まるでゲームをプレイしているようなカメラワークとアクション!過去と現代を行き来する追体験アクション映画『アサシン クリード』

ラ・ラ・ランド』にすっかり心奪われて早1週間・・・
今週はガラッと雰囲気の違う『アサシン クリード』を鑑賞してきました!



アサシン クリード(Assassin's Creed)


監督ジャスティン・カーゼル
脚本マイケル・レスリー
マリオン・コティヤール
出演者マイケル・ファスベンダー
マリオン・コティヤール
ジェレミー・アイアンズ
ブレンダン・グリーソン
公開2016年
製作国アメリカ合衆国
フランス
イギリス
香港


あらすじ



1400年代、スペイン。
テンプル騎士団とアサシン教団は、人々の意思をコントロールするDNAのコードが埋め込まれている「エデンの果実」を巡って争いを続けていた。
時はたち現代、カラム・リンチは死刑執行されたはずが、とある研究施設に連れ込まれていた。
そこで自身がアサシン教団の末裔と聞かされ、「アノニム」というマシンで過去へ「退行」するよう命じられる。
カラムは訳のわからないまま過去へ送り込まれ、自身の祖先の人生を追体験することになり、やがて自身のルーツを知ることとなる。


原作は2008年に発売され、その後数多くのシリーズを発売している人気アクションゲーム『アサシン クリードシリーズ』
監督はジャスティン・カーゼル
2015年に『マクベス』を手がけており、こちらは今作の主演であるマイケル・ファスベンダーと出演者であるマリオン・コティヤールとも共演している。
この『マクベス』での共演を機に、マイケル・ファスベンダーから推薦され、本作での監督を務めることになったそう。

ゲーム原作映画らしい世界観!


久々に観ましたこの感じ!
壮大な物語と激しいアクションが入り混じり、まさにゲーム原作らしい映画でした。

主人公は過去と現代を行き来しながら戦いに身を投じていき、やがて自らのルーツと運命知り真に目覚める・・・といったゲームらしい壮大な物語。
ノンフィクション全開の作品は久々に観たので、刺激的で面白かったです。

映像のクオリティは文句なしですね。
特に主人公が過去に戻って敵と戦うアクションシーンは、スピード感があり、引き込まれる爽快感。

1400年から続く「エデンの果実」を巡った争い


ストーリーが壮大で複雑ですが、難しいことはありません。
ゲーム未プレイでしたが、特にストーリーが理解できないということはありませんでした。

死刑執行をされたはずの主人公・カラムは、死んでおらず、実験のために研究施設に連れ込まれる。
その実験とは、「アニムス」という機械を使って数百年前へ「退行」し、人々の意思を操ることができると言われている「エデンの果実」のありかを見つけ出すことだった。
カラムは「エデンの果実」を追っていたアサシン教団の末裔だと判明し、テンプル騎士団の末裔であるアラン博士とその娘・ソフィアが運営する研究のために利用されたのです。
何度も過去へ「退行」し、彼は祖先であるアギラールの人生を追体験する。

「エデンの果実」を巡って、アサシン教団とテンプル騎士団が争いを続けている世界を追体験し続けるカラム。
最初は現実が受け入れられず苦しむカラムでしたが、施設にて生き別れた父と再会し、真実を告げられ、ついにカラムは自身の意志で過去へ「退行」するのです。
そして、ついに自分のルーツを悟り、カラムはアサシン教団へと忠誠を誓い、「エデンの果実」のありかを見つけ出します。

「エデンの果実」のありかを知ったアラン博士はカラムよりも先に果実を手に入れ、騎士団の集会を開きます。
ところがカラム率いる教団の末裔たちが現れ、博士を殺し、「エデンの果実」を奪い返します。
ソフィアは殺された父を前に、彼らへの復讐の念を抱くのでした。

ざっくり説明するだけでも気になるワードがあちこちに散りばめられていますね・・・
ゲーム未プレイの方は、本編の最初に流れる映画の世界観を解説してくれている字幕(『スター・ウォーズ』かと思った)と、ソフィアがカラムにアサシン教団とテンプル騎士団の過去を話しているシーンをしっかり観れば大筋は理解できると思います。

「退行」シーンは、まるでゲームをプレイしているような映像


設定が斬新でなかなか面白いですよね。
タイムスリップものはたくさんありますが、過去と現代を何度も行き来しながら、過去の世界を追体験し戦うというのは面白い世界観だなあと思いました。

映像の演出ですが、現代と過去の世界観の違いを出すためか、「退行」している世界は妙にCG感が強く、映像のコントラストがはっきりしていて、ゲームの中にいるような錯覚を味わいました。

さらにアクションシーンも、接写だったり俯瞰だったりと、ゲームを実際にプレイしているような感覚を味わえます。
アクションはスピード感があり、本当のゲームをプレイしているよう。
壁をつたったり、飛び越えたり、ド派手なパルクールも印象的でした。
特にカラムが2回目の「退行」をしたシーンのアクションが派手で勢いがあって、のめり込んで観てしまいました。

カラムが「退行」しているシーンは、カラム(アギラール)の視点で進んでいくので、没入感があり、より過去の世界を楽しめる構成になっています。
数々のパルクールもこちら側の視点で映し出されることが多く、高いところから飛び降りるシーンなんかはヒヤヒヤしてしまうほどでした。

深く掘り下げないキャラクターに逆に興味がそそられる


『アサシン クリード』の世界観やキャラクターは中二心をくすぐりますね〜!
ゲーム原作らしい凝った衣装や武器なんかも、かっこよくて、そわそわします(笑)

ただあまり登場するキャラクターにフォーカスしていかないので、謎が深まることが多かったです。
アサシン教団とテンプル騎士団の過去からの関係性や、「エデンの果実」というものはなんなのか、というストーリーが観客に伝わるように作られていますので、キャラ萌えのポイントは少ないですね。
でもそんなミステリアスな感じが逆に惹かれますね。

公式サイト」の「相関図」「用語集」をみてから映画を観ると倍楽しめると思います。
ネタバレはないですが、ほぼほぼ映画の世界観はさらえるので、オススメです。

マイケル・ファスベンダーの肉体美、そしてアクションがすごい


えー実は、まさか本作の主演であるマイケル・ファスベンダーが『スティーブ・ジョブズ(2016)』のスティーブ・ジョブズ役だったとは夢にも思いませんでした。というか忘れてた!
マイケル・ファスベンダーってどっかで聞いたことあるんだよね〜なんの作品だったっけな、と検索し、驚愕。
えっ、全然雰囲気違う!すげえ!

『スティーブ・ジョブズ(2016)』では、あの孤高の天才スティーブ・ジョブズ本人かと見まごうほどの熱演っぷりに感服しました。
今作ではどこにでもいる普通の男性が、やがて教団のトップだった祖先の意思を受け継いでいくまでの演技の変わりっぷりがとてもよかったです。

さらにその肉体美も素晴らしい!むっきむき!
武器や道具を使って、次々と敵をなぎ倒していく華麗なアクションも見所ですね。
激しい接近戦も素晴らしい。特に彼が繰り出す蹴りは伸びやかで、勢いがあってカッコよかったです。

良かった点


・ゲームをプレイしているようなアクション
・ゲームの世界観を楽しめる映像


ゲームに沿った実写化という感じで、かなりクオリティが高いと思います。
その世界観が丁寧に描かれていますし、ゲーム未プレイでも楽しめるようにストーリーの補足がしてあるのは良かったです。

悪かった点


・ストーリーやキャラクターの掘り下げが薄い

ストーリーが重厚で壮大な作品だからこそ、2時間でまとめ上げたのはさすがですが、やっぱり突然吹っ飛ぶストーリー展開は謎でしたね。
主人公のカラムは「ポン引き(客引きのようなもの)」を殺しただけなのになぜ死刑になってしまうのか?とか、カラムとソフィが突然よろしい雰囲気醸し出してたりとか。
気になる・・・これはもしかしてゲームをプレイしとろいう壮大なダイレクトマーケティングなのか!?

まとめ


ゲームの世界観を存分に楽しめるアクション映画。
原作のゲームを未プレイでも面白かったです。

続編に関しては今の所公式発表がありませんが、ラストでは続編を匂わせる終わり方だったので、どうなるか楽しみですね。

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