顔芸祭りだ〜!超能力者とヤバいクラスメイトたちのドタバタコメディ『斉木楠雄のΨ難』

先日の『亜人』に続き、同じ漫画原作の映画『斉木楠雄のΨ難』を観てきました!
半年くらい?前にネットでアニメの1話が配信されていて、なんとなくみたら、大好きな『ギャグマンガ日和』のようなスピード感のあるテンションのコメディにどハマり。

さらに主題歌はこれまた大好きな「ゆず」!40のおじさんたちがキャピキャピしながら踊ってるPVを見た時は、思わず頭を抱えてしまいました。(大変可愛いのでぜひ観てください。)

今まで漫画の実写はあまり劇場に観に行かなかったのですが、そんなタイミングの良さが重なり、観にいくことにしました。



斉木楠雄のΨ難


監督福田雄一
脚本福田雄一
出演者山崎賢人
橋本環奈
新井浩文
吉沢亮
笠原秀幸
賀来賢人
ムロツヨシ
佐藤二朗
内田有紀
田辺誠一
公開2017年
製作国日本


あらすじ



生まれながらにとんでもない超能力を与えられた高校生・斉木楠雄(さいきくすお)。
しかし、楠雄は、超能力を使わない普通の生活に憧れていた。
そんな彼の願いもむなしく、クラスメイトはトラブルメイカーばかり!
彼らの巻き起こす災難に巻き込まれてしまう斉木は仕方なく、バレないように超能力を使って危機を回避していた。

毎年恒例の一大イベントの文化祭の日。
ワケありクラスメイト達がおとなしくしているはずがない!
次々と災難が斉木に襲いかかり、超能力を使わなければ解決出来ない!
でも、周りには多くの生徒たち・・・どんどん追い込まれていく斉木。
気が付けば、たかが文化祭が、地球滅亡の危機を引き起こそうとしていた!

果たして斉木楠雄は、地球滅亡の危機を乗り越えることが出来るのか?(公式サイトより)


少年ジャンプで連載中の同名漫画が原作。連載は5周年に入り、累計発行部数は500万部以上。大人気のギャグ漫画です。
監督を務めるのは、『勇者ヨシヒコ』『銀魂』でおなじみの福田雄一
独特のセンスの持ち主で、近年着実に人気を集める監督の1人。今後も『聖☆おにいさん』などの公開が控えています。

主演は山崎賢人。ここ数年彼をみない日はないってくらいTVや映画などで活躍している若手俳優。
少女漫画の王子様役を演じていることが多いイメージですが、最近は『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』『氷菓』など漫画や小説の主人公ポジションを演じていることも。

はちゃめちゃ文化祭映画!


いや〜ゆるっとした文化祭感満載の映画でした!
話の舞台も文化祭なのですが、全体的な仕上がりも文化祭っぽさがありましたね。
大体の漫画の実写映画はそのせいでダメになる作品が多いですが、『斉木楠雄のΨ難』は日常を舞台にしたギャグ漫画なので、ゆるっとした感じでもなんか許されました(笑)
もうちょっとアニメのあのスピード感欲しかったなと思いましたが、それでも健闘していたと思います。

最初に楠雄をみた瞬間、んん〜なかなかキツイな(笑)と思っていたのですが、なんかずっとみているうちに意外と目は慣れました。
役者さんたちが楽しそうに、かつ全力で演じられていて、それがキャラの違和感をなくしていたと思います
窪谷須とかふざけすぎでしょ(笑)彼が出ているシーン一番笑いました。
賀来賢人ってあんな感じのキャラもやるのね〜知られざる一面をみちゃいました。

やっぱり漫画のキャラを、現実でも違和感なく再現するってなかなか難しいですね。
そう思うとマーベルってすごいよな・・・あれも漫画の実写化だもんな・・・
なにが違うんだろう。お金かな・・・

CGはね〜アメリカの金かかってるCGを何度もみちゃうとね、正直なんじゃそりゃと言いたくなるできの部分も(笑)
燃堂と灰呂が走ってるシーンとかやる気あんのか!?というようなCGでしたね(笑)
いやもしかしたら意図的に雑にしているのかも・・・

文化祭の存続を巡って斉木が奔走する!


ストーリーは文化祭をベースに、原作での色々なエピソードを混ぜつつ、ドタバタコメディが繰り広げられます
楠雄が通っている高校の文化祭は、前年問題をおこしていて、今年も問題が起きたら来年は中止という状況。
それは今後自分がさぼる日がなくなる!と困った楠雄が、こっそり文化祭の監視をすることになります。

ぶっちゃけ個性的なキャラクターたちが繰り広げるドタバタ劇が面白いので、内容はほぼない!
楠雄vs文化祭のドタバタの流れが繰り返され、徐々にエスカレートしていく展開が繰り返されます。
そしてオチも「えっ!?(笑)ズコー」となるに違いない終わり方。
いやーゆるい、終始ゆるいです!
斉木のような、突然始まって突然終わるスピード感のあるギャグ漫画が面白いと感じられないと、この映画もハマらないと思います
キャスト目当てで行くと頭の中?????状態で2時間駆け抜けていくことになりそう。

一応、原作を未読の人が観てもわかるように、キャラクターの紹介をしながら話が進むので、なにも作品のことを知らなくても楽しめますよ!
私もアニメ派な上に全部見ていたわけじゃないので、どのエピソードが切り取られているのかよくわからないのですが、うまくまとめられていて面白かったです。
斉木のシュールな世界観についていけるかどうかがポイントになりますね。

まあ、リラックスして頭を空っぽにしながら楽しむのが一番。
翌日に『ブレードランナー 2049』を観たのですが、あまりの緊張感の差に鑑賞後ふと、斉木のゆるっと具合を思い出して笑っちゃいました。

主人公は超能力者


この作品は、内容よりも濃すぎるキャラクターたちが面白い
原作のすべての要である主人公の斉木楠雄。彼は生まれながらに超能力を持っている超人。
サイコキネシス、テレポート、テレパシー、などなど、人生で起こりうる大抵の障害はこれらの超能力を使えばクリアできてしまうのです。

本編は赤ん坊の斉木が普通に立って普通に喋るのですが、まあ実写でみると怖い(笑)
ギャグ漫画なので、なんで超能力があるのかとかそういうことには触れません。そういう話じゃないので。
そしてそれに普通に順応するママとパパ。ギャグ漫画だね〜

彼は普通の生活を送りたいと常日頃思っているのですが、そんな彼の日常を邪魔するのが個性豊かすぎるヤバいクラスメイトたち

見た目から言動全てが馬鹿な男・燃堂力
中二病の男・海藤瞬
世界一の美少女(と自分も思っている)・照橋心美
熱血すぎてすぐに半ケツになる灰呂杵志
見た目は真面目だが実は元ヤンの窪谷須亜蓮

この5人が主に斉木に絡んできて、斉木の望む平穏な日常をぶち壊していきます。
映画でももちろん彼らが文化祭をひっかきまわす!

キャラクターの個性が絶妙に噛み合っている面白さは、この映画の一番の見どころですね
それぞれの濃さがあって、思わず笑っちゃいます。
そしてそれに冷静に突っ込む斉木のセリフにまた笑ってしまうという笑いのループが起きる。
私は燃堂の馬鹿さ加減にいつもアニメをみて笑っていたのですが、映画ではあんまり出番なかったですね。いや存在感は抜群でしたが。

映画では照橋さんと窪谷須の存在感が爆発してました。
とくに窪谷須は登場時間も短いのに、中の人の顔芸も相まって一番印象に残ってます。
肩がぶつかった時に反応するシーンは、家でみてたら笑い転げてましたね(笑)

キャストの顔芸最高!


みんな個性的なキャラクターばっかなんですよ、だからキャストが振り切ってふざけているんですよ
その最たるものが「顔芸」
みんな全力で顔芸やっちゃっててすごい。逆に山崎賢人が終始笑わないでそれに対応していて、感心しました(笑)
周りのクラスメイトとかモブを演じている人たちは、結構笑っちゃってるんですよ。よくみると。
いやまあそうだよね、ニヤついちゃうよね。変な格好して変な顔してるんだもんね。

でもあれだぞ!モブもちゃんと恥を捨ててやらなきゃダメだぞ!
文化祭の出し物を決めるシーンの「さーてと、やりますか」、「やれやれ、これから忙しくなるな」、「本気、出しちゃいますか」みたいなこと言うシーンは、あそこもっとわざとらしくやらないと!
モブが輝いてる面白いシーンなんだから!

さてメインキャストの話に戻ります。
お手本にしたいくらい激しい顔芸を披露してくれたのが、橋本環奈ちゃんと賀来賢人さん。
こいつらの顔芸まじやべーって!この顔芸見にいくだけでも価値ありですよ!

環奈ちゃんはあんなに顔芸やっちゃって、事務所的には大丈夫なんでしょうか?
『銀魂』は観てませんが、神楽も相当ヤバいきゃらですよね(笑)
ぶりぶりしすぎな動きとかはちょっとやり過ぎかなと思いましたが、でもあの迫真の顔芸の数々には拍手を送りたい。
照橋さんの心の声もなかなかにゲスでよかった。あれはアニメよりこっちの方が好きです。
あと上履きが超厚底で画面に映るたびに気になりました。なんだあれ(笑)

さて、そんな環奈ちゃんの顔芸をはるかに超えた顔芸を披露してくれた賀来賢人。
なんだあの人。あの人あんなだった?
私の中で賀来賢人は『Nのために』というドラマのイメージなので、なんというか、わりと正統派な役者だと思ってたのですが、ぶっ飛んだ役もできるんですね。ビックリしました。
ほんとキレるときの窪谷須最高すぎた。般若みたいな顔してるんですよ(笑)
ん〜窪谷須のシーンだけもう一回みたいです。

ビジュアルの再現率の高さ


演じる役者さんたちもすごいのですが、ビジュアルの完成度もすごい
原作やアニメをみている人はわかると思うんですが、めっちゃ似てるんですよ。
まあコスプレ感は否めないわけですが、それでもまだマシな方。

特に燃堂の完成度ね。もうあれ燃堂じゃん
あの髪型は新井浩文さんの地毛で作ったんだとか。
照橋さんの髪の毛も、全部青くするんじゃなくて、メッシュを入れてるだけなのがリアル感出ててよかったですね。
あとはパパとママが意外と似ててよかったな〜
楠雄のおじいちゃんもすごい面白いキャラなので、ぜひ映画でみてみたかったな。

ただCGはね〜予算の問題か、荒いところも。
それなりに完成度の高いところもあれば、急に雑になるところがあって差が気になりました。
ずっと洋画でのクオリティが高すぎるCGとかみてると、日本の邦画をみたとき激しくコレジャナイ感が生まれますね。

良かった点


・キャラクターの完成度
・キャストの顔芸


キャストやスタッフさんたちが頑張ってくれて、キャラクターの完成度がかなり高かったのはよかったですね。
ストーリーがない分やっぱりキャラのクオリティには力が入るんでしょうね。

悪かった点


・CGが雑

これは予算の関係で仕方ないと思うんですが、気になっちゃうんですよね〜
ふとなんだこの映画はって我にかえってしまう(笑)

まとめ


そこまで期待していなかったのですが、意外と面白かったです。
細かい部分は気になったりしましたが、まあこんなもんでしょう(笑)

ストーリーの構成や演出は文化祭レベルですが、キャラクターの完成度は最高!
みなさんのノリノリな演技に笑わせてもらいました。

キャスト目当てでいくと火傷するかもしれませんが、ギャグ系のノリが好きな人はぜひ観に行ってみてください。

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