好きなことがあるって素晴らしい!どうぶつたちが歌う、60曲以上もの劇中歌にも注目!『SING/シング』

いよいよ世間では春休みということで、子ども向け、ファミリー向け映画がたくさん公開されていますね〜
先日、テレビでも結構大々的に宣伝されていた『SING/シング』を観にいって来ました!



SING/シング(Sing)


監督ガース・ジェニングス
脚本ガース・ジェニングス
出演者マシュー・マコノヒー
リース・ウィザースプーン
セス・マクファーレン
スカーレット・ヨハンソン
ジョン・C・ライリー
タロン・エガートン
公開2016年
製作国アメリカ合衆国


あらすじ



倒産寸前の寂れた劇場の支配人であるバスタ・ムーン。
ムーンは、大好きな劇場をなんとか復活させようと、あらゆる手段を考える。

ある日、ムーンは劇場でオーディションを開催し集客を増やそうと思いつく。
オーディションには大勢の動物たちが集まり、彼らにはそれぞれ事情があるものの、「歌」にかける思いは人一倍だった。
そしてムーンは7人の合格者を選出する。
ところが、オーディションが進んでいくうちに、様々なトラブルが彼らを襲う!

果たしてムーン達は無事オーディションを開催し、劇場を盛り上げることができるのか!?


監督はガース・ジェニングス
どんな人だろうと検索してみたら、あまり監督作品は少ないんですね。
しかし私は見つけてしまった・・・『銀河ヒッチハイク・ガイド』の監督なんだ!!
これはB級映画にどハマりしていた時期に一度だけ観た記憶があります。結構面白かったような。

『SING/シング』自体はかなり宣伝に気合が入っていて、楽しみにしてました。

洋楽好きは必見!ハッピーな気持ちになる映画


音楽が好きな人は絶対好きな作品でしたね!
とにかく劇中に流れる歌が多い!すぐ歌が流れる。
私は音楽や歌が大好きなので、身体がリズムを刻みそうになりました。
特に最後のコンサートシーンは最高でしたね!ライブに来ているような盛り上がりでした。

夢を持っている人の背中を押してくれる、ハッピーな映画。
ストーリーもわかりやすく、全面子ども向けといった印象を受けました。

近年の動物が主役のサクセスストーリーといえば、『ズートピア』ですよね。
こちらは大人でもドキッとするような密かなメッセージが含まれていましたが、『SING/シング』は深く考察するというより純粋に楽しんで観られる作品でした。

動物大好きなので、動物たちが主役というのもとても魅力的でした。かわいい!
キャラクターもそれぞれ個性があって、彼らのバックグラウンドには惹かれるものがあり、応援したい気持ちでいっぱいになります。
CGの動きも生き生きとしていて、すごく自然ですね。
もう最近ではCGがすごいのは当たり前になってきたわけですが、これからはどんな風にCG技術は発展していくんでしょうか。

「好きなもの」に情熱をかける動物たちの物語


小さい頃みたコンサートが忘れられず、自らの劇場を作り支配人を務めるコアラのバスタ・ムーン
劇場を運営する資金を集めるために、有り金を使ってオーディションコンサートを開催することに。

ところが秘書のミス・クローリーが間違って賞金100ドルを10万ドルと打ってチラシを配ってしまった!
もちろんムーンは気づかない。
こういううっかりミスがやがて大きな騒動に発展するってのは、アニメ映画あるあるですね(笑)

10万ドルにつられてたっくさんのオーディション希望者が現れます。
ムーンとミス・クローリーはなんとか全員のオーディションを終え、最終合格者を選びます。

オーディションに選ばれた動物たちは、歌が大好きだけれど、それぞれに事情を抱えているのです。

歌が好きで、優勝して賞金を手にいれたいオーディション合格者たちは様々な困難を乗り越えながら、猛特訓を重ねていきます。
ここでそれぞれのキャラクターたちが抱える問題点を、丁寧に描写していてよかったです。

それも現実にあり得ないような難しいリスクを背負っているというのではなく、世の中にありふれた誰しもが抱えるような内容というのも共感しやすかったですね。
ジョニーはちょっと特殊ですが、まあ親の後継を任されていると置き換えればそういう話はよく聞くことですよね。

彼らが自分自身の困難に立ち向かう原動力は、「歌」への思い情熱でした。
歌を歌いたい!だから今の現状を変える。
勇気を出し、今までの生活にちょっとの工夫を施すことによって、彼らは歌を歌うことを諦めませんでした。
好きなことへの情熱というのは、時としてその人の人生、そしてその人自身を変えてしまうくらいの原動力があるんだなと改めて感じました。

こうしてハッピーエンド・・・とはいかず、あるトラブルが原因で劇場は閉鎖されてしまいます。
すっかり打ちのめされたムーンでしたが、彼を救ってくれたのもまた「歌」と「劇場」への情熱でした。

最近『ラ・ラ・ランド』を観たせいか「夢」とか「情熱」をテーマにした作品を観ると、あれこれ深く考えすぎてしまうのですが、『SING/シング』は純粋に好きなことを楽しもう!という明るいメッセージ性のある作品で、なんだか心がほっこりしました。

紆余曲折あって、無事コンサートは開催されるのですが、そのシーンが最高にテンション上がりますよ!!
めちゃくちゃ楽しかった〜!!
ノリノリで本当のライブに来たような気分になります。
最後は拍手しそうになりました(笑)

先入観を覆すようなキャラクターの選択にも注目


動物が主役の『SING/シング』。
コアラヤマアラシなど、いろんな動物が出てきます。

もちろんどのキャラクターもかわいいのですが、歌を歌うイメージのない動物がメインキャラクターに選ばれているのが面白いですね。
歌を歌う動物というと小鳥とかイルカとかのイメージがありますが、今回は鳥は出てくるものの歌うシーンは全くありません。
イルカに至っては出番もない。

ゴリラがピアノを弾きながら、クリアーな歌声を披露するなんて、考えられます?
はたまた、身体の大きい象が、すごく美しい歌声を響かせる。

劇場と、ショーを愛してやまない支配人がコアラというのもいいチョイスですね。
今まで動物が主役のアニメ映画にコアラっていたかな?初めてみた気がします。

いつも私が抱いているそれぞれの動物へのイメージが覆されて、とても新鮮に感じました。

主人公のムーン含め、オーディションに選ばれた動物がみな草食動物というのだけが、何か裏があるのかなとちょっと勘ぐってしまいました(笑)

劇中歌はなんと60曲以上も!


『SING/シング』なんてタイトル銘打っているくらいですから、劇中では最新のナンバーから往年のヒットソングまで、ありとあらゆる楽曲が流れます。
その数なんと60曲以上!!

ビートルズ、マイケル・ジャクソン、レディー・ガガ、テイラー・スウィフト・・・一度は耳にしたことがある楽曲ばかり。
さらには日本からはきゃりーぱみゅぱみゅの楽曲も使われています。

音楽はそんなに詳しくないという人でも全く問題なく楽しめると思います。
音楽好きさんは楽曲が流れる旅に「あ!この曲!これも知ってる!」と、曲当てゲームのようなこともできるので倍楽しめること間違いなし。

私は全曲聴いて最後のエンディングテーマが一番好きでした。
スティーヴィー・ワンダーとアリアナ・グランデの『フェイス』です。
ノリノリのアップチューン。ぜひ本編が終わっても席を立たずにエンディングまで観てください!

キャストは本家も吹き替え版も超豪華


今回は字幕版で鑑賞したのですが、メインキャラクターのキャストがすごく豪華。
まず主役のバスタ・ムーンマシュー・マコノヒー
全然気づかなかった・・・
近年だと渡辺謙と共演した『追憶の森』が記憶に新しいですね。

像のミーナにはトリー・ケリー
2004年ごろからシンガーソングライターとしてYou Tubeに自身の楽曲をあげながら活動。
徐々にアメリカで人気が出てきて、2016年にはグラミー賞にノミネートされるほど。
まだ24歳なんだそうですが、透明感のある歌声なのにパワフルで、圧倒されました。彼女の歌声にも注目です。

ヤマアラシのアッシュスカーレット・ヨハンソン
これは声ですぐにわかりました!(笑)
ジャングル・ブック』で蛇の声を演じていた時も思いましたが、彼女の声、ハスキーでセクシーでいいですよね。たまりません。

ゴリラのジョニー役にはタロン・エガートン
ジョニーがロンドン出身ということでイギリス俳優の彼になったのかな?
私の中でタロンといえば『キングスマン』ですね〜
彼の歌声、心地よいテノールで柔らかい歌声でとても素敵でした。

ネズミのマット役にはセス・マクファーレン
どなたか存じ上げず調べてみたら、彼は『テッド』のテッド役なんですね!
そして歌手でもあるんですね。ハリとツヤのあるテノールでめちゃくちゃ歌うまかったです。

専業主婦の豚のロジータにはリース・ウィザースプーン
ベテラン女優ですね。近年ですと『わたしに会うまでの1600キロ』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされていましたね。
可愛らしい歌声で、役にぴったりでした!

本家もそうそうたるメンバーですが、日本語版も内村光良山寺宏一長澤まさみMISIAスキマスイッチ・大橋卓弥・・・とかなり豪華な吹き替えメンバーです。
しかも日本語吹き替え版は楽曲まで日本語に訳して歌われているそうですよ!
吹き替え版も観てみたくなりました。

良かった点


・たくさんの楽曲が使われている
・動物が可愛い
・声優陣が豪華


とにかく豊富な楽曲が推しではないでしょうか。
音楽好きだとずっと楽しいと思います。
色んな動物がでてくるので、動物好きにもたまらないだろうし。

悪かった点


・起承転結のメリハリが弱い

音楽やキャラクターは十分魅力的ですが、そのぶんストーリーは淡々としていて一つパンチが足りないかな?といった印象。

まとめ


ノリノリで観られるエンタメ映画の『SING/シング』。
たくさんの劇中歌は、どれも耳にしたことのあるものばかりでついつい身体がノッてしまいそうになります。
そしてキャストの素敵な歌声にも酔いしれましょう。

ストーリーも単純でわかりやすいし、キャラクターは可愛いし、親子で観るにもとてもいい映画だと思います。

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