孤高の男が帰って来た!再び過去の記憶を辿るサスペンスアクション『ジェイソン・ボーン』

前作から実に約9年ぶり!
マッド・デイモン主演の『ジェイソン・ボーン』を観てきました!

ジェイソン・ボーン

あらすじ



ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)が消息を絶ってから何年もの歳月が経過したある日、世間から姿を消して生活していたボー ンの元に、CIAの元同僚であるニッキー(ジュリア・スタイルズ)が現れる。
彼女は、「CIAが世界中の情報を監視・操作する事を目的とした、恐ろしい極秘プログラムが始動した」という情報を告げ、さらにボーンの過去にまつわる「衝撃的な真実」を明かす。
そしてその真実は、新たな戦いの始まりを意味していた―。
ボーンは再び姿を現すこととなり、追跡を任されたCIAエージェントのリー(アリシア・ヴィキャンデル)は、彼が最も求めているものを提供すれば、再びCIA側に取り込めるのではないかと考え始める。
TOHOシネマズより)


感想


相変わらずアクション激しすぎ!!!!
シリーズ2作目の『ボーン・スプレマシー』辺りから目が追いきれなくなってきて、時々こいつら何やってんだ状態になっていましたが、今作も動体視力の限界との戦いでした(笑)

ストーリーは正直言って特にこれといった新展開もなく、内容はとてもわかりやすい。
これからの続編を作るためのきっかけという位置付けの作品なのかなーと思いました。
グリーングラス監督曰く、「ファンの続編を望む声をきっかけに新作を作ることにした」そうだけど、私は前作で完結で十分満足でしたよ!

しかしマッド・デイモン老けましたね!
でもなぜかこう、いつまでも末っ子キャラが漂っちゃうんですよね、なんでですかね(笑)

俳優陣も『リリーのすべて』で素晴らしい演技を魅せてくれたアリシア・ヴィキャンデルや、おじいちゃんキャラでおなじみのトミー・リー・ジョーンズなどでしっかり固められていて、名演技を楽しむことができました。

ボーン自身も思い出しきれていなかった過去が明らかに!


前作のラストの「全て思い出した」というセリフから始まるのに、結局ボーンがまだ思い出せていなかった過去を巡ったストーリー。

彼の父親が「トレッド・ストーン計画」に参加していたようだという情報を得たことをきっかけに、再び真実を知るためにボーンはCIAに近づき、一方CIAはボーンが機密情報を暴露するのではないかと彼の暗殺を遂行しようとする。

今作はひねりがほとんどなくて、大方予測できるストーリー展開でした。
ボーンシリーズ大好きですが、ぶっちゃけて言うと、別に作らなくてもよかったのでは・・・?
逆に言えば、内容を咀嚼したり、時系列を整理しながら観る必要は無いので、何も考えずに本編を眺めていられました。

唯一モヤっとしたのは、ボーンが再びCIAの前に現れるきっかけを与えたニッキーがなぜ突然過去のCIAのデータを漁っていたのかという部分ですかね。
結局ニッキーは死んでしまうし・・・ボーンガールはみんな死ぬ運命なのか??

今まで何度もCIAを出し抜いてきたボーン。今作は・・・


ボーンシリーズの面白いシーンはやはりCIAとの攻防戦にありますよね。
今までもCIAとのギリギリの追いかけっこで、何度もピンチを切り抜けてきたボーン。

ところがどっこい、今作はこれといってCIAの度肝を抜くシーンが少なかった・・・!
ボーンがCIAをギャフンと言わせたのはラストシーンでのリーとのやりとりだけ。
リーにCIAに戻らないかと誘われたボーンは、「考えておく」と一言言ってその場を立ち去る。
リーが車に戻ると助手席には盗聴器が置いてあり、それを再生すると、ついさっきのリーが情報官にボーンは自分の手の内だと告げている音声が映し出されます。
ボーンはお前の考えることはお見通しだと言ってるような見事なやり口ですね。
そしてリーの一本取られた、という顔と共にいつものエンディングが流れて終わります。

このラストシーンは良かったですね。まだまだボーンは現役なんだ!とニヤリとしてしまいました。
本編中盤で単眼鏡であたりを確認しているいつものシーンもあって旧作からのファンとしては嬉しくなりました。

相変わらず車酔いしそうなほど激しいアクションシーンの数々


そして見逃せないのがド派手なアクションシーン。
手ブレ接写がたくさんのドキュメンタリーチックな映像を見て、ああボーンシリーズだなあとなんだか感慨深くなりました。
そしてめまぐるしいスピードのカット割りは本当に目で追うのが大変(笑)
今はどういう状況なのかと常に目を凝らして画面を見つめていました。

マット・デイモンは第1作から14年も経っているというのに、変わらずキレッキレ。
本人曰く、トレーニングが仕事の中心になったというほど。
シリーズ当初からボクシングのスタイルをアクションに取り入れているということもあって、接近戦の迫力のある動きはさすが。

もちろんカーチェイスやバイクチェイスのシーンも大迫力で、特にボーンと戦闘員の最終決戦であるカーチェイスのゴリ押し感は凄かったですね。
戦闘員はSWATの輸送車で逃げるのですが、漫画かな?と思ってしまうくらい車は吹っ飛ばすし建物はぶっ壊す(笑)
あまりのゴリ押しっぷりに緊迫したシーンなのに途中で笑いそうになってしまいました。
そしてそれに着いて行く乗用車に乗ったボーン。
このシーンはラスベガスの道路を完全封鎖して行われたそうです。
後半カジノに突っ込んだ衝撃のシーンは、実際に撮影時たまたま解体予定だったカジノを使ったのだとか。
アメリカって街が映画の撮影に協力的でいいですよね。

まとめ


今までのシリーズの良さを全面にアピールしつつも、新シリーズの始まりを予感させる新作でした。
ストーリーはもう少し旧作のような複雑さがあってもよかったかなと思いますが、今までのファンにも初めて観る人にもわかりやすい内容なので、どんな人でも楽しめると思います。

次作の予定は今のところ発表されてませんが、歳を重ねて渋みの増したボーンをこれからも見れるのかもしれないと思うとワクワクしますね!

Jason Bourne
Jason Bourne
posted with amazlet at 16.10.10
Original Soundtrack
Backlot Music (2016-07-29)
売り上げランキング: 524

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で

シェアしていただけると励みになります!

フォローはこちらから!

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)