危機的状況にもコミカルに立ち向かう!web小説が原作って知ってましたか?『オデッセイ』

火星を舞台にした映画「オデッセイ」を鑑賞しました!

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宇宙系の映画は「ゼロ・グラビティ」以来だなあ〜

あらすじ



火星での有人探査中に嵐に巻き込まれた宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)。乗組員はワトニーが死亡したと思い、火星を去るが、彼は生きていた。空気も水も通信手段もなく、わずかな食料しかない危機的状況で、ワトニーは生き延びようとする。一方、NASAは世界中から科学者を結集し救出を企て、仲間たちもまた大胆な救出ミッションを敢行しようとしていた。(シネマトゥデイより)


火星に取り残された男、彼を地球に返そうとしているNASA、そして男を置き去りにしてきてしまったクルーたち、三つの視点を同じ軸として描かれています。

第88回アカデミー賞の作品賞、主演男優賞、脚色賞、視覚効果賞、録音賞、音響効果賞の7部門をノミネート。
受賞が期待されています!

感想


いやー感動してしまった。一人で見ていたら泣いていた気がする・・・
ゼロ・グラビティのようなハラハラした内容かと思っていたけれど、あそこまでドキドキしたり心拍数が上がることはありませんでした。
絶望的な状況をポジティブに、逆に楽しんでいるマークについつい笑ってしまいました。

そして映像が凄い。どうやって撮影しているのかわからないけど、火星の雰囲気がリアルに伝わってきます。
今はまだ火星には行けませんが、将来的には月に行くように火星に行けるようになるのかもしれないなあ。

火星に一人ぼっちでも楽しんじゃおう


火星での作業中だったマークたち。嵐に巻き込まれマークは一人取り残されてしまう。
ここからが厳しいサバイバルの始まりだった・・・
とハラハラさせると思いきや、マークは諦めなかった。

まず、彼は感謝祭のためにとっておいたジャガイモとクルーたちの排泄物を使って、ジャガイモを育て始めた!
普通絶望の淵に立たされたら、どうしようもないとうなだれてしまうようなものですが、マークは持ち前の豊富な知識で火星での暮らしを成り立たせようとするのです

そのあともを作り出したり、火星探査機を探しNASAと交信を取ろうとしたりとものすごいスキルを発揮します。
マークすげえ。いやあまりにもサクサク火星での問題をクリアーしてゆくのですよ。
マークのお茶目な性格も相まって、火星でのシーンは安心感たっぷりで見ていられます。

NASAとクルーたちの懸命な救出劇に胸熱


ストーリーは火星、NASA、エルメス号の三つでこまめに場面転換します。
マークが着々と生き残る術を生み出しているのに対して、彼の生存を確認したNASAは大慌て。
体裁を守りたい長官ともめつつも、周りの職員はなんとか彼を地球に帰還させようとあれこれ手を尽くします。

火星にいるマークより、NASAの人たちのほうが常に緊迫していたという印象。
マークは絶望してもしょうがない、という気持ちからか本編では常にポジティブで楽観的な雰囲気を醸し出していたのが、NASAの人々の緊張感と対になっていて面白かったです。

私が思わずホロリときてしまったのは二つ。
一つ目はマークが火星探査機を見つけ、そこからついにNASAと文章でのやりとりができたシーン。
マークの表情がとても良かった〜。今まで気を張っていたのが一気に緩んだといいますか。
そりゃそうだよね、ずっと孤独で助かるかもわからないのになんとか知恵を絞って日々過ごしてきたんだもんね。

二つ目は船長のルイスが無事、マークを捕まえたところ。
まあマークが地球に還れるってわかっているんですが、でもね!感動的だったよ。
火星からエルメス号にドッキングする時も幾つかトラブルに見舞われて、そのシーンはハラハラしました。
ルイスとマークの再会のシーンは映像もとても美しかった。
二人を引きで写しているシーンは特に無重力の表現と宇宙の星々の輝きが美しくて、余計感動を誘われました。

原作はオンライン小説


「オデッセイ」の原作はオンライン小説で、作者も元々コンピューター・プログラマーで働いていた一般人。
映画のプロデューサーがこの小説を初めて読んだ時、まだweb上に連載している途中だったんだとか。
あまりの小説の面白さに、映画の企画が立ち上がり、さらにマッド・デイモンがこの作品に興味を持ったことで、急速に映画化の準備が進んだのだそうです。

撮影にはNASAも全面協力!


この作品の脚本から撮影までNASAが全面協力
ロケット発射の撮影の許可を出したり、センターの見学を了承したりと映画の完成のために惜しみなく力を貸してくれたんだそう。
そしてなんと今ではこの原作本は、ヒューストンのジョンソン宇宙センターには非公式推薦図書として多くの人に読まれているのだとか。すごい〜

まとめ


どんな絶望的な状況に陥っても、諦めてはいけない、やれることはやってみることが大事。

火星に行くなんて夢のまた夢と思っていましたが、案外いけるのではないかな?と宇宙への第一歩にまた期待してしまう素晴らしい映画でした!


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