CGはここまできた!ジャングルで育った少年の成長物語『ジャングル・ブック』

久々に新作映画を観てきましたー!
色々気になっているものがありつつも、中々都合がつかず・・・
『ジャングル・ブック』は予告でかなり気になってたので楽しみにしてました!

ジャングル・ブック

あらすじ



ジャングルにひとり取り残された人間の赤ん坊、モーグリ。死を待つだけの幼き命を救ったのは、黒ヒョウのバギーラだった。
彼がモーグリを母オオカミのラクシャに託した時、モーグリはジャングルの子となった。バギーラから自然の厳しさと生き抜くための知恵を教わり、ラクシャから惜しみない愛を注がれ、モーグリは幸せだった。
人間への復讐心に燃える恐ろしいトラのシア・カーンが現れるまでは…。
「人間は、ジャングルの敵だ…!」果たしてシア・カーンの言うように、人間であるモーグリはジャングルの“脅威”なのか?
それとも、ジャングルに光をもたらす“希望”なのか?そして、モーグリを守ろうとするジャングルの仲間たちの運命は…?
公式サイトより)


原作はラドヤード・キップリングの小説。
ディズニーは1967年にアニメ映画として本作を公開していて、実に約50年ぶりの実写版製作となりました。
監督は『アイアンマン』シリーズでおなじみ、ジョン・ファヴローということで、CG制作に関してはかなりの実力者ですね。CGのクオリティに納得です。

感想


いや〜映像がすごい!!主人公のモーグリ以外全部CGと聞いていたので、どんなものか楽しみにしていたのですが、違和感が全くない。
動物の歩き方や毛並み、影、表情、どれも細やかで自然な動きでした。
これ相当制作大変だったろうなあとスタッフをねぎらいたい。

そして動物好きさん、特にもふもふした系(オオカミ、キツネ、クマ・・・)がたまらんほど好きな方は絶対観に行くべきですね。
今回の出演陣は素晴らしい人選(動物選?)でした。
何度モーグリになりたいと思ったか!いや、むしろオオカミになってモーグリと一緒に戦いたい人生だった。

ちなみに映画でジャングルの動物たちがしきりにモーグリのことを「man cub」と呼んでいましたが、これはcub「(クマ・ライオン・キツネなどの肉食獣の)子、幼獣」という意味を持ち、そこに人間の男という意味のmanを前に置いているんですね。
man cub、なるほど。

親子で観たい!モーグリとジャングルに住む動物たちの熱い絆の物語


最近親子で観てもらいたいなあという映画ばかり見ている気がしますが(笑)、ジャングル・ブックも例に漏れず家族で見てほしい一本です。
夏休みの公開は大正解ですね。



幼い頃ジャングルに置き去りにされたモーグリは、そこで黒豹のバギーラに拾われ、オオカミの群れに育てられます。
ある日、過去の出来事をきっかけに人間に対して恨みを抱いている虎のシア・カーンがジャングルにやってきて、モーグリを殺そうとします。
モーグリは村へ帰ることを決めますが、育ての親であるオオカミのアキーラがシア・カーンに殺されたことを知り、仇を討つために再びジャングルへと戻ることを決めるのです。

ストーリーは起承転結がはっきりしているので、小さな子供でも楽しんで見られると思います。
モーグリにとっての故郷はジャングルで、家族はジャングルに住む動物たちなのです。

最後のシア・カーンとの決戦は胸が熱くなりましたね!!
情けないことにアイスコーヒーをがぶ飲みしたせいでちょっとトイレに行きたくなっていたのですが(笑)、クマのバルーがオオカミの掟を唱え始めたところですっかり尿意が吹っ飛んでしまいました。あの展開は身を乗り出しそうになるくらい良かったですね。
からのバルーの立ち上がりですよ!マイペースな性格のバルーがその身体を思いっきり起こしてシア・カーンと立ち向かうという少年漫画ばりにベタなシーンではありますが、そういうの大好きなのでたまらんかったです。
獣同士の戦いってなぜあんなにテンションが上がるのか。私がおかしいのか。

モーグリがシア・カーンと戦おうとしているところにバギーラが「お前はお前らしく戦え」っていうセリフも良かったですね。
今までは動物らしく振る舞えと育てていたバギーラがそう言ったからこそ映える言葉ですね。

お話はハッピーエンドだし、ラストのエンドロールもディズニー映画らしくお茶目で可愛かったです。
エンドロールで気づいたのですが、バルーの声はビル・マーレイなんですね。
最近ゴーズトバスターズを地上波で見たので私的にタイムリーな人でした。

もはやCGと現実の境目がわからないレベル


冒頭でモーグリ以外CGで作られたと書きましたが、この映画のジャンルがアニメなのか実写なのかよくわからなくなるくらい素晴らしいCGの出来でした。
CGはここまで進化したのかと感動しますよ。

ここまでのクオリティを作るためには2億4000万時間がかかるそうで(感覚がもはやよくわからない)、およそ800人以上のスタッフが動物の毛並みや影、表情など1コマ1コマ丁寧に作り上げていったんだそう。
作品が完成した時の達成感はすごかったでしょうね〜!

なんと撮影はジャングルでは一切行われていない!


また驚くことに、撮影はすべてスタジオで行われ、ジャングルには一切ロケに行っていないんだとか。マジ??

監督のジョン・ファヴロー曰く、まずアニメーション映画の撮影方法で映画を作りたいと思っていたということを挙げ、さらに子役の拘束時間は決まっていて、実際のジャングルに行ったらその過酷な撮影と緊張感で本来の役者の良さが出せなくなると思ったとのこと。
ということはジャングル・ブックはアニメーション映画といってもいいのかもしれませんね。

もふもふ動物好きにはたまらない2時間


映画のキャラクター達のなんと魅力的なことか。
モーグリを拾ったのが黒豹、育てたのがオオカミ、村に向かう途中で出会ったのがクマ・・・羨ましすぎる。

この選抜には理由があって、舞台はインドにあるジャングルという設定で作られているので、実際にインドのジャングルに生息する動物のみを登場させたのだそうです。
名前もヒンドゥー語から由来していて、アキーラは孤独・1人、バルーはクマ、シア・カーンのシアは虎・ライオンという意味。
アキーラってめっちゃ日本人じゃん!と思っていましたがそんなわけありませんよね(笑)

動物たちはすべてモーションキャプチャーと人形を使って作り上げられ、モーグリの目の位置や仕草が自然になるように人形はすべて実物大のものを用意したんだそうです。

まとめ


CGということを忘れる自然な背景と動物たちに驚かされます。
製作スタッフたちの精魂込められた素晴らしい技術に圧倒されること間違いなしです。

動物好きさんにオススメしたいのはもちろん、ちびっこたちやその親御さんたちにも胸の熱くなるストーリーに感動してほしいです!

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