ダニエル版007シリーズの全てにつながる物語『007 スペクター』

首を長くして待っていた…この日が来るのを!!!!
11月28日に先行放映で「007 スペクター」鑑賞してきました!!
いやー公式ツイッターを毎日眺めてはソワソワしていましたが、ようやく観られて嬉しいです。

9493ea4e2b7486a3f210b8c35f95bc4665ca6bbe-2

川崎の109シネマズで、IMAX版を鑑賞。

S__10993687

入り口のボンドとマドレーヌがかっこいいですね。

あらすじ



ボンド(ダニエル・クレイグ)は、少年時代の思い出が詰まった生家“スカイフォール”で焼け残った写真を受け取る。
彼はM(レイフ・ファインズ)が止めるのも無視して、その写真の謎を解き明かすため単身メキシコとローマを訪れる。
死んだ犯罪者の妻ルチア(モニカ・ベルッチ)と滞在先で巡り合ったボンドは、悪の組織スペクターの存在を確信する。(シネマトゥデイより)


ボンドがついに自身にとっての敵に出会います。
「スペクター」という組織は007シリーズではお馴染みのボンドの宿敵。
今回は30年以上ぶりの登場ということで、シリーズの長年のファンの方はさぞかし楽しみにされていたのではないでしょうか!

感想


ダニエル版ボンド大団円、という感じで、スカイフォールとは打って変わってハッピーエンド感満載でした。
全てが丸く収まってた。
けれど画面からはどことなく重い空気が流れていて、ダニエル版007シリーズのあの質量を感じる空気感は継承されています
監督も前回に引き続きサム・メンデス

ちょっと綺麗に収まりすぎて、ダニエル版ボンドはこれで終わりなんじゃないかという寂しさも感じましたね。
特に最後にマドレーヌと一緒に車に乗って去っていくシーンなんか。

これ、シリーズ観てなくても楽しめると色んな配給会社が売り込んでいるけど、正直最低でもダニエル版3作(カジノ・ロワイヤル、慰めの報酬、スカイフォール)は見ておかないと、話の意味がわからない以前にスペクターという作品の世界観や、面白味が解りづらいような気がします

毎度お馴染みオシャレなOP


007シリーズ恒例のオープニング映像、私はスカイフォールと一二を争うくらい好きです。
というか歌が好き。サム・スミスめっちゃいい声。歌詞と曲調がマッチしてて、すごく好みでした。
タイトルにもある「writing's on the wall」というのは聖書のお話が語源で、「不吉な前兆」という意味があるんだそうです。
ここなっち「それが運命だから」って訳してました。
相変わらず日本語のチョイスかっちょええわ。

見ていてハラハラするアクションシーン


これも007シリーズに欠かせないアクションシーン
今回はここ!って一箇所に重点的に絞っているのではなく、あちこちに目を見張るアクションの数々がちりばめられてました

インパクトあるのはやはり後半のオーベルハウザーのアジトが大爆発するシーンですが(これは実際に建物を爆破させていて、ギネスブックにも「映画史上最大の爆破シーン」として認定されています)、接近戦大好きな私は最初のヘリコプターでの戦闘がお気に入りです。

また、Qのラボから盗み出した(笑)、アストンマーチンでのカーチェイスも見もの。
「ゴールデンフィンガー」と似たような仕様になっていて、後ろから火炎放射したり銃が打てたり(今回は弾切れでしたが)、シリーズファンにはたまらない演出がちらほら。
最後に運転席から吹っ飛んでいったジェームズのスマートな順応ぶりに笑えます。

2人のボンドガール


公開前から話題になっていた歴代最高齢のボンドガール、モニカ・ベルッチ
どんな風にボンドと絡むのか楽しみにしていたのですが、思ってたより出演時間が短かった…
ボンドと一晩過ごして、スペクターの情報提供して、おしまい。

えっ、終わり!?嘘だろ!
そのあと殺されちゃうのかな…とソワソワしてたけど、結局最後まで出てこず。
あんなに推してたから、もうちょっと本編に絡むと思ってたんだけどな〜。

そして、楽しみにしてたレア・セドゥ
彼女は「ミッション:インポッシブル ゴーストプロトコル」に重要人物役で出ていたので、とても覚えていました。
こんな形で再会できて嬉しかった〜!
あの時は髪も長くて、ウェーブかかってて、可愛い系だったのにすっかり大人美人さんになってしまって…。

そして女性らしいスタイル。ヒップラインが色っぽいのなんのって。
奇抜なドレスがとても似合ってた!!
ボンドも恋しちゃうよな。

最初はボンドを警戒しているのだけど、一緒に過ごして、数々の修羅場を乗り越えていくうちに心を許していく、そしてボンドも寄り添ってゆく・・・どことなくヴェスパーと似たような雰囲気を持っていました。

ボンドファミリー


今作の見所の一つと言っても過言ではない、MI6の面々の活躍。
今までももちろんボンドのことをサポートしてきましたが、こんなに団結して行動している彼らは見たことがありません。
MI6の解体からチームの絆を描いているのは、「ミッション:インポッシブル ローグネイション」を思い出さずにはいられません…たまたまストーリーが被っちゃったんだろうと思うのだけどね。

そしてQどうしたんだQ。
今回ものすごい活躍っぷりでしたね!!
Qってやっぱり人気なのかな?
スカイフォールからイメージすると、基本的に本部に引きこもって仕事している人なんだろうなと思っていたのですが、今回かなりアクティブに行動していましたね(笑)
ボンドの行方をくらませようとしたり、わざわざ雪山まで追っかけて危険を伝えたり。
ボンドを慕うゆえなのか・・・。

監視をまいたシーンとか、あっ一応MI6の人なんだ、とちょっと感心してしまった(笑)

殺しの許可証・殺さずの許可証を持つ男、ジェームズ・ボンド


ダニエル版3作では常に"復讐""任務"の狭間で悩む姿が強く描かれていたボンド。
ボンドという人間の心の中を深く掘り下げているのも特徴ですよね。

前作「スカイフォール」からさらに磨きをかけて、スマートで硬派な007でした。
今作で、「カジノ・ロワイヤル」から「スカイフォール」まで、ボンドに降りかかった悲劇の全ては「スペクター」のボスである「オーベルハウザー」(ボンドの義兄)が裏で糸を引いていたということが判明します。
こんな展開ずるい!!!最後のすべての元凶は義兄で、その義兄もボンドの存在を疎ましく思い続けていた…。
裏の裏をかいた復讐劇。

そして最後のシーンもグッときましたね。
オーベルハウザーの目の前で弾丸を捨てて、「弾切れだ」と一言いい、去ってゆく。
あくまで任務、自分勝手な殺しはしないのです。
ヴェスパーの恋人を追い詰めるシーンを彷彿とさせました。

ここは作中でMがCに言い放つ「殺し屋には殺す許可証も殺さずの許可証もある」というセリフに倣っているのかな。
機械にはターゲットの瞳の奥までは探れない、ということですな。
渋い、渋くて最高にクール。

まとめ


1日時間をおいて改めて思い出しながらこの感想を書いていたのですが、なんだかじわじわと寂しさが募っています。
別に悲しい話でもないし、あんなにド派手にやらかしているのに(笑)

恐らくストーリーがあまりにも「カジノロワイヤル」からのシリーズを綺麗にまとめてしまっているからなんでしょうね。

ボンドが007としてその地位を確立しつつも、一方で心の底では愛する人々を失った孤独と当て所ない復讐の念に苛まれ続けた日々。
彼にとっては007という仕事が、ある意味救いになっているのかもしれないですね。

最後のメインテーマに乗せてボンドカーで走り去っていくシーンが、まだ目の裏に焼き付いています。

【Amazon.co.jp限定】007 スペクター ブルーレイ版スチールブック仕様 (DVD特典ディスク付き)(特製ポストカード付き) [Blu-ray]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2016-04-06)
売り上げランキング: 1

007/ダニエル・クレイグ ブルーレイコレクション(3枚組) [Blu-ray]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2015-10-07)
売り上げランキング: 72

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で

シェアしていただけると励みになります!

フォローはこちらから!

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)