これぞジャッキー映画!ドタバタ王道ロードムービー!『スキップ・トレース』

ジャッキーがまたまたスクリーンに帰ってきたぞー!!!

2016年に公開された『スキップ・トレース』がようやく日本でも公開されました。
ジャッキーが主演・プロデューサーを務めた作品。
そして監督は『ダイ・ハード2』レニー・ハーリン

これはみるしかない!と意気込んで行ってきました。



スキップ・トレース(Skiptrace)


監督レニー・ハーリン
脚本ジェイ・ロンジーノ
ベンデビッド・グラビンスキー
出演者ジャッキー・チェン
ジョニー・ノックスビル
ファン・ビンビン
エリック・ツァン
シ・シー
イヴ・トーレス
公開2016年
製作国アメリカ合衆国中国香港


あらすじ



香港警察の刑事ベニー・チャン(ジャッキー・チェン)は、香港犯罪界のドンと疑うヴィクター・ウォン(ウィンストン・チャオ)を捜査中、同僚のヤン(エリック・ツァン)を失った。一人娘のサマンサ(ファン・ビンビン)を託されたベニーはその後見人として面倒をみることに。
9年後。引き続きヴィクターを追っていたベニーは、潜入捜査の失敗から住宅街に甚大な被害を与えたことで停職処分を受ける。

その頃、マカオのカジノで働くサマンサのもとに現れたアメリカ人詐欺師コナー・ワッツ(ジョニー・ノックスヴィル)はサマンサを巻き込んだイカサマにより大金をせしめて姿をくらます。
サマンサの上司ウィリーは何としてでもコナーを探し出すようサマンサに命令、彼女はベニーに助けを求める。
コナーが既にロシアまで高飛びしているとわかったベニーは、単身ロシアに乗り込んで彼を逮捕した。
が、なぜか二人まとめて追われることになってしまう。

実はコナーはロシアン・マフィア、香港マフィアなどありとあらゆる組織に狙われている厄介者だったのだ。
とんだ疫病神に出会ってしまったベニーだったが、何と、よりによってこの男が、ベニーが9年も追っているヴィクターの事件のカギを握っている人物だということがわかる。
二人は衝突しながらも世界を逃げ回ることに。

逃亡先でさらに敵を作るコナー。怒り心頭のベニー。これ以上ないほど相性最悪なコンビは、巨大な犯罪に立ち向かうため、いや目の前の敵からとりあえず逃げるため、ありとあらゆる手段を使って目的地マカオを目指す。果たして、大逃亡の行方は!?(公式サイトより)


2016年に公開されたアクション映画。
アメリカ・香港・中国が合同で製作した作品です。

監督を務めるのは、『ダイ・ハード2』や『ディープ・ブルー』で有名なレニー・ハーリン
2014年の『ザ・ヘラクレス』でぼっこぼこにされてからしばらくみかけてませんでしたが、お久しぶりの作品です。

そして主演を務めるのは、我らがジャッキー・チェン
ドランクモンキー 酔拳』、『プロジェクトA』『奇蹟/ミラクル』『ツイン・ドラゴン』などなど、ここでは挙げきれないほどの代表作がありますね。
今回は主演に加えて、プロデューサーも務めています。
63歳という高齢にもかかわらず、今作でもバリバリのカンフーアクションをみせてくれますよ!

ジャッキー節全開のドタバタロードムービー!


あーこれこれ!こういうの期待してました!!!
本編を観る前から、こりゃ頭を空っぽにして観られるぞ!と、楽しみにしていまして。
やっぱり気楽に観れるB級娯楽映画でした!

どこを切り取ってもジャッキー映画だなあと感じるシーンの連続
チープな作品っぽさが全開ですが、そこがいい。
エンディングにメイキングシーンを持ってきちゃうあたり、さすがです。
久々にエンドロールでメイキングシーン流れる作品観ましたよ。
ジャッキーの作品を観ていると、穏やかそうなイメージなんですが、素のジャッキーは時々怖い(笑)

ストーリーは、ありがちな展開の連続で、最後まで予想できてしまうちょろさ
まあ、こういう作品にストーリーなんて求めちゃいけないと思います!
オープニングや、主人公が長い間復讐心を持ち続けているところ、クライマックスは、私の中で完全に『ローグ・アサシン』でした(笑)
あれもジェット・リー×ジェイソン・ステイサムと、アジア人と欧米人の共演作品ですしね。

ストーリーというより、ジャッキーのアクションやキャラクターを楽しみにしていたのですが、さすが、その点は期待以上ですごく面白かったです。
ジャッキーは何年経ってもジャッキーで面白いな〜

予告で何回もみたマトリョーシカのシーンも最高でしたね!
わかっていても笑っちゃいます。
ぼんやりじいさん(強い)のジャッキーと、ムッキムキのイヴ・トーレスの対峙、そしてわけのわからんコミカルなBGM
いいですね、笑うなって方が無理ですよ。

パワフルなカンフーアクションもよかったですね!
さすがに全部ジャッキーが演じてはいないと思いますが、エンドロールのメイキングみていると危険なスタントも結構やっていたみたいですね。
63歳であそこまで動けるのはすごい。

ぶっとんだ展開がいっぱいです


一言で言えば、もうハチャメチャ。しっちゃかめっちゃか。

ちょっと気晴らしに、暇だから、そんな理由で観に行って全然オッケー!
なんせなーんにも考えずにスクリーン観ているだけで面白いんですから!

香港警察のベニーと、詐欺師のコナーの凸凹コンビが繰り広げる珍道中を楽しみましょう。

ベニーには過去に相棒がいて、その相棒を死に追いやった犯人「マタドール」を9年も追い続けていました。

オープニングで、相棒のウォンが死んでから9年後と表示された瞬間、「お?『ローグ・アサシン』か?」と思いました。
途中途中謎のコメディシーンが入るのですが、全体的に『ローグ・アサシン』でした(笑)
『ローグ・アサシン』と完全一致しているわけじゃないんですが、ところどころ似てるなあと思う展開があるんですよね。

クライマックスなんか、「おいおい完全にローグ・アサシンじゃないか!!」と別の意味で笑いそうになりました。
『スキップ・トレース』面白かったなーという方は、ぜひ『ローグ・アサシン』も観てみてください。
ぶっ飛び度は『ローグ・アサシン』の方が高いかも。

さて『スキップ・トレース』の話に戻ります。
「skip trace」という言葉は造語で、近い言葉に「skip tracing」という言葉があります。
これは「追跡集金」という意味があります。要はお金の取り立てをするということですね。

コナーはマカオのカジノで詐欺をして大金を手に入れるのですが、そのカジノでトラブルに巻き込まれロシアへ高飛びします。
コナーの詐欺に気づかなかったとして、責任者のサマンサはコナーを追うようにボスに命令されます。
そしてサマンサがベニーに頼ることで、ベニーは盗まれた金を奪い返すため、ロシアまでコナーを追いかけて逮捕しようとします。

これがタイトルにつながっているんですね!
ちなみにサマンサとは、死んだウォンの一人娘。
ベニーがウォンの代わりに、彼女を育ててきました。

飛行機で戻ろうとするベニーのパスポートをコナーが燃やしてしまい、足がなくなった2人。
列車やボロ車、徒歩でなんとかロシアから香港へ帰ろうとします。
もうこの時点でかなり無謀な感じはあるのですが(笑)、まあそこは映画ということでね、ご愛嬌ですね。

一難去ってまた一難。
ベニーとコナーは、喧嘩をしながらも、徐々に友情が芽生え始めてきます。
これぞロードムービーだなあと思う王道シーンの数々。
バディ映画が好きな人にはたまらないのではないでしょうか。

水面下でつながっていた今回の出来事。
クライマックスで、バラバラになっていた糸が一本につながります。
何となくそんな気がしてたー!と思いましたが、でも二転三転するどんでん返しは面白かったですね。

凸凹コンビがいい感じ!


香港警察のベニーと、詐欺師のコナー。
凸凹コンビが繰り広げるハチャメチャな珍道中は、そんな無茶な!という展開と、もう勘弁してくれと言いたくなるコミカルなシーンの連続
コンビもののロードムービーって結構好きなジャンルなので、楽しくてしょうがなかったです。

ベニーを何とかだまくらかして逃げ出そうとするコナーと、それを毎回かわしてコナーをとっ捕まえて香港へ連れて行こうとするベニーの繰り返しなんですが、演出や2人のセリフに笑っちゃいます。

特にお気に入りなのが、コナーがボロ車で逃げようとするシーン。
運転していたベニーを引き摺り下ろし、逃げようとするコナーが発した一言がこちら。

「サヨナラ、ベニー!」

いやいやいやー!ジャッキーは日本人じゃありません!(笑)
多分ね、欧米人からしたら中国人も日本人もわかんねーよ!一緒!という皮肉なんだろうけど、まあツッコミたくなりますよね。
未だに外国映画で日本語が聞けると興奮しちゃう日本人です。

あとは途中で突然モンゴル民たちとワイワイやるシーンもよかったですね〜
尺稼ぎが見え見えです!(笑)
ジャッキーの突然のアデルも笑うし、英語が通じなかったモンゴル民が総出で一緒に歌いだすのも最高に謎でしたね。

ほかにも、突然のブロマンスや、泥祭り、コナーの中国語?ソング(どこで覚えたんだ!)、などなど・・・
ツッコまずにはいられないシーンがいっぱいでした。

本作のコンビは、最初からそこまで険悪な雰囲気があったわけじゃなかったのも、私は好印象でした。
おちゃらけキャラだったコナーが徐々にベニーに対してデレていくのも、バディ映画の面白いところですね。

ジャッキーって変わらないな〜


久しぶりにジャッキーの映画を観ましたが、ジャッキーは変わらずにチャーミングですね!
あのニコッとした顔はなんだか癒されますね。

本編序盤のロシアの女マフィアと対峙した時に、攻撃を受けたジャッキーが手を下にして振りながら「ワァ〜」と痛がるシーンがあるんですね。
その言動がまんま『酔拳』の時のジャッキーで、妙な感動を覚えました。
ジャッキーのスタイルって基本変わらないと思うのですが、それが彼の良さでもありますね。

カンフーアクションの動きも変わらずキビキビしていていいですね。
手で相手のパンチを払う動きや、足技のスピード感も健在。障害物を跨ぐあのカットもおなじみですね。

相棒のコナーを演じたのはジョニー・ノックスヴィル
今回の映画で初めて知った俳優さんなのですが、『メン・イン・ブラック2』に出ていたんですね!
全く思い出せない・・・

普段は色々な活動をしていて、なかなかチャレンジ精神のある方のようですね〜
彼のことも注目していきたいと思います。

メインの2人以外だと、ダーシャ役のイヴ・トーレスがお気に入りです。
強い女性キャラってのは、どんな役でも大抵好きになりますね(笑)
もうね、腕もお腹も足もパンパンでムッキムキ!
予想通りプロレスの選手だったそうで、完成された筋肉美を堪能しました。

中国・韓国の役者さんがたくさん出ていましたが、あまり中国や韓国の作品をみないからよくわからなかったのがもったいなかったな。

ちなみに日本語吹き替えのキャストもめちゃくちゃ豪華なのでチェックしてみてくださいね。
ジャッキーの声を担当している石丸博也氏は、『蛇拳』の頃からずーっと専属でジャッキーの吹き替えを担当されているんですよ。

コミカルなアクションがたまらない!


本編がハチャメチャなのに対して、アクションのクオリティが高い!
さすがジャッキーがプロデューサーも兼任しているだけありますね。

序盤の建物がドッタンバッタン倒れていくシーンとか、まさにジャッキー映画っぽい。
というか中国っぽいというか(小声)
あのシーン、家で観ていたら大笑いしてましたね(笑)
ひでえな〜最高だ!と思いながらニヤニヤがおさまりませんでした。

追っ手と繰り広げるカンフーアクションも派手でいいですね〜
ジャッキーの足技めっちゃかっこいいです。

敵から逃げるシーンでも、障害物を倒しながら細い路地を走ったり、シリアスな流れに突然コミカルな動きをぶち込んできたりと、期待を裏切らないぶっ飛び具合が心地よかったです。
ジャッキーのスタイルと監督のスタイルが、うまく合わさっていい具合に完成されてました。

身体を張ったジャッキーとジョニーのアクションも印象的。
ずぶ濡れになったり、2mくらいのモンゴル民に投げ飛ばされたり、泥まみれになったり、よくやったなあと拍手を送りたい!
特にジョニーは、ずっとスリーピースのスーツでそんなことやってるんですから、よく耐えたなあと。
まああんなにひどい目に遭っているのに、スーツに穴一つ空いてないのは笑いましたが(笑)

エンドロールのメイキングなんかをみていると、そんなことまでやってるんか!とさらに感心してしまいました。
バンの扉に思いっきりぶつかるシーンまでジャッキー自身がやっていたのには驚きましたね。
すごいよ!さすがだよ!

良かった点


・期待を裏切らないコミカルな演出
・派手なカンフーアクション


期待通りの楽しさで満足です。
カンフーアクションもたっぷり!

悪かった点


・演出がぶっ飛びすぎ

そんなことありか!?と突っ込みたくなる演出がちょっと多かったですね。
あまり多すぎるとちょっと我に帰っちゃいますよね(笑)

まとめ


これぞジャッキー映画!
コミカルさ満点の、王道ドタバタロードムービーです。

考えながら観る必要はゼロなので(笑)、お気楽に楽しみましょう。

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