パリの街で起こる強盗サスペンス!渋くて強いジャン・レノがやっぱりかっこいい!『ザ・スクワッド』

今年はとにかく気になった映画はかたっぱしから観ていこうと心に決め、1月のラインナップをざっとみる・・・
と、なんとジャン・レノ主演の映画があるではないですか!
ということで、『ザ・スクワッド』を鑑賞しました!!

まさかの2週間しか上映しない上にいつも行っている映画館ではやってないことが判明して焦った。
映画はこまめにチェックしないと見逃すことがあるので、気をつけないといけませんね。

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ザ・スクワッド(ANTIGANG/THE SQUAD)


監督バンジャマン・ロシェ
脚本トリスタン・シュルマン
出演者ジャン・レノ
カテリーナ・ムリーノ
アルバン・ルノワール
ティエリー・ヌービック
ヤコブ・セーダーグレン
公開2015年
製作国フランス
イギリス


あらすじ



過激かつ暴力的な捜査で犯罪者からも恐れられる、パリ警視庁の特殊捜査チームを率いる伝説の刑事セルジュ(ジャン・レノ)。
宝石店で発生した強盗殺人事件を追っていた彼は、かつて自ら逮捕したことのある因縁の男アルミン・カスペールが主犯だとにらむ。
強引なやり方でカスペールとその仲間たちを連行したセルジュだったが、強硬な取り調べにもかかわらず決定的な証拠は出ず、別人の犯行である可能性が高まる。
やがてカスペールは釈放され、日頃から上層部に目をつけられていたセルジュは、誤認逮捕の責任を問われチームとともに捜査を外されてしまう。

そんな中、またしても同一犯とみられる強盗事件が発生。
セルジュらは命令を無視し、事件現場へと向かう。すると追い詰められた犯人たちはパリのど真ん中で銃を乱射、事件は一般市民をも巻き込んだ壮絶な銃撃戦へと発展してゆくのだが・・・。(公式サイトより)


ジャン・レノの主演映画ってかなりお久しぶりですね。
しかもクライム映画ということで、渋めな役をみれそうですね。

感想


フランス映画らしい、独特の色っぽい雰囲気のあるアクション・クライム映画
おそらくそこまで重たい雰囲気にしたくなかったのか、コメディっぽいシーンも多いのですが、重たい絵面でやり取りするのでコメディ寄りの映画にしたいのか、がっつりシリアスに仕上げたいのか、どっちつかずなところはちょっとモヤっとしました〜

ストーリーは一貫していてわかりやすいです。逆にこういうオチかなってのはすぐにたどり着く。
ストーリーよりも映画の雰囲気絵面とか、役者の演技を楽しみました。

アクションが結構しっかりしていて、見入っちゃいました。
シーン一つ一つにスピード感があって、ハラハラする。
物憂げな雰囲気の映画ですが、アクションシーンが映画全体のテンポを作っていたおかげでそこまで重ったるくならなかったんでしょうね。

そしてジャン・レノはやっぱりかっこいいな〜!
今回は寡黙で渋いベテラン刑事の役だったので、『レオン』のような系統のキャラクターでした。
彼もアクションシーンがあったのですが、一発一発の重みがあっって、危険を顧みないような演技はジャン・レノらしい風格漂う格好良さがありましたね。

愛・老い・時代の変化を描きつつ、凶悪犯達に立ち向かう


パリ警察の危険な特殊捜査チームvs危険な強盗犯達の追走劇を描いた本作。
チーム内のいろいろな形の愛や、主人公のセルジュの老いを感じるシーン、犯人確保のために強硬手段に出るチームに反発し時代に沿った捜査を望む上層部への疑問をストーリーに盛り込みつつ、犯人達との激しい銃撃戦やアクションシーンで映画本編をテンポよくまとめています。

横暴な方法で強盗犯達を捕まえる特殊捜査チームは、上層部からも目の上のたんこぶ状態でしたが、実績のある優秀なチームでした。
ある日、パリの街の宝石店で強盗事件が起き、その手口からセルジュはかつて自分が捕まえた男・カスペールだと気づきます。
ただし全くの証拠はナシ。
毎度のごとくゴリ押し捜査で捕まえるのですが、結局証拠は見つからず釈放。あちゃ〜
驚いたのが、ここでは上層部は何も言わないんですよ。えっなんのお咎めもなしですか!すげえ。

その後再びパリ宝石店強盗事件が起き、現場に駆けつけるパリ警察。
上層部はよしきたと言わんばかりに、チームに本部待機を命じます。
しかし、セルジュの推理により宝石店は囮で、真の目的は銀行だと気づきます。
本部待機の命令を無視して現場に駆けつけたチームは、強盗達と激しい銃撃戦を繰り広げた末、主犯はなんとカスペールだと判明する!ここのカスペールだとわかる時の伏線がかっこよかった〜!

必死に追うも獲り逃してしまい、チームの1人であるマルゴーが殉職してしまいます。
このマルゴーが実は上層部のボスの奥さんで、セルジュの恋人という問題児(笑)
フランス映画らしいなと思いましたね。
この時点でマルゴーが不倫していたと知ったボスは、セルジュを拘束してしまいます。

その後チームの1人がカスペールが犯人だという証拠を得て、カスペール逮捕のためにセルジュが必要だと唱え、セルジュは解放されます。
こうして特殊捜査チームは再び集結し、見事カスペールを逮捕するのです。
ここのカスペール逮捕劇が結構あっさりしていて、尺が足りない感じでしたね。

雰囲気はフランス映画っぽいのですが、結構随所に軽口叩いたり、クスッとくるシーンがあったりして、気軽に観れました。

ヤクザ感漂う特殊捜査チーム


主人公のセルジュ率いるチームは、多くの強盗犯達を捕まえてきた優秀な特殊捜査チームですが、いささかそのやり方が横暴
本編の冒頭で彼らがどんなチームか紹介してくれるのですが、いやもうどっちが犯人かわからんよ・・・!(笑)

ドンパチは当たり前。現場にバッドを持ち込んだり、女性が遠慮なく犯人に絞め技かましたり、挙げ句の果てにはフォークリフトで壁をぶち壊し犯人を半殺しにする有様。
現場はめちゃくちゃですが、捕まえりゃおっけーよという感じ。怖すぎ!

でもアクションが派手でかっこいい。
チームの中にはジェス・リアウディンという格闘家もいて、彼はやっぱりアクションにキレがあってすごかったですね。
特にパンチと蹴りが鮮やか。

渋めなジャン・レノかっこいいぜ・・・!


ジャン・レノは齢68歳になるそうですが、衰えを感じさせないですね。
歳をとった人にこそある風格と威厳がまた、彼の渋さを引き立たせていてよかったな〜

そしてバリバリアクションもこなしています。
特に銃撃戦での存在感は抜群。オーラ半端ないです。確実に何人かお陀仏にしてるオーラが溢れている。
本編終盤のカスペールとセルジュの一騎打ちもかっこよかったですね!
カスペールに撃たれてしまった時は、セルジュ死ぬのか・・・と悲しみに打ちひしがれましたが、とんでもない!
やっぱりジャン・レノ最強だった。

捕まえたカスペールをひきずるジャン・レノのかっこいいこと。おもわず笑っちゃいましたよ。
年齢的にこれが最後のアクション映画では?と方々で言われてますが、いやあまだまだ現役でいけるんじゃないですかね。

フランス映画らしい音楽や映像


本作はイギリス映画『ロンドン・ヒート』という作品のリメイクなんだそうです。
知らない作品だったのですが、調べてみたら2013年公開と、比較的新しい作品なんですね。

こちらの『ザ・スクワッド』フランス映画らしさがにじみ出ていて、興味深かったです。
全編通して割とエンタメチックですが、やっぱりどこか物悲しさがある。
絵面が暗めで重たい感じがするんですよね。コメディっぽいシーンでもなんか重ったるい。
フランス映画に詳しいわけではないのですが、ああ〜フランス映画だなあと私でも思うシーンが多々ありました。

あとは唐突にラブシーンが埋め込まれたり(笑)
不倫を楽しんでいる大人な恋愛というチョイスもさすが。
セルジュは本気なのですけどね。でも不倫を堂々と表に出していきたいと主張しているのがフランスらしい・・・

観終わった後にあ〜つかれたというのは一切ないです。
決して憂鬱な映画というわけではないですが、雰囲気がフランス映画でしたね。

良かった点


・ストーリーがわかりやすい
・アクションシーン多めでテンポがいい
・本編通して物憂げな雰囲気が好き


ストーリーがわかりやすくて、アクションが多めなのでテンポよく観れるのはよかったですね。

散々フランス映画っぽくて物悲しいの〜とか書いたくせに、私は好きです(笑)
物憂げなオシャレといいますかね・・・これは実際に本編観て感じ取ってください。

悪かった点


・コメディとシリアスのバランスが悪い
・愛の要素が中途半端
・ラストはちょっと走りすぎ


エンタメ度が高いけど、根本的にはフランス映画なので、喜劇なのか悲劇なのかどっちなのかイマイチわかりづらかったですね。
殉職のシーンから察するに、恐らくマルゴーはセルジュのことを愛していたんだろうと思うのですが、いかんせんその辺の描写が中途半端で、恋愛要素は流していいのか、重く受け止めるべきなのかよくわからない。
ラストはこれからだ!と思ったらあっさり犯人達が警察に囲まれてしまったのでちょっと物足りなかったです。
短い分アクションは濃厚で見応えありましたけどね。

まとめ


物憂げな雰囲気に、アクションのテンポの良さがマッチした作品。
ジャン・レノも健在で、めちゃくちゃかっこいいですよ!

フランス映画の中では観やすい部類だと思うので、ぜひ気軽に劇場に足を運んでみてください。

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