田舎版オーシャンズ6誕生!?実は出演者がかなり豪華な『ローガン・ラッキー』

予告で見知った顔の役者たちが出ているのを知って、突如鑑賞リストに上がった『ローガン・ラッキー』
ここのところあまり映画を観れていなかったので、久しぶりの鑑賞になりました。



ローガン・ラッキー(Logan Lucky)


監督スティーブン・ソダーバーグ
脚本レベッカ・ブラント
出演者チャニング・テイタム
アダム・ドライバー
ダニエル・クレイグ
ライリー・キーオ
ケイティ・ホームズ
セス・マクファーレン
キャサリン・ウォーターストン
セバスチャン・スタン
ヒラリー・スワンク
公開2017年
製作国アメリカ合衆国


あらすじ



足が不自由で仕事を失い、家族にも逃げられ失意の人生を送る炭鉱夫ジミー・ローガンにはある企みがあった。
それは、まもなく開催される全米最大のモーターカーイベントNASCARのレース中に大金を盗み出すという<前代未聞の強奪計画>―。

早速、戦争で片腕を失った元軍人で冴えないバーテンダーの弟クライドと、美容師でカーマニアの妹メリーを仲間に加えたジミーだったが、ツキに見放されてきたローガン一家だけでは頼りがない。
そこで、この大胆な犯行を成功させるため、爆破のプロで現在服役中の変人ジョー・バングに協力を仰ぐ。
彼を脱獄させてレース場の金庫を爆破した後、看守が彼の不在に気づかないうちに刑務所に戻すという作戦だ。

レース当日、ローガン一味は、何百万ドルもの売上金を運ぶ気送管設備があるサーキットの地下に侵入。
全米犯罪史上最も驚くべき強盗事件は成功したかのように見えた…しかしFBI捜査官の執念深い捜査の手がすぐそこまで迫っていた――(公式サイトより)


『オーシャンズシリーズ』『マジック・マイク』などのスティーブン・ソダーバーグの最新作。
2013年には引退宣言をしていましたが、4年ぶりの復帰作となりました。

主演を務めるのは、『マジック・マイク』でスティーブン・ソダーバーグとタッグを組んだ、チャニング・テイタム
今回はセクシー要素は少なく、冴えないダメ男が華麗に逆転する姿を演じています。

素朴な映画だけど、おもしろい!


全体的に規模が小さくシンプルな映画ですが、クライマックスの急展開にはグッとと引き込まれました。

ソダーバーグの作品は『オーシャンズシリーズ』しか観たことがないのですが、入念な準備期間と、ハラハラする盗みのシーン、そして誰も知らなかった裏事情を華麗に披露される、というストーリー展開は、まさに『オーシャンズシリーズ』そのもの。
一言で言えば、「田舎版オーシャンズシリーズ」でした。

序盤の準備段階のシーンから、当日の実行に移すシーンくらいまでは、ちょっとモタついてるな〜と思っていたのですが、そのあとに明かされる真相に一気に心持ちが変わりました(笑)
おいおい、なに急に面白いことになってんだ!と。

ふと、『オーシャンズシリーズ』でブラピとジョージ・クルーニーがちゃっかりマット・デイモンを出し抜く、定番のクライマックスを思い出しました(笑)
脚本の方は素性がわからないらしく、噂では監督自身か、監督の奥様なのではないかと言われていますが、まあそう勘ぐっても仕方ないストーリー展開でしたね。

キャラクターも素朴で、ずば抜けてすごいヤツや変な奴がいるってわけじゃないのですが、それがまた田舎の小さな街で繰り広げられているのを感じられて良かったです。
見た目は普通で、むしろ落ちぶれているのに、実は頭がいいってのは、定番ですが好きなキャラです。
あとはぶっちゃけ、ダニエルの存在感がすごすぎて、画面に映るだけで主人公を食いかけてて笑いました(笑)

そんなわけで、キャストもめっちゃ豪華!
低予算映画っぽいのになんで?ってくらい豪華。
しかも今旬な人ばかりで、個人的にはちょい役のキャストにも興奮しました

予告の情報だけで観に行ったので、今私のイチオシキャサリン・ウォーターストンが出てきたときにはもうガッツポーズでした。
彼女結構色んな映画にちょい役で出てますね。
そのほかにも、レース場が舞台になっているので、実際のレーサーたちがカメオ出演していたりと、アメリカのレーサー好きにも楽しい映画になっていましたよ。

アメリカ最高峰のカーレースで金を盗め!


ストーリーはシンプル。
アメリカのカーレース場「シャーロット・モーター・スピードウェイ」で、地下に運ばれる売店の売上金を、強盗しようとするクライムストーリー。

序盤は話が見えず、なにが始まるのかそわそわしながら観ていました。
いざ盗み出そうとなってからは、もう流れに身をまかせるように気楽な気持ちで観れます。
集中しながら観なきゃいけない内容じゃないので、ポップコーン片手に楽しみましょう

なにをやってもダメで、冴えない親父が、一発のチャンス・ひらめきを爆発させて一発逆転する。そんな映画です。
気楽に観れるし、元気ももらいますね。自分もまだまだやれるんじゃないかな、と鼓舞されました。
疲れている時や、嫌なことがあったときにオススメです。

確実に、安全に、盗み出すのはまさに『オーシャンズシリーズ』とそっくりですね。
計画もあんなにうまくいくはずないのですが(笑)、人の目を盗んで切り抜けていく展開ってのはやっぱり面白いしスカッとしますね。
脱獄した2人を刑務所の奴らが協力して隠蔽するシーンとか、多分無理〜
完璧なアリバイができていくシーンも、うまいな〜なるほどな〜と妙に納得しながら観てしまいました。

結果的には、うまく盗み出してくれるだろうと思っていたので、クライマックスの主人公の選択に、ちょっとがっかりしていたんですよ(笑)
じゃあやるなよ!と。

日和ってしまったけど、ハートフルなオチになるのか〜と、気持ち的にはもう帰り支度をしていたのですが、そのあとの展開にしてやられました
やってくれたな!最後の最後で騙されましたわ!
ダイジェスト方式で、強盗の裏の裏をかいた真相が明かされると、気分は一気にスカッとしますね!

でも計画段階のシーンは、もうちょっとサクサク進んでも良かったかな〜
チームを組むまでのシーンでテンポよく描かれていたのは、最近だと『マグニフィセント・セブン』が一番上手かったと思います。

冴えない父親かと思いきや・・・


登場人物たちは、よくいる人間というか、ある意味普通
何かに突出した能力があるとか、それぞれが各分野の専門家というわけではない。
普通のやつらが、とんでもない強盗を繰り広げるから面白いんですよね。

工事作業員だった主人公のジミーは、妻と別れていて、一人娘のそばで働く身。
今回は、盗みのターゲットとなった「シャーロット・モーター・スピードウェイ」での作業中に、解雇となってしまい、先が見えなくなった中で、半ばやけくそで強盗を思いつきます

やけくそと思わせていおて、このジミーが用意周到でできた男なんですよ。
しっかり計画を立てていて、失敗しないようにしっかり保険をかけて実行に移す。
閉塞した日々を打開したいという始まりだったのかもしれませんが、娘や家族を悲しませることなく終わらせていて、ある意味ハッピーエンドでよかったです。

娘出されちゃうとね〜、バッドエンドはちょっと辛い。
しかも、ジミーの一人娘のサディめっちゃくちゃかわいい!
絶対泣かせんじゃねーぞ!と思っちゃうくらい。
お父さんのために「カントリーロード」を歌っちゃうなんて健気すぎて・・・2人でまた遊べて良かったね〜

ジミーと一緒に強盗をするのが、弟のクライドと妹のメリー、元金庫破りで服役中のジョー・バング、ジョーの弟のサムフィッシュ
即席チームなので、チームワーク感は全然ありませんが(笑)、コミカルなやりとりは面白かったです。

ジョーの、バカなんだか真面目なんだかわからないキャラクターも良かったですね。
爆弾を管に入れるときの、真面目に化学反応の解説をしているシーンは笑いました。

豪華なキャストが大集合!


カテゴリー的には、いわゆる「B級映画」なんだと思いますが、出演者が妙に豪華なんですよね〜

まず主役のチャニング・テイタムや共演のアダム・ドライバーは、いま人気急上昇中の役者だし、それに絶対的存在の、ダニエル・クレイグ
ダニエルはかなりキャラ変えてきましたね〜
007 スペクター』以来久しぶりにみましたが、金髪にでっぷりしたお腹やさぐれ感が似合ってました。
あんなダニエルもいいですね。もっと色んなキャラをみたいです。

メインの3人だけでなく、脇役にはケイティ・ホームズライリー・キーオヒラリー・スワンクなど。
これだけでもかなり豪華ですが、ちょい役にキャサリン・ウォーターストンセス・マクファーレンセバスチャン・スタンなどの、これまた今旬の人気役者が揃っちゃっている。

いや〜びっくりしました。
予告でみたメインキャストの3人で、おお!となっていたのに、いざ本編を観たらあんな人こんな人で、テンション上がりました。
私の推し女優、キャサリン・ウォーターストンがひょっこり出てきたときには、「え!?聞いてない!」と私の脳内がものすごい勢いで活性化しました。

「コカ・コーラ600」のオープニングでも、リアン・ライムスが歌っていたりと、よく考えたら、かなり予算使っているのかしら・・・?
さらに、これは後で調べたのですが、カーレーサーたちのカメオ出演もたくさんありました。
私はカーレースは全くわからないので、どの人がなにをやっていたとかわからないのですが、詳しい人なら嬉しいのではないでしょうか!

素人感のある描写が逆にいい!


「田舎版オーシャンズシリーズ」と表現しましたが、使っている小道具や、計画の内容がすごく素人っぽいのが印象的なんです。
それがかえってリアルで、身近な街で起きているというのを実感できました。

よく思い出したら、アクションとかもないんですよね。単純に喧嘩レベルで殴り合うとかはありますが。
こいつらはあくまで普通の人たちなんですよ、ってのがしっかりキャラ付けされていて良かったです。

ジョーとクライドが脱獄するときに、自前で棺桶のようなものを作るんです。
それを使って、トラックの下に隠れて移動するのですが、ほら、ボンドだったら素手でトラックに捕まって移動とかちょろいじゃないですか(笑)

さらに、ジョーが金庫を破ろうとしたときも、爆弾の材料になったのは、塩、グミ、プラスチックグルーなど、どこでも買えるもの。
爆発というと、複雑なコードを使ったり、でかい機械を使ったりするのですが、そんなことはしません。
ジョー自身も「ダイナマイトを持ってくると思ったか?」と、観客までもお見通しなセリフを言ってましたね(笑)

計画の内容も、いかにも一般人が一生懸命考えましたという感じがいい。
いつも見慣れている、高層ビルの壁を登ってシステムに侵入する、なんてぶっ飛び展開じゃないのもいいもんですね(笑)
よくある超大作クライム映画とは違った、素人感溢れる細かい展開や演出が面白くて、興味深かったです

良かった点


・クライマックスの展開
・豪華なキャスト


まあそうなるか〜と、思わせておいてからの、どんでん返し。
あ〜なるほど、ずるいな〜!と興奮しました。
キャストはもうね、文句なし!

悪かった点


・序盤がモタつく

後半はわりとサクサク進むのですが、前半がちょっと長かったかな〜と感じました。

まとめ


ゴージャスさはない映画でしたが、細かい部分での演出や展開がうまくできていて、面白かったです。
続編があったらまた観たいと思いました。
なんかニオわせるような終わり方だったし・・・(笑)

キャストも豪華なので、キャスト目当てでみるのもオススメです!

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