名作アニメを見事実写化!豪華でファンタジックなミュージカルシーンにうっとり『美女と野獣』

今年はミュージカル映画が豊作で、良作なものが多いですよね〜
ラ・ラ・ランド』旋風のおかげなんでしょうか。

ミュージカル映画&名作アニメの実写化ということで、かなり前から話題になっていた『美女と野獣』を観てきました!



ディズニーのアニメ映画の中でも一番好きなのが『美女と野獣』なので、とても楽しみにしてました!
エマ・ワトソンは美人さんになりましたね〜

美女と野獣(Beauty and the Beast)


監督ビル・コンドン
脚本スティーヴン・チョボスキー
出演者エマ・ワトソン
ダン・スティーヴンス
ルーク・エヴァンズ
ケヴィン・クライン
ジョシュ・ギャッド
ユアン・マクレガー
スタンリー・トゥッチ
オードラ・マクドナルド
ググ・バサ=ロー
イアン・マッケラン
エマ・トンプソン
公開2017年
製作国アメリカ合衆国


あらすじ



ひとりの美しい王子が、呪いによって醜い野獣の姿に変えられてしまう。
魔女が残した一輪のバラの花びらがすべて散る前に、誰かを心から愛し、愛されることができなければ、永遠に人間には戻れない。
呪われた城の中で、希望を失いかけていた野獣と城の住人たちの孤独な日々に変化をもたらしたのは、美しい村の娘ベル。聡明で進歩的な考えを持つ彼女は、閉鎖的な村人たちになじめず、傷つくこともあった。
それでも、“人と違う”ことを受け入れ、かけがえのない自分を信じるベルと、“人と違う”外見に縛られ、本当の自分の価値を見出せずにいる野獣──その出会いは、はたして奇跡を生むのだろうか・・・?(公式サイトより)


『美女と野獣』と聞くと、ディズニーのアニメ映画を想像するのですが、実は原作があって、1700年代に発表されたフランスの本が元の作品なんだそうです。
知らなかったー!そんなに古い作品なんですね。

原作を元に過去映画化・ドラマ化・舞台化と様々な展開をしてきた『美女と野獣』ですが、ディズニーのアニメ映画版の実写化は今作が初めてなんです。
というわけで、配給会社はウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ、制作会社はウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズと、ディズニーががっつり映画に関わっています。

監督はビル・コンドン
そう、あの名作ミュージカル映画『ドリームガールズ』の監督です。
ミュージカル映画はお手のもの、といったところでしょうか。

完成度の高い実写版です!


ディズニーらしいファンタジー感満載のミュージカル映画です!
ディズニーの名作アニメを、うまく今風に実写化されていましたね。

アニメで何度もみた大好きなシーンが盛りだくさんで、すごく楽しかったです。
特に『Gaston』『Be Our Guest』が聞けた時は、子どもの頃に初めてアニメ映画をみた時のワクワクした気持ちが一気に蘇ってきましたね。
家に帰ってDVD引っ張り出して、何回もその2曲を見直しちゃいました。

あ、あとアニメ映画DVDに収録されている、スペシャル・リミテッド・エディション版『Something There』もやってくれたのは感動しました。
この曲結構好きなんですけど、アニメ映画のオリジナル版ではカットされているんですよね。
野獣がベルに抱く自分の気持ちを歌うこの曲はかなり貴重な一曲で(オリジナル版では一切野獣は歌わないので)、初めてみた時すごく気に入って何回も巻き戻して繰り返しみた思い出があります。
山ちゃんの歌声も好きだったんですよね〜

最初に実写版のキャラクタービジュアルをみたときに、野獣含む呪いをかけられた城の人間たちのあまりのリアルっぷりに「なんかこれじゃない・・・」と不安になったのですが、実際映画を観るとそこまで気にならなかったですね。
初めて動くルミエールとコグスワースをみた時は、実写版らしいリアルなタッチに違和感を抱きましたが、そのうちすんなり受け入れちゃいました。
野獣も鼻のあたりに人間らしさを感じるビジュアルなのですが、まあもともと人間ですもんね(笑)

逆の意味で衝撃を受けたのは、エマ・ワトソンですよ!
あんなに美人になっちゃって・・・ゴシップニュースとかでたまにみかけていましたが、映画では久々にみたので、その成長っぷりに驚きました。
なんというか、彫刻のような洗練された美しさですよね。

ガストンはかっこいいんだけど、ルーク・エヴァンス人の良さが滲み出ててませんでした?
こいつ〜〜!でもなんか憎めない!と思うような、悪役感がもうちょっと欲しかったです。
ルーク・エヴァンスのガストンは、なんというかかわいそうに・・・と慈愛に満ちた目でみてました。

映像はディズニー映画らしいファンタジー感がたっぷりで、美しかったですね〜
やっぱり2人がダンスを踊るシーンはその美しさにため息がもれますね。
今年は『ラ・ラ・ランド』の流れもあって、黄色いドレスが流行りそうな予感です。

エンディングもディズニー映画・ミュージカル映画らしい盛り上がりのあるラストでしたね。
映画のエンドロールって静かに終わるイメージですが、ああいう壮大な曲で終わるのもいいものですね。

完成度が高いゆえに、細かい時間の流れが気になる


大筋のストーリーはアニメと同じで、見た目にとらわれるのではなく、心を見つめて相手を見極めて、という恋愛だけでなく、人とのコミュニケーションにおける大切な極意を説いています。
野獣は元々人間ですが、それを知らずに野獣に恋をするベルはまさに女神のようにみえて仕方ないです。

ストーリー展開で気になったのが、全体的に時間の流れがよくわからないという部分ですかね。
特に序盤は話の展開が早すぎて、ストーリーは理解しても状況が読み込めない感覚になりました。

多分ベルと野獣がお互いに心を開いてから結ばれるまでを、丁寧に描写しようとした結果、序盤が走っちゃったのかな。
ベルの父親が捕まる下りはまあ端折ってもいいとして、ベルが城に来てから馴染むまでが妙に早かった気がします。
アニメ映画だとベルが悲嘆に暮れて悲しんでいて、そこからじわじわと野獣や城の人間たちと交流していくのですが、実写版はベルがすんなり運命を受け入れているんですよね。

だから物語全体も、どれくらい時間が経ったのかいまいち分かりづらかったです。
魔女の魔法により城の存在は忘れられた、というナレーションがあったので、もう長いこと呪いがかけられているのかと思いきや、最後に呪いが解けた城の人たちが村の住人たちと再会できたことを喜び合うんですよ。
え?じゃあ呪いをかけられたのは結構最近なの?あれ?と、頭の中がこんがらがっちゃいました。

時間の流れは重視する点ではないと思うのですが、村人たちと城の住人たちとの関係性を描いたせいで変なズレが生まれてしまったんではないでしょうか。

その代わり、父親がガストンに森に放り出されてアガットに看病してもらうシーンは追加して正解でしたね。
この看病してもらう時間が生まれることによって、ベルが城で野獣と心を通わせる時間が生まれますからね。

勇ましいベルの姿が今らしい


少し前にベルが自分の運命をすんなり受け入れた、と書いたように、ベルの行動が、かなり今の時代の女性像を意識して描かれていたのもなかなか興味深い変更点でした。
ベルの父親が野獣に捉えられて、ベルが代わりに牢屋に閉じ込められる演出は、一番それを感じましたね。

アニメ映画だと野獣に父親の身代わりになれと言われ、それに従う形で城に閉じ込められてしまうのですが、実写版はベルが父親と別れの挨拶をするふりをして、父親を牢屋から押し出して自分から牢屋に入ってしまいましたよね。
このシーンをみた瞬間、あ、やっぱり「従います」とかそういうセリフは使いづらいんだ〜と大人の事情を感じてしまいました(笑)

まあベルはアニメ映画版でも結構強気な発言をしているのでそこまで弱々しいイメージはありませんが、それでも強いものに服従する女性の姿は、今の時代はあまりウケがよくないんでしょうね〜
ベルが部屋から逃げ出そうとした時も、黙々とドレスの裾を窓から下ろしていて、『ラプンツェル』かよ!勇ましい!と感心しちゃいました。

ベルだけでない登場キャラの心情描写が丁寧


アニメ映画の『美女と野獣』が好きなので、どうしても比較してしまうんですよね。
実写版は、ベルだけでなく、野獣ベルの父親ガストンやその子分ル・フウにもフォーカスを当てて描かれていたのが特徴的でした。

野獣が過去どんな人間で、どんな風に育ってきたのかという話もあって、野獣の人間性ベルに対する心情が丁寧に描かれているのも感情移入しやすいポイントでしょうか。
そういえば野獣がベルと本の話で盛り上がっていたのも、アニメ映画にない演出でしたね。

ベルと父親の過去にせまるのも、実写版なりの良さがありますね。
これは原作にはあるストーリーなのかもしれませんが、野獣とベルが過去の世界にタイムスリップするシーンは初めてみたのでとても新鮮でした。
ベルは初めて母親がいない理由を知り、父親のベルに対する一途な愛情をひしひしと感じるのです。
それを野獣も一緒に体感するというのが、ますますお互いの愛が深まるいい演出ですね。

私結構子分のル・フウがお馬鹿で不憫で好きなのですが(笑)、実写版ではそれに加えていいやつっぽい感じのキャラクターになっていて、ますます好きになりました。
このル・フウとある村人にゲイ描写があるのですが、そんなに話題になる程ですかね?
もっと過激な描写のある作品はたくさんあると思うのですが、ディズニー作品ということでより注目を集めてしまったんですかね。

エマ・ワトソン美人すぎました


キャストに関しては、これに限ります。
エマ・ワトソンまあ〜〜綺麗!
もう顔のパーツが全て完璧。配置も大きさも比率も素晴らしい。

やっぱりご本人がもつ才色兼備なオーラが、ベルらしさを際立たせますね。
それに加えて好奇心旺盛さなベルの性格を写し出す、瞳や眉の動きはとても好きです。
ちょっと表情に関して種類が少ないのとぎこちなさを感じで、うーん?と思ってしまったのですが、でも彼女はベルにぴったりでしたね!

他のキャストもよくよくみるとかなり豪華で驚きました。
ダン・スティーブンスルーク・エヴァンスユアン・マクレガーイアン・マッケランエマ・トンプソン・・・
主役級の俳優さんばかりですね!
この作品はアメリカ映画ですが、イギリス俳優さん多いですね。

ル・フウ役ジョシュ・ギャッドを一目見た瞬間、絶対どっかでみたことある、と思って検索したら、やっぱりみたことありました。
一昨年観た『ピクセル』に出演してました〜!
こうやってじわじわと俳優さんの名前を覚えていってます(笑)

魔法のような美しいミュージカルシーン


ミュージカルなんだけど、CGの演出によって映画にしかできない仕上がりになっているのがいいですよね。
ベルがマダム・ド・ガルドローブによって変身させられるシーンとか、ごってごてのファンタジー演出なんですけど、それがかえってディズニーらしくてよかったなあと思います。

どのミュージカルシーンが良かったって、そりゃあ全部良かったんですよね!
まず映画が始まって、あのアニメ映画お馴染みのテンテンテンテン・・・って短調のBGMが流れ出した時点でうおお!とワクワクしましたし、その流れで『Belle』が流れるんですよ!
あの曲もいいですよね。Aメロはテンポの良さから朝の村の活気が伝わって来て、サビになるとベルが自分の知らない世界に向けて夢を抱いている壮大なメロディーに変わる、名曲です。

御多分に洩れず大好きな『Gaston』『Be Our Guest』『Beauty and the Beast』も素晴らしく、アニメ映画の再現と実写版のオリジナルがいい具合に混ざっていました。
実写版だとやっぱり画面の豪華さが違いますね〜
『Gaston』の間奏のタップダンスをするシーンはオリジナルですが、かっこいいし盛り上がりましたね!

あとはすっごくピンポイントなんですが、ガストンの求婚を断って、ベルが『Bell』のメロディーに合わせて「マダム・ガストン?ありえない!」って歌うシーンの、布を頭にかぶせる動きがアニメ映画そのまんまで最高でした。
あのシーンのベルの表情と、声優さんの歌い方がすっごく好きだったんですよね〜

アニメ映画へのリスペクトをベースにしつつ、しっかり映画にしかできないクオリティに作り上げています。
なのでアニメ映画が好きな人は、この動きアニメでもあったあった!と興奮しますし、違いを比較するのも楽しいです。
アニメ映画を観たことないという人は、それはそれで派手で鮮やかな衣装やきらびやかな城の内装や美しさにうっとりするだろうし、誰がみてもテンションが上がること間違いなしです。

良かった点


・アニメ映画そのまんまのようなキャスト、演出
・ミュージカルシーン


ディズニーが製作に関わっているということもあって、かなり再現度高いです。
ミュージカルシーンの衣装やCG演出は本当に美しいので必見です。

悪かった点


・時間の流れがわかりづらい

後半は丁寧に描かれていて、のめり込めるのですが、序盤がちょっととびとびに進むので置いていかれるかなーという印象です。

まとめ


実写作品はだいだい残念、という概念が覆りそうなほどレベルの高い映画でした!

エマ・ワトソンは美人だし。
ハーマイオニーの固定されたイメージがこの作品によって見事に変わりそうですね。

ミュージカルシーンの豪華さも実写版ならではの美しさなので、ぜひ映画館の大きい画面で堪能してほしいです。

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