おかえりスパイディ!15歳の青年の成長物語『スパイダーマン:ホームカミング』

待ちに待っていた2017年の夏休みビッグ映画『スパイダーマン:ホームカミング』
しっかり公開初日に観にいってきましたよ!

『スパイダーマンシリーズ』の新シリーズが帰ってきました。
単独映画が発表されたときは、またやるんか!?と思ってましたが、今回の新作はソニーがついにマーベルと協定を結んだためMCU作品として登場。
やったね〜!『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でのお披露目から楽しみにしてましたよ〜!
マーベルファンの方は長いこと待ち望んでいたでしょう。

サム・ライミ版『スパイダーマンシリーズ』と、マーク・ウェブ版『アメイジング・スパイダーマンシリーズ』とも違った作品になりそうですね!



スパイダーマン:ホームカミング(Spider-Man:Homecoming)


監督ジョン・ワッツ
脚本ジョナサン・ゴールドスタイン
ジョン・フランシス・デイリー
ジョン・ワッツ
クリストファー・フォード
クリス・マッケナ
エリック・ソマーズ
出演者トム・ホランド
マイケル・キートン
ジョン・ファヴロー
ゼンデイヤ
ドナルド・グローヴァー
タイン・デイリー
マリサ・トメイ
ロバート・ダウニー・Jr
公開2017年
製作国アメリカ合衆国


あらすじ



スパイダーマンとして世間に認められたいと、放課後にはご近所パトロールのヒーロー活動。
憧れのスタークから貰った最先端のスーツを着て、一日も早くアベンジャーズの正式メンバーに選ばれるべく、スタークの側近、ハッピーに報告を送る毎日。
そんなヒーロー活動がYouTubeでも話題になっているが、一向に次の“戦い”へのお呼びはかからない・・・
悪党を追い詰めても、まだまだ一人前のヒーローらしく対峙はできず、相手に甘く見られてしまうこともあれば、必死ゆえに空回りしてしまうこともある。

何度も壁にぶち当たりながらも、それでも一途に夢に向かおうとするピーターに、恐るべき敵、バルチャーが襲いかかる。その時、「アベンジャーズになりたい!」という“夢”ではなく、“自分自身”と向き合って戦うピーター。

果たしてピーターは、<真のヒーロー>になれるのか−−?
クライマックスで彼が示す<大いなる決断>とは−−?(公式サイトより)


マーベルコミック原作の超大人気キャラクター「スパイダーマン」の3度目の実写化
ソニー・ピクチャーズとマーベルスタジオのパートナーシップが結ばれたことにより、今作からはマーベルの映画プロジェクト「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」の作品として製作されました。

監督を務めるのはジョン・ワッツ
今までに監督を務めたのは『クラウン』『COP CAR/コップ・カー』の2作で、映画監督としてはまだまだ若手のようです。
これからの活躍が楽しみですね!
ジョン・ワッツは脚本も兼任しているのですが、なんと本作は他にも5人の脚本家がいます。
すごい気合いの入りようだ・・・!

新たなスパイダーマン、ピーター・パーカーを演じるのはトム・ホランド
この役で一気に世界中から注目を浴びる存在となりましたね!
1500人いる中で選ばれたとのことで、素晴らしい・・・
本作の公開前には来日もしてましたね!あー会いたかった!!

ホームに帰ってきたスパイダーマン!


マーベルらしさいっぱいの新シリーズ!
思っていたよりも青春要素が多く、明るくてにぎやかな作品でした。
コメディ要素もやオマージュもいっぱいあって楽しかったなあ。

舞台もあちこち世界中を駆け巡るのではなく、あくまでピーターの生活区域の中で事件が起きます。
MCU作品と聞くと壮大なスケールで描かれることが多いですが、本作はあまりおおげさに描かれることはなくこじんまりとしています
主人公は15歳の青年ですし、それがかえってリアルに感じられてよかったですね。

バルチャーの動機やスタークなどの一部キャラクターはMCU作品を観ていないとわからない部分もあると思いますが、ピーターの成長物語がメインなので今までのMCU作品を観たことがなくても十分に楽しめると思います。
過去の『スパイダーマンシリーズ』へのオマージュもあるので、前のシリーズは観てた!という方ももちろん楽しめますよ。

主演のトム・ホランドもよかったですね〜!かわいい!
やんちゃで一生懸命なピーターに頑張れ頑張れと応援したくなっちゃいます。
年下の若手俳優にうっかりハマりそうになったぞ・・・

そして個人的にめっちゃくちゃ嬉しかったのが、ペッパーの登場!!
ものすっごくテンション上がったんですが!
ペッパー好きなんですよね。グウィネス・パルトロウも美人でタイプです。
もうMCUシリーズには出ないような感じだったので、完全に気を抜いてました。

あとキャプテン・アメリカの扱いになんだか笑いました(笑)
MCU作品の世界の中での彼のイメージってあんな感じなんですかね。

おまけもキャップで終わりましたが、コスチューム的にあれはシビルウォー前の撮影なんだよね?
今回はおまけも次につながる内容でなかったので、ちょっと物足りなさを感じちゃいました(笑)
いやいつも大量におまけしすぎなんだよな・・・

1人の青年の成長物語!


物語は主人公のピーターが、強敵との戦いを経て1人の人間として成長していくストーリー。
マーベルの単独映画の1作目はヒーロー誕生物語の要素が強く感じられることが多いですが、本作はピーターが人間として成長していく姿が丁寧に描かれていました。
すでにスパイダーマンとして活動していたというのが、今までの『スパイダーマンシリーズ』とは違う点ですよね。
どうして・どのように蜘蛛に噛まれたのかというシーンはなく、友人のネッドにさらっと話すくらいになっています。

前半はクラスメイトとの恋や友情が描かれた青春ドラマの部分が占めています。

最初は今作の敵であるバルチャーが悪に堕ちたきっかけのストーリーが流れ、タイトルが登場。
工事現場で作業員として働いていたバルチャーは、トニーによって仕事を奪われてしまいます。
金と権力のあるトニーにたいして恨みと憎しみによる復讐心が生まれます。

この時点で8年前という話をしていて、MCU作品は時間の流れも現実の映画の公開の年月と同じようにしていることを初めて知りました。
結構のんびりサノスと戦っているんだな・・・?

そのあとはタイトルが登場し、ピーターの自撮り動画が5分くらい流れます。今風の若者って感じでいいですね。
予告でも流れていましたが、シビルウォーでの戦闘シーンの裏側がちょっぴりみられます。
キャプテン・アメリカだーうわー!スタークさんに呼ばれた!わー!と興奮気味に話したあとに、颯爽とキャップの盾を奪ってクールな声で「Everyone.」とか言っちゃうギャップにクスッときました。

なんとかアベンジャーズの一員として認められたくて色々と頑張るピーター
しかしなかなか任務には呼ばれず、クラスメイトにも変な目で見られる始末。

ところが本編の後半、バルチャーたちの取引現場に遭遇してしまってから、彼の日常は大きく動き始めます。
スタークに言わずにこっそりバルチャーを捕まえて認めてもらおうとするピーター。
内緒で成果をあげたいという心理が子どもっぽくていいですね。

結局スタークにはバレてしまい、逆に助けられることに。
スーツはスタークに取り上げられてしまい、意気消沈なピーター。
平凡な青年として以前のような日常が戻りかけていた時、またもやとんでもない展開が起きます。

片思いをしていたクラスメイトのリズとパーティーにいくことになり、彼女を迎えに家にいった時。
出迎えてくれたのはなんとバルチャー!
バルチャーの正体はリズの父親だったのです。
『スパイダーマン』でも親友の父親が敵役でしたよね。

バルチャーは邪魔をするなとけん制するも、ピーターはバルチャーを追いかけます。
彼は手強く、窮地に陥るピーター。
コンクリートの下敷きになってしまったピーターは助けてくれと叫び続けるのですが、スタークの「弱気な人間にスーツを着る資格はない」という言葉を思い出します。

このシーンとてもよかったですね。
グッときました。
ピーターが一段階成長したのを感じられました。

バルチャーとの戦いで、彼を助けるピーター。
バルチャーはリズの父親で、彼にも家族を守りたいという彼なりの信念があるので、少し感情移入しちゃっているんですよね。
なので敵が死なないというオチはよかったです。

スタークにアベンジャーズへの参加を認められるも、ピーターは隣人の味方であり続けること決め、断ってしまいます。
まさに「あなたの親愛なる隣人、スパイダーマン!」な終わり方でしたね!

年相応のかわいさがあるニューヒーロー


今までのスパイダーマンは重たい十字架を背負ってしまったようなキャラクター像で描かれていましたが、今作のスパイダーマンは年相応な若者
1つ1つの出来事にキャイキャイ反応して、なんというか・・・若い!かわいい!
愛されキャラなスパイダーマンですね。

ちょっと調子に乗って強盗犯に絡んだり、うっかりスパイダーマンのことをネッドにバラされそうになり慌てて取り繕ったり、男の子だなあと思うシーンがたくさんあります。

ちなみにスパイダーマンの話になった時に、マスクの下はどんな人なんだろうという流れになって、「全身ただれていたらどうする?」というようなことをクラスメイトの女の子が言ってましたね。
デッド・プールさんのことかー!!!
細かいところまでネタを仕込むMUC作品、大好きです。

リズへの思いをカレンに相談するシーンなんかもうかわいいったらありゃしない。
もしかしてスパイダーマンキスしてくれるのでは?と期待していたら、ちゃんとそのネタも拾ってくれましたね!
エレベーターからリズを救出するときにちょうどピーターが逆さになってリズと見つめ合い、カレンが一言「キスしてください」
ああよかった拾ってくれたわとニヤニヤ。

ネッドとの絶妙な距離感もいいですね。
イスの男に憧れちゃうネッドもかわいい。
もうみんなかわいいよ!男の子も女の子もみんなかわいいよ!!

MJも登場したし、続編でも同じキャラクターが登場してほしいなあ。

トムホ is so cute.


トム・ホランド一気に好きになりました〜〜!!
なんてかわいいんだ〜!!
やんちゃで好奇心旺盛な男の子を一生懸命演じています。
声も青年っぽい明るいトーンでいいですよね。

リズとホームカミングパーティーに一緒に行くことが決まったときのあのニヤニヤ顔!
私もつられてニヤニヤしてしまいました(笑)

時々するちょっと眉を寄せてドヤ顔するときの顔とかめっちゃ好きです。
早口でガーッとまくし立てたり、嬉しそうな表情なんかはまるで子犬のよう。
犬顔男子に弱いんですよね・・・

クライマックスのコンクリートから抜け出すシーンの演技もよかったです。

まだまだ若いし、続編だけでなくこれからの活躍が本当に楽しみです!

トムホにたちはばかるマイケル・キートンもいい悪役の存在感がありましたね!
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』ぶりに彼をみましたが、また違ったキャラクターを演じているのを楽しめました。

あの鋭い眼光がとても印象的。
ピーターを尋問するときの表情といったら!
目の鋭さにゾッとして、殺されるかと思いました。勝てないわあれは。

ヒロインのローラ・ハリアーもかわいかったー!
細くてスタイルよくて1人だけ輝いていたよ・・・
調べてみたけどモデル業をしていて、映画やドラマにはまだあまり出ていないようですね。

ミシェルことMJを演じたゼンデイヤの雰囲気好きですね。

いつものベテランメンバーも登場。
ロバート・ダウニー・Jrジョン・ファヴローグウィネス・パルトローはちょっとしか出番なくても安心感が半端無いですね!
売り出し中の若手俳優とベテラン俳優のバランスが取れていました。

スパイダーマンらしさ全開のアクション!


クモの糸をこれでもかと駆使したアクションシーンはみていて興奮しないはずがない!
画面いっぱいにスパイダーマンが動き回る姿は最高ですね!
男の子だったら絶対1回はあの糸を出すポーズするなあ。

あとはスターク製のクールなガジェットもかっこよかった!
メカニックなスパイダーマンも悪くないですね〜
いろんなタイプの糸が出て来て、それをうまく使い分けているのが面白かったです。

スーツのモードも、追跡モードや即死モード、尋問モードなど多種多様。
アイアンマンのAIであるフライデーとも通信ができちゃいます。
さらに胸のクモはドローンにもなる仕様。(このクモをドローニーとか言っちゃうピーターかわいい)

でも空を飛んだりはできないから、走ったり車を使って移動しているギャップがまたいい。

MCU作品に参加したからこそのハイテクな機能が満載でした。
しかしスタークってすげえなあ。

1つ残念だったのが、予告で船のシーンや飛行機のシーンを何度もみたせいで、アクションシーンの盛り上がりどころではそんなに興奮できなかったんですよね。
どのシーンも迫力は満点でドキドキするんですけどね!
ああこれ予告で見たな〜と頭の片隅に浮かんでしまう。

こういうのは自己責任ですが、あまり宣伝であれこれ出さなくてもいいのになあとちょっと思っちゃいました。

船のシーンも予告でわかっていましたが、アイアンマンが助けに来た時はそれでも燃えましたね!!
BGMもかっこいい。
応援上映会とかだったらうおおお!と叫んでいたこと間違いなしです。

そうそう、オープニングの音楽もめっちゃくちゃテンション上がりました!
ん?なんか聞き覚えが・・・スパイダーマーンスパイダーマーン・・・これは!
「スパイダーマンのテーマ」!!!

ちなみに音楽を担当しているのはマイケル・ギアッチーノです。
彼はここ10年くらいは大作映画の音楽をたくさん手がけていますね。

エンディングのポップな映像もよかったですね。

良かった点


・15歳らしいスパイダーマン
・重くなりすぎない明るい作品の雰囲気


頑張り屋で一生懸命なスパイダーマンに好感度爆発です。
そんなスパイダーマンを演じているトム・ホランドもかわいかったよ〜

悪かった点


・予告で色々出しすぎ!

いくつもある見せ場は、ほとんど予告でみたなあと思ってしまい、感動が薄れてしまったのが残念です。
あんなに盛り上がるシーンがいくつもあるんだから、そんなにあれこれサービスしなくてもよかったのでは?

まとめ


超大作アクション映画というよりは、1人の青年が成長する青春物語です。
壮大さはありませんが、構えずに気楽に観られました。
結構笑えるシーンが多くて、劇場でも声を上げて笑っているお客さんもいましたよ。

年相応なスパイダーマンのキャラクターもよかったな。
トム・ホランドもかわいいし、もうみんなかわいい!
今回めちゃくちゃかわいいって打ってる気がする(笑)

MCU作品としては、今までのどれともまた違ったジャンルの作品だったのではないでしょうか。
今後どんな風にスパイダーマンがMCU作品に絡んでくるのか楽しみです!

「スパイダーマン:ホームカミング」オリジナル・サウンドトラック
マイケル・ジアッキノ
SMJ (2017-07-26)
売り上げランキング: 5,157

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で

YOU MIGHT ALSO LIKE

シェアしていただけると励みになります!

フォローはこちらから!

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)