驚きのクライマックス!ジェイソン・ステイサムの日本語も聞けるぞ!『ローグ アサシン』

ジェイソン・ステイサムジェット・リーが共演した『ザ・ワン』から6年。
再び2人が共演したアクション映画『ローグ アサシン』を観ました!



ローグ アサシン(Rogue Assassin)


監督フィリップ・G・アトウェル
脚本リー・アンソニー・スミス
グレゴリー・J・ブラッドリー
出演者ジェット・リー
ジェイソン・ステイサム
ジョン・ローン
石橋凌
ケイン・コスギ
公開2007年
製作国アメリカ合衆国


あらすじ



静まり返った夜のサンフランシスコ。
埠頭で指揮をとるFBI捜査官、ジョン・クロフォードとトム・ローン。
彼らは足元に転がるマフィアの死体を踏み越え、構想を裏で操る伝説の殺し屋、ローグを追い詰める。
しかし、あと一歩のところで、逆にジョンがローグに撃たれてしまう。
ローグがジョンにトドメを刺そうとした刹那、トムの放った銃弾がローグの顔を直撃し、殺し屋は海へ落ちる。

その後、ローグの死体は海から上がることなく、行方は謎に包まれたままだった。
そんなある日、突然現れた一人の男がトムと彼の家族を惨殺する。
ジョンが到着したとき、トムの家は燃やされ、惨劇の後だった。
悲しみに暮れるジョンの目に飛び込んできたもの。
それはローグが常用するチタニウムの薬莢だった。
トム一家の殺害をローグの仕業だと直感したジョンは、周りの捜査官に何も告げずに、独りローグへの復讐を誓い、現場を去る。

ジョン・クロフォードの、復讐に生きる新しい人生が始まった・・・(公式サイトより)


2007年に公開されたアクション映画。
監督は数々のMVやCMを手がけるフィリップ・G・アトウェル
ジェイソン・ステイサムジェット・リーW主演を務め、さらには石橋凌ケイン・コスギといった日本でも活躍している俳優陣が出演しているという豪華っぷりです。

ステイサムが日本語を話しているのに感動


ス、ステイサムが喋った・・・

日本語しゃべった・・・!?


完全に映画の印象があのシーンに全部持っていかれてしまったんですが!(笑)

どんな話かもろくに確認せずに観たので、まさかの中国マフィア vs 日本のヤクザがストーリー展開に組み込まれていて驚きました。
ザ・アメリカ人の思う日本の文化が全面に描かれていて面白かったです。

キャストが豪華だったなあ〜!
『ザ・ワン』から比べると、ジェイソン・ステイサムが見違えるほどイケメンになっていましたね。
欧米の人って堀が深いから、中途半端に髪の毛伸ばしているより潔くハゲにしてしまった方がかっこよくみえるのかもしれませんね。
逆にジェット・リーは『ザ・ワン』からほとんど老けていなかったです。
東洋人ってほんと老けにくいですよね。

正直ストーリー設定に関してはかなり無理があった感は否めないですね。
そもそもなぜ中国マフィアと日本のヤクザが、サンフランシスコで争っているのか・・・
最後のどんでん返しには一本取られましたがね!
あれは面白かった。

この作品は、キャスト目当てで観る映画かなあ。

突然訪れるどんでん返しに驚き!


ローグと呼ばれる暗殺者と、彼を追うFBIの捜査官であるジョン・クロフォードの追走劇。
かなりめちゃくちゃな設定で、正直無理があるのですが、豪華なキャストと日本フィーチャーでそれを補っている感じでした。

ジョンはかつてトムという相棒と共にマフィアの取り締まり任務についていました。
ある日の事件にローグが現れ、ジョンは命を狙われそうになってしまいます。
その瞬間トムがローグに発砲し、ジョンは無事でしたがローグは姿を消してしまいます。

それからしばらく経った頃、トムはローグに狙われ、妻や子供まで殺されてしまいます。
家は燃やされ、ジョンが来た頃には何もかもが手遅れでした。

ここで物語はいきなり3年飛びます。
周りの景色が変わらないので、いきなり時間が飛んだことに最初は慣れませんでした(笑)

ジョンは、FBIのアジア系による犯罪の捜査官として勤務。
彼が担当しているのは中国マフィアと日本のヤクザの抗争。
どうやらサンフランシスコ内トップのヤクザらしい・・・まじか、ヤクザも海外進出ですか〜

そしてその抗争の中に、ジョンはまたしてもローグの痕跡をみつけます。
こうして物語は中国のマフィア vs 日本のヤクザとそれを追うFBIという構図になっていきます。

この作品の1番の盛り上がりは、やはりクライマックスのシーンですよね!

中国のマフィアと日本のヤクザの抗争を影で生み出していたのはローグだった。
じゃあなぜローグはそんなことをしたのか?
日本のヤクザの組長と対峙したシーンで、その謎が一気に明らかになります。

なんと、ローグの正体は、顔を変えたトムだったのです!

3年前ローグがトムを襲いに来たあの日、トムは命からがらローグのことを返り討ちにします。
ところが妻と娘はすでにローグによって殺されてしまっていました。
トムは、自分がローグにすり替わることによって、自分たちを襲って来た犯人を突き止めようとしていたのです。

そしてさらにわかる事実が、ローグにトムを襲わせたのは、ジョンの指示だったのでした。
なんとジョンは、日本のヤクザと繋がりがあったのです。

本編のクライマックスは一気にいろいろなことが明らかになり、スピード感がありました。
ただ疑問点はいくつかありますね。
なぜジョンが日本のヤクザと繋がりがあったのか、いつから面識があったのか、日本のヤクザと繋がりがあったのならローグの計画も気づくのでは?・・・など。

そもそもジョンがトムを襲わせろと指示したというくだりも、もうちょっと丁寧に描写して欲しかったな〜

後半が駆け足でちょっと詰め込み気味になっちゃいましたね。

復讐に燃えるFBI捜査官と暗殺者


今回の主人公は2人います。

相棒を殺されたFBI捜査官・ジャックと、家族を殺された暗殺者・ローグ(トム)

どちらも復讐に燃える男です。
ジャックは相棒を殺した犯人を追いかける。
ローグは家族を殺せと指示した犯人を追いかける。

最終的にお互いにたどり着くという演出が切ないですね。

ジャックが追っていた犯人はすでに死んでいて、追いかけていた男は死んだと思っていた相棒だった。
ローグが追っていた犯人は、かつての相棒だった。

ジャックは復讐心の中にも、罪悪感を持ち続けていたのかもしれません。
だからこそラストはローグをかばってしまいます。
ところがローグは、トムはもう死んだと言ってジャックを撃ち殺してしまうのです。

ローグが完全にトムの面影がなさすぎて、最後の最後までローグ=トムって信じられませんでした(笑)
トムって言っているけどほんとはローグなんじゃないのか・・・?と。
お互いの正体がバレるシーンはもっと感情をむき出しにしあっても良かったんじゃないですかね。

ジェイソン・ステイサム vs ジェット・リー


さて『ザ・ワン』を観たことがある身としては、なんとも期待値の高いキャストの組み合わせでした。

あの2人がW主演だなんて!!
と、鼻息荒く観てみましたが、意外と2人が対峙しているシーンが少ない(笑)

どちらかというとそれぞれのソロシーンが多めでしたね。
もっと絡んでくれてよかったのに〜
2人が闘っているアクションシーンがたくさんみたかったです!
本編終盤、クライマックスのほんの少しじゃ物足りないですよ〜

ジェイソン・ステイサムは歳とキャリアを重ねて、俳優としての渋みが出ていてよかったですね。
『ザ・ワン』の時の小物感はすごかった・・・

一方ジェット・リーはいい意味で、全く歳をとっている感じがしない。
アジア系の俳優あるあるですな。
ジェット・リーの方がジェイソン・ステイサムよりも5歳年上なのですが、あんまり歳の差を感じませんでした(笑)

日本フィーチャーがあちこちに


日本のヤクザが物語の重要な存在ということで、ところどころ日本の文化が映画の中に登場します。
日本人としては、その点を楽しめるというのもこの映画のいいところですね。

もちろん、映画界ではおなじみのぶっ飛び解釈のもと本編に盛り込まれています(笑)
何年経っても日本って高度経済成長期くらいのイメージなのかな。それか戦国時代。
まあ今回は特にヤクザにフォーカスを当てているので、多少の間違った解釈もまあヤクザだし・・・でいけます。

意味のわからない日本語の横断幕や、石橋凌とケイン・コスギ以外の日本人はみんな日本語吹き替え。
1ミリの曲線もない真っ直ぐな刀。
ヤクザの描写に関してはかなり私の中の想像と同じようなイメージでしたね。
監督が勉強してくれたのかな。

女体盛りが出て来た時はさすがに笑いをこらえきれませんでした。
あんなの日本でもなかなかお目にかかれませんよ!?

石橋凌やケイン・コスギなど日本人キャストも活躍しています。

ステイサムが日本語しゃべったー!


この散々な日本フィチャーでの1番の恩恵は、ジェイソン・ステイサムの日本語が聞けたことですよ!

ヤクザの拠点がローグの襲撃を受けた際、英語ができない日本人に対して警官が「アメリカなんだから英語を話せ」と愚痴ります。
それに対してジャックが「ここはヤクザの街なんだから日本語くらい勉強しろ」、とさらっと言ってのけます。
そして一言。

「バカナンチョガン〜〜」

ん??んん!?!?
もしかして、今・・・

巻き戻してもう1回再生します。

「バカナラ、ショガナイ」

ス、ステイサムが日本語喋ってる〜〜
これ聞いた瞬間一気に興奮しました(笑)

このあとも日本語で一生懸命ヤクザに尋問するジャック、いやステイサム。
これは多分、ジャックが実は日本のヤクザと繋がっていたというオチの伏線だと思うのですが、嬉しくなりました。

とっても聞き取りづらいですが(笑)、結構いっぱい日本語のセリフがあったので覚えるの大変だったろうな〜

良かった点


・クライマックスのどんでん返し
・日本(ヤクザ)フィーチャー


ラストの展開は面白かったです。突然だったけど!(笑)
どんな解釈のされ方であれ、日本人としては映画でフィーチャーされると嬉しいもんですよね。

悪かった点


・脚本の詰めが甘い

テンポよく進んでいく流れは良かったんですけどね。
本編のラストにあれこれ詰め込みすぎたせいで、よくわからない疑問点が生まれたまま終わってしまったのは残念でした。

まとめ


設定に色々無理がありましたが(笑)、スピード感のあるクライマックスは面白かったです。

細かい部分を詰め込みすぎないで、うまく切り貼りしたら面白い作品になったのではないでしょうか!

ジェイソン・ステイサムとジェット・リーが好きな方は必見です。
あと日本フィーチャーされている映画が好きな方もぜひ!

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