まだまだロバート・デニーロ現役です!最高にお下品でイカしたロードムービー『ダーティ・グランパ』

実は2017年の映画館一発目は、未鑑賞だった父に付き添って『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』を観てきていました(笑)
いや〜何回観てもいいな〜。映像の演出が好きだし、ラスト30分からの怒涛の盛り上がりは2回目でもテンション上がりました。

そして昨日は、今年初の新作映画を観て参りました!
記念すべき2017年の映画一作目は『ダーティ・グランパ』

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ダーティ・グランパ(Dirty Grandpa)


監督ダン・メイザー
脚本ジョン・M・フィリップス
出演者ロバート・デ・ニーロ
ザック・エフロン
公開2016年
製作国アメリカ合衆国


あらすじ



真面目で堅物な弁護士ジェイソンは、ある日祖母の急死をうけ葬式へ駆けつける。
そこには数年ぶりに会った祖父ディックの姿もあった。
妻に先立たれ、すっかり意気消沈した彼にフロリダまで連れて行って欲しいと頼まれるも、ジェイソンは結婚を1週間後に控える忙しい身であった。
最初は断っていたが、祖父の落ち込んだ姿をみてジェイソンはディックの傷心旅行に付き合うことに。

翌日ジェイソンがディックの家に訪れると、昨日までの姿はどこ吹く風。
朝から酒を飲み、葉巻を吹かし、いきいきとしながらジェイソンをあちこち連れまわす。
妻に死ぬ間際に言われた「好きに生きて」という言葉を胸に40年ぶりの独身生活を満喫しようと、ディックはやりたい放題振る舞っていた。
堅物な孫ジェイソンと、好きなだけ羽目を外し続ける祖父ディック。
2人は果たして無事旅行を満喫できるのか!?


ということで事前にろくに映画情報を得ず、ロバート・デニーロ主演の新作というところにホイホイ釣られて観てきました。

うわあ〜新年一発目にすんげえ映画観ちゃったよ!(笑)


あー最高!ものすっごい下品だよ!ダーティだったよ!
これはビール片手にスナックでもつまみながら観たいですね。
下ネタのオンパレードで笑えます。ロバート・デニーロのセリフほとんど下ネタじゃなかった!?
もうロバート・デニーロが何か言う度に笑ってましたよ。

まあね、ロバート・デニーロが全裸で椅子に座っているチラシをみた時に、ん〜?と思っていたんですよね。
そして劇場に入る時に、ポスターのところに「R-15」のシールが真ん中に貼ってあるのをみて確信しました。

あっ・・・これすけべなヤツだ・・・!(笑)

「ポップなすけべ映画」と言うジャンルがあるならまさにそれと断言しよう。
単純明快なストーリーにすけべ要素が盛りだくさんです。
ただみてるだけで楽しいし、頭の中空っぽにして観れました。

もちろん下品なストーリーってだけで終わるのではなく、ちゃんと「自分の気持ちに正直になって、好きなように生きていけ」という人生の教訓的なメッセージも埋め込まれていて、なぜだか映画を観終わった後は微笑ましい気持ちになりました

ロバート・デニーロは身体張ってましたね〜。
全裸になったり、ベッドシーンがあったり、アクションにとまるで新人俳優のようでした。すごい。

みんな好きなように生きよう!


作品の大まかなテーマは、「自分に素直に、好きなように生きよう!」というかなり前向きなもの。
ハッピーエンドで、みていて気持ち良いくらい。

妻が亡くなった翌日から、傷心旅行と言いながらも好き放題女漁りをする祖父のディック。そしてそれに振り回されるジェイソン。
そんなどうしようもないディックに、ジェイソンは最初驚愕し、呆れ果てるのです。
まあ普通の人の感覚だったらそうですよね。行く先々で若い女の子にナンパして、なにやってんだじいさんと(笑)

しかしそんなディックの派手な行動にはもちろん理由があるのです。
妻の遺言の「好きなように生きて」という言葉や、老い先短い将来、孤独。
そういった不安からなんとか生きる希望を見出そうとしていたのでした。
まあ結果的に、女の子とセックスするということこそが生きる希望だと言い切っているあたりが本作の最高に面白いところですね。人間の本能って感じですよね。

そしてディックがジェイソンを連れ出したのにも理由があります。
ジェイソンは親の決められたレールに沿って生きてきた。仕事も自分の父親と同じ会社。今回の結婚も同じ職場で働く女性。まるで政略結婚のよう。
そんなジェイソンをみて、ディックは自分がかつて息子に教えてあげられなかった人生の醍醐味を孫に伝えたいと思ったのでした。

ジェイソンはディックと旅に出て、彼の無茶に付き合って行くうちに本来の自分がどういう人間だったのかを思い出してゆくのです。

一見お下品コメディロードムービーとみせかけておいて、実は人の心に訴えるようなシーンもあって、なかなかあなどれない作品でした。

孫と祖父の凸凹コンビが面白い!


堅物な主人公のジェイソンと、最高に下品でしょーもない祖父ディックの2人の正反対なキャラクターがまた面白い。

とにかくおじいちゃんはめっちゃくちゃ下品で、もう下ネタのオンパレード。あとFワードに差別用語。
なんでもござれで、聞いているうちに映画ってそんなことまでセリフにして許されるんですねってレベル。
でも実は、元特殊工作員だったという経歴もあるかっこいい男なんです。
なので基本的に喧嘩を売られて負けることがない。
劇中でもクラブで変な男たちに絡まれるシーンがあるのですが、1人で全員のしちゃうんです。
それにしてもロバート・デニーロ効果なのか、下品なのに品のあるオーラを醸し出しているんですよね・・・不思議。

一方ジェイソンはとにかく真面目。逆に笑っちゃうくらい。
常識人なので、ディックの行動全てに丁寧にツッコミを入れてくれます。思わず我々も頷くほど。
けれどそんなジェイソンが徐々にキャラ崩壊して行くのも見所。
あと服のセンスがひどい。
なんだろう・・・いまの50代くらいのおじさんがゴルフ場できそうなファッションなんですよ。
おじいちゃんのディックがださいと言い切るほど(笑)

ロバート・デニーロ、めちゃめちゃ身体張ってます


これは本当に驚いた!
思っていた以上にロバート・デニーロが身体張ってやがる!!

彼が演じるディックというおじいちゃんは、全裸、半裸は当たり前、セリフは下ネタばっかりだし、とにかく下品でどうしようもないキャラクターなんです。
でも豊かな人生経験を積んできたんだと感じるシーンもあって、なんだか憎めない・・・そんなおじいさんを全力で演じています。
もし自分が役者だったら、絶対尊敬してましたね。

最近の私の中のロバート・デニーロは、『マイ・インターン』で演じていた人生の酸いも甘いも味わった完璧な紳士、というイメージだったので、まさに180度違ったキャラクターにいい意味で衝撃を受けました。
『マイ・インターン』の感想を書いた時は素敵なおじいさんだ〜こういうおじいさんと出会いたい〜なんて書いてますが、全然違うおじいさんになっちまった(笑)

どうしてもロバート・デニーロにばかり目がいってしまいますが、彼の孫を演じたザック・エフロンもなかなか身体張ってましたよ!
真面目キャラなのに意外と脱いでる(笑)
筋肉ムッキムキなので、筋肉マニアはぜひ拝みにいってみてください。

フロリダ州の雑多な雰囲気が楽しい!


ロードムービーなので、旅行しているような気分になれて楽しかったですね。
青い空、白い雲、広々とした道路に右側走行の車。まさにアメリカ!
今回はフロリダの街を回っていたのですが、賑やかで浮かれた雰囲気が満載でした。

最終的に2人はデイトナビーチで数日を過ごすのですが、もうパリピしかいない(笑)
みんな毎日ビーチで遊んで、夜はクラブで酒を飲んで。
デイトナビーチは観光地としても有名で、3月になると学生たちがバカンスを過ごしにやってくるんだそうです。
劇中でも多くの学生が集まって、みんなどんちゃん騒ぎしていました。

良かった点


・上品な下品ではなく、徹底した下品っぷり
・ロバート・デニーロがめっちゃ身体張ってる
・ザック・エフロンもそこそこ身体張ってる
・ストーリーがわかりやすい


この映画は特に不満なしです!
映画好きが好きなコメディ映画という感じ。

悪かった点


・主人公のジェイソンとヒロインの恋愛要素がちょっと強引

あんまり悪い点はなかったなあ。
強いて言えば、主人公のジェイソンとヒロインの恋愛が雑だった気もしますね。
大学で同じ講義を取っていた顔見知りと言う中途半端なつながりにもかかわらず、2、3日過ごしただけで惹かれ合うものなのかな?
片方が片思いしていたとかって設定にした方がまだ自然に恋愛モードにもっていけたんじゃないかな?
それか全くの初対面で一目惚れした、くらいの極端な感じもアリかと。

まとめ


お下品ロードムービーですが、侮ることなかれ。
下品な中にも、自分の人生をふと振り返ってしまうような胸にくるシーンがたくさんあります。

家族で観るにはちょっと下ネタレベルが高すぎますが(笑)、観て損はない良作映画です!

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