはアスガルドへの侵入を成功させてしまいます。
ソーとロキは吹っ飛ばされた先の惑星・サカールでハルクとヴァルキリーと出会い、彼らはヘラを倒すために再びアスガルドへ。

セリフの80%がアドリブというだけあって、終始コミカルな雰囲気
テンションのアップダウンの持っていき方がうまい。盛り上がる山場を細かく作ってくれているから、ずっと夢中になって見入っていました。
構成も、序盤で敵が現れ、どんな目的の物語になるのか最初に提示してくれるので、すごく話がわかりやすかったです。
ソーが最初にスルトに捕まっていたシーンでの言動なんか、あれ、もうアドリブ始まった!?と思っちゃうくらい。

あと、ソーがグランドマスターの家から逃げ出そうとする時に、窓を破るためにボールを投げると、ものすごい勢いでボールが返ってきてソーにぶつかるシーンがあるんですね。
そのボールにぶつかって綺麗に床に落ちるソーを見ていたヴァルキリーが、完全に素の笑い方してたのが気になってます
あれは果たして我慢できなくて中の人が笑っちゃったシーンを使っているんだろうか・・・

オーディンの死や、アスガルドの消滅など、シリアスな部分もあるのですが、サクサクと進むストーリーと、キャラクター同士の軽快なやりとりが、作品を重くしすぎないようにうまくカバーしていた印象があります。
今までは北欧神話に沿った重苦しいストーリー構成でしたが、今作はまさにアメコミって感じの仕上がりになっていました。
原作を読まないからソーの漫画はどっち路線なのかわかりませんが、最近のMCU作品のノリに沿った作品でした

内容はわかりやすかった一方、いままでのMCUシリーズの小ネタがかなりセリフに組み込まれているので、やっぱり初見で観るのは厳しいかもしれませんね
個人的に最高だぜ!と思った小ネタは、ハルクを落ち着かせようとするソーのセリフ。

「大男さん」
「もうすぐ日が沈む・・・」


これね、聞いた瞬間大爆笑でした(笑)
それナターシャ〜〜〜!!と全力で突っ込みたい気持ちを必死に抑えました。
しかもそのセリフを劇中何度も使うんですよ。しつこいくらい。笑うなって方が無理。

クインジェットで、ナターシャをみたハルクがバナーに戻るっていうシーンも好き。個人的にはあの2人応援しています
・・・ホークアイにはちゃっかり家族がいたしさ・・・はは・・・

もし今作を始めてみようとしている方は。余裕があったら『マイティ・ソーシリーズ』過去2作と、『アベンジャーズ』『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』の4本を観るといいですよ!

三枚目なソーとロキにキュン!


いや〜1作目から観ていると、本当にソーは成長したよ・・・今なら王になれるよ・・・
なんか今作はそこまで筋肉バカな感じじゃなくて、わりとまともでしたね

若干強引というか、筋肉バカなところはありますが、それないとソーじゃないからね!
ヴァルキリーからスイッチを盗みとったり、サカールを脱出しようとする時にロキにだまされたかと思いきや逆に一杯食わせたり、今までパワー一辺倒だったソーが、頭を使っているのに感動しました(笑)

ロキも個人的にはかなりキャラチェンジしてたような気がしますが、みなさんどうでしたか?
いやまあいけ好かないのは変わらないんだけど、ネタキャラ的な意味でのバカっぽさの方が今回目立ったかなと。
ハルクをみて真顔で「この星をでなくちゃ」みたいなこと言ってたのとか、まさに予想通りの反応で最高でしたね。

最後まで、ムカつくけど憎めないキャラを貫いてたな〜出番も見せ場もいっぱいありましたね。
いつも強いんだか弱いんだかわからない、ロキの戦闘シーンをみるのも楽しいです。
最終的にソーにもヴァルキリーにも、ぼっこぼこにされてるロキには笑っちゃいますよね。んもーほんとしょうがないんだからーと親の気持ち。

数々の戦いを乗り越えて、ソーとロキが再びタッグを組むのですが、この2人が絵に描いたような凸凹コンビで面白かった〜
ロキはソーを何度も出し抜こうとするのですが、ことごとく失敗。そんなロキにやれやれと呆れながらも、心配するお兄ちゃん。
「助けて作戦」とかやっちゃう兄弟のノリをみると、1作目から比べて2人の関係もずいぶん変わりましたね。
ああ!あとね、クライマックスのやりとりとかね、感動しちゃいましたわ。

「ここにいたらハグしてやるのに」

キャップをロキに投げる。
ロキ、キャッチ。

「いるよ」

これ!ビリビリしびれました。本編で大活躍したあのビリビリのように。
「I'm here.」って言った時のトムヒの言い方とか、表情が素晴らしくて、んも〜〜さすがトムヒ、わかってるわ〜・・・

相変わらずの兄弟愛も、今作は注目ポイントですね。

さて、ハルクとのバディムービーと言われていただけあって、ハルクも大活躍でした。
ロキに食われ気味な感じもありましたが・・・それでもハルクは単体映画がないので、こんなにフォーカスされるのは久しぶりですね。

しかもハルクの状態で喋ってるのことが多くて。もしや初めて・・・?『インクレディブル・ハルク』の時に喋ってたかな?
MCU自体も話が進んだし、ハルク単体の映画また作ってもいいと思うんですけどね〜

私結構マーク・ラファロ好きなんで、彼がいっぱい出てたのも嬉しかったです。
バナーに戻った時に、ちゃっかりトニーの服を着せる演出がまたいやらしい(笑)
博士号の数でハルクと張り合うバナーとか可愛すぎませんか!?

あとすごいびっくりしたんですが、ストレンジ先生めっちゃ強くなってませんでした!?!?
なんだあれ、まるで何十年も修行した熟練の魔術師みたいになってるじゃん!?
時系列がよくわかんないんですが、ストレンジが魔術師になったのって今作の1年か半年くらい前ですよね?
あんなにヒイヒイ言ってたのに、ものすごい凛々しくなってったな。

そして30分も落とされ続けてたと、ぶちぎれるロキも最高。
そんな2人を、さっさとオーディンのところに送った時の「ババ〜イ」がソーキュートでした。

出演者も超豪華!


いつものおなじみのメンバーは、やっぱり安定感抜群。
クリス・ヘムズワーズトム・ヒドルストンは、いるだけで安心感が生まれますね。

しかしそれ以上にヘラ役のケイト・ブランシェットが、圧倒的な存在感を放っていました。
表情、佇まい、喋り方、歩き方から指先まで完璧に悪役。みていてゾッとしたもんね。
ゾッとするんだけど、あまりの美しさに見惚れちゃいました。
演技もうまいし、さすがハリウッドきっての大女優。『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』見返したくなってきた〜

全シリーズに出ている、浅野忠信がまた出ていて嬉しかったな!
ちゃんと見せ場もあって良かったよ〜。ヘラに吹っ飛ばされた時、えっもしやこれで退場!?と焦りました(笑)
かっこよかった!

あと個人的に楽しみにしていたカール・アーバンの出番も多かったし、かなりクールな見せ場があって嬉しかったです。
完全な悪役かと思っていましたが、そういうわけでもなく、いるいるこういうやつ〜と思わず思ってしまいました。

数々の名優が出演・もしくはカメオ出演するのも、MCU作品の面白いところですが、とにかく驚いたのは、あの人がカメオ出演していたということ
いや〜全く予想してなかったので、鑑賞中は気づかず、後で皆さんの感想を読んでいて知りました(笑)
その方の代表作が大好きな私としては、気づけなかったのがなんともまあ悔しい限り。
一体誰だったのかは是非劇場でチェックしてください。
ヒントはじゃがいもの人・・・

ホップでサイケデリックな映像


今までのシリーズは、荘厳で重っ苦しい背景の美しさが印象的でしたが、今作は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーシリーズ』のような、チカチカしたサイケデリックな色合いが印象的でした。
その寄せている感じが、いよいよスターロードたちが、アベンジャーズチームと絡むのかなと思わせてワクワクしますね!

IMAXで観たので、CGもすごく綺麗でした
もう何が実写で、何がCGなのか全くわからないですね。
ヴァルキリーの回想シーンで、ペガサスに乗ってヘラを倒そうとしているシーンがとても美しかった・・・

アクションシーンも迫力満点!
ハルクvsソーや、ヘラとの最終決戦は、見入っちゃうほどの勢いがありましたね。
ハルクがロキの時と同じように、ソーのことバシンバシン叩いていたのには笑いました。

今回はどの観点からみても面白かったと思う部分が多いですね(笑)
スピード感のある、ロキのナイフ捌きも印象に残っています。

良かった点


・テンポの良さ
・コミカルなやりとり


テンポの良さがありながらも、ごちゃごちゃしていないのがすごい!
飽きないように、でもうまく2時間にまとめています。

悪かった点


・初見さんにはちょっとついていけない小ネタが多い

これはもうね、悪いというかMCU作品の宿命ですね(笑)
そう考えると『アントマン』って、すっとシリーズに入っていける良作だったな。

まとめ


最初から最後まで面白かったです。
2時間あっという間で、夢中になって物語を追いかけながら観てしまいました。
元々『マイティ・ソーシリーズ』は、他のMCU作品とちょっと毛色の違う作品でしたが、今回はMCUの作品っぽさが随所に見られました。
シリーズの中で一番好きかも
キャラクターのくだけた感じのやりとりも楽しかったです。

初見さんにはわからない小ネタが多いですが、大まかなストーリーはわかりやすいので、ここからMCU作品の世界に足を突っ込んでみてもいいかもしれませんね。
さーて次は『ブラックパンサー』ですね。う〜ん『アベンジャーズ:インフィニティウォー』まで待ち遠しい!

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