人々の復讐劇が一本に繋がってゆく『グラスホッパー』

先日、公開されたばかりの「グラスホッパー」を鑑賞してきました!

gurasu

あらすじ



恋人を殺害した犯人へのリベンジを誓った鈴木(生田斗真)は、教職を辞め裏社会の組織に潜入しその機会をうかがっていた。
絶好の機会が訪れた矢先、押し屋と呼ばれる殺し屋の仕業で犯人が目前であっけなく死んでしまう。
正体を探るため鈴木が押し屋の後を追う一方、特殊な力で標的を自殺に追い込む殺し屋・鯨(浅野忠信)は、ある任務を終えたとき、殺人現場を目撃し……。(シネマトゥデイより)


鈴木という男が、自動車の暴走で殺された恋人の復讐をしようと、事件の首謀者を追いかけているうちに実は水面下で色々な人間たちと関わりあっていて、それが絡み合っていくお話。
伊坂幸太郎氏原作の映画化です。

というか「グラスホッパー」って「トノサマバッタ」って意味なのか…だからあのセリフやらシーンやら…。
そう考えるとほんと言葉遊びが面白いのですね、伊坂作品。
(無知って怖い。)

感想


とにかくエグい。ドカドカ人殺す。血飛沫がすごい。
PG-12指定なのですが、R-15でもいいんじゃないかってくらい(笑)
まあこの辺の線引きは作品によって曖昧なので難しいですね。
キャスト目当てで行くと、グロ耐性ない人は2時間半目で見続けなきゃいけなくなります。

でもアクションはすごくかっこよかった!
特に山田涼介がかなり動いてましたね〜 最初の登場シーンはかなり見ものです。

原作未読で行ったけど、話の内容はついていけました。
ゴールデンスランバー同様途中まで何やってんのかあんまりよくわからないのだけど、最後にズラズラ〜〜っと種明かししてくれて、それぞれの登場人物との関係性も明らかになってきちんと伏線回収してくれます
原作を読んだ友人曰く、2時間に頑張って詰め込んだなー感はあったそうなので、原作ファンはちょっと物足りなさを感じるかも?

個性豊かな役者陣


生田斗真って結構おとなしい優男みたいな役も似合いますね。というか少し歳取ったせいか落ち着いた良い雰囲気出てました。
菜々緒がすっかり女優になってて感動。ドSとか悪女系はほんとハマリ役。
浅野忠信もああいうシブい役が本当に似合いますね〜〜。
コーヒー豆を挽いているシーンに哀愁漂っていて、殺し屋の内情なんかについつい同情してしまいました。

脇を飾る役者陣もみなさん良い立ち位置でそれぞれ目立っていて、スポットを当てるのがうまい人数配置だなあと思いました。

全く予想していなかったアクションシーンの魅力


劇中ではエグい反面、アクションがなかなか見所あったと思います。
原作未読故にアクションシーンがあるなどとは微塵も思っていなかったので(笑)

かなりド派手にやってます。
特に蝉役の山田涼介はすごい頑張ってる。
登場シーンからかなり激しいアクションをこなしていて、かっこよかったです。
後ろに座っていた恐らく山田さんファンの女の子たちが「山田くんになら殺されてもいい〜〜」と言ってましたが、うん、まあちょっとわかる(笑)
ナイフさばきに注目です。

久しぶりに伊坂作品を鑑賞しました!


伊坂作品って11作も映画化されていたのですね。
私は「ゴールデンスランバー」しか見たことなかったのですが、「重力ピエロ」なんかも話題になってましたね。耳にした記憶があります。
ちなみに公式サイト原作者の伊坂幸太郎氏のインタビューも載っています。
映画で疑問に思ったことが結構回答されていて面白かったので、観劇後はこれも一緒に読むと更に作品の面白味を感じられてオススメです。
しじみとかジャック・クリスピンとか(笑)

まとめ


原作ありきの作品だとなかなか評価が難しいところですが、ただの難しい話だけではなくアクションや役者の熱演がうまく織りなしていて、良い重さの作品でした。

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