SFオタクとおしゃべりな宇宙人の爆笑ロードムービー!SFネタがてんこ盛り!『宇宙人ポール』

B級映画にハリウッド映画に引っ張りだこ!キュートでチャーミングなイギリス人俳優「サイモン・ペグ」年代順オススメ映画10作品」で取り上げた、『宇宙人ポール』を紹介します。

paul

宇宙人ポール(Paul)


監督グレッグ・モットーラ
脚本サイモン・ペグ
ニック・フロスト
出演者サイモン・ペッグ
ニック・フロスト
セス・ローゲン
公開2011年
製作国イギリス
アメリカ合衆国


あらすじ



アメリカ最大のポップカルチャーイベント「コミコン」にやってきたイギリス人のクライヴとグレアム。
2人はコミコンを楽しんだ後に、アメリカの有名なUFOスポットを巡る旅へ向かった。
その道中で本物の宇宙人に遭遇してしまう。

宇宙人は自らをポールと名乗り、2人に自分を故郷の惑星に返して欲しいと頼んできた。
果たしてポールは無事故郷へ帰ることができるのか??

SFネタ満載で送る爆笑必須のロードムービー。


2011年に公開。
コメディ映画には欠かせない、サイモン・ペグニック・フロストが主演・脚本を務める。
2人は実際にアメリカの各地をまわり、脚本と構成を練っていったそうです。

感想


いやーサイモンとニックの作品って、ほんと時間を忘れるくらい面白い。
ざっくりストーリーを話すと、オタクのおっさん2人が宇宙人と出会い、彼を故郷に返すために奮闘する物語。
ロードムービーって久しぶりに観ましたが、面白いですね。
一難去ってまた一難という具合に、次から次へとトラブルがやってきて画面から目が離せない。

何より宇宙人のポールがいいキャラしてる!
宇宙人はなぜか英語が達者で、アメリカ文化も詳しい。おっさんみたいなキャラなんです。
一般的にイメージする宇宙人とぜんぜん違う人間味溢れるキャラクターで、新鮮かつ魅力的でした。

ドタバタコメディで大騒ぎして、でもちょっぴり泣けて、心がほっこりします。
パッピーエンドで終わるのも良かったですね〜
キリスト教へのちょっとしたブラックジョークなんかも混じっていて、イギリス映画らしさもありましたね。
そういうネタはあんまり詳しくないので感想が書きづらい(笑)
言いたいことはわかるんだけども〜という感じでした。

そして下ネタやFワードの嵐。ああサイモンとニックの作品だなーと実感する(笑)

妙に人間臭い宇宙人・ポール


やっぱりこの映画の一番の推しどころですね!
ポールのキャラがめちゃくちゃイカしてる!

突然現れた宇宙人は自らをポールと名乗り、ぺらぺらと流暢な英語でまくしたてます。下ネタやジョークもぶちかます。
さらにタバコや大麻は吸うわ、リーシーズ・ピーシーズは食べるわ、妙にフレンドリーなキャラクターで主人公の2人に近づいてきます。
見た目はどっからどうみても宇宙人なのですが、中身は完全にアメリカ人という感じ。
一見ファンキーな宇宙人というふうに見えますが、自分のせいで孤独な人生を送らせてしまったタラへの懺悔の気持ちや、自分をかばってくれたグレアムの命を救ってあげたりと、結構いいやつでもあります。
ヘンなやつだけど、ついついかわいがってしまうタイプですね。

さらに面白いのが、彼の今までの事情。
地球に墜落してしまって、その後政府に捕まり宇宙人の色々なことを教えてきたというもの。
60年間、アメリカの宇宙人ネタの元は彼だったなんて言うから笑っちゃいます。
特に笑ったのが、スピルバーグにも映画のアドバイスを与えていたという主張。
まじかよそんな設定使っていいのかよ!と思ったのですが、これに関しては思わず感動しちゃうシーンもありますので後ほど紹介します。

SFネタがたんまり


多くのSF映画がベースに作られていることでも有名なこの作品。
もちろんSF映画を観ていなくても十分楽しめるストーリーです。
ですが、『未知との遭遇』『E.T. 』を観ておくと倍楽しめることは断言します!
本編のストーリーの大まかなオマージュはこの2作品からきてるのがわかりますよ。
本編終盤でポールが仲間たちと落ち合う場所が、「デビルズ・タワー」というのは完全に『未知との遭遇』ネタですしね!

わかりやすいSFネタだと、ポールが『プレデター』のように透明になったり、E.T.をおびき寄せる時にエリオットがつかったチョコ(リーシーズ・ピーシーズ)が好きだったり。
コミコンの会場には「スター・ウォーズ」のキャラクターのコスプレをしている人があちこちにいたり・・・
『ジョーズ』の主人公の決め台詞(笑え!クソ野郎!ってアレ)が飛び交ったり、やりたい放題で関心します。いちいち許可とってるのかな?(笑)

とまあ、私が拾いきれないほど色々な小ネタがあるのですが、私が面白かったのは主人公の2人がクリンゴン語がペラペラだったことかな(笑)
クリンゴン語とは、アメリカの大人気SF作品「スター・トレックシリーズ」に出てくるクリンゴン人という異星人の母語です。
最初にコミコンのシーンで2人でごにょごにょ英語ではない言語で話していて、もしかして?と思っていたら、やっぱりクリンゴン語。
発音が正しいのかはわかりませんが、流暢に2人で話していたのは笑いました。

スピルバーグ作品のオマージュがてんこ盛りでしたが、中でもおおっとなったのが、まさかのご本人出演
先ほどポールのキャラクターを紹介した際に、スピルバーグにもアドバイスしていたと書きましたが、そのシーンが本編にありまして。
そこでポールと相談していた声がなんとスティーブン・スピルバーグご本人!
いやまさか違うよな〜と思いつつ鑑賞後調べてみたらやっぱりスピルバーグの声でした。
こんだけたくさんオマージュして、その上本人も出演しちゃうってすごいな〜

実は豪華な出演陣


スピルバーグのカメオ出演も十分豪華ですが、脇を固める出演者たちも負けないくらいかなり豪華。

まずポールの声を務めるのがセス・ローゲン
コメディアンとしてアメリカで活動していて、主演最近は『ザ・インタビュー』で監督も務めました。
あとは昨年映画ファンの間で話題になった『ソーセージ・パーティ』の主演声優も務めていたそうです!知らなかった。

本作のヒロインのクリステン・ウィグはリブート版『ゴースト・バスターズ』で主演を務めています。

捜査官の1人であるビル・ヘイダー『スター・ウォーズ フォースの覚醒』のあのBB-8の声を担当しています。
BB-8の声って機械音じゃないの?そっちの方にびっくりした(笑)

そして個人的顔がタイプNO.1のジェイソン・ベントマン
彼はなんと『ズートピア』のニックの声優だったとか!ひゃー!好きになりそう〜

そしてポールを追うラスボス、ビッグ・ガイを演じたのがなんとシガニー・ウィーバー
彼女は「エイリアンシリーズ」にてヒロインを演じていることで有名ですよね!
いやー本作でも宇宙人を追いかけてました。
そしてあのラスト・・・衝撃的です。

調べれば調べるほどすごい人ばかりで、おいおいなんて豪華なんだ!と驚きました。

まとめ


笑えて、ほっこりして、みていて終始楽しい映画です。
ちょいちょい挟まれる皮肉的なシーンも本編のスパイスとして効いていて、子気味良い後味を残してくれます。

大勢で見てわいわいするのも楽しいですし、SFオタクで集まってこのシーンはあの作品のオマージュだ!なんて盛り上がるのも面白そうですね!

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